2009年3月30日 18時40分更新
改装のため去年12月から休館していた県立美術館の工事が終わり、4月1日から再び展示が始まるのを前に、新しくなった展示室などがマスコミに公開されました。
岡山市天神町の県立美術館は昭和63年に建てられ、展示室の壁やパネルが老朽化したりトイレが障害者や子ども連れに使いにくかったりしたことから、去年12月から休館して改装工事が行われていました。
30日は、新しくなった館内がマスコミに公開され、このうち展示室の壁やパネルはこれまでの濃い灰色から白い色に替えられたほか、作品を照らす照明が明るくなり作品が見やすくなりました。
また、地下1階のトイレは、障害のある人でも使いやすく改修されたほか、乳児のおむつを替える台などを備え付けた新しいスペースも作られました。
新しくなった県立美術館は4月1日から一般に公開され、吉備中央町出身で京都の東福寺の庭などを作成した重森三玲のスケッチや写真を紹介する特別展などが行われることになっています。