現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

「昭和」といえば何を思い浮かべますか… 全国世論調査(2/2ページ)

2009年3月30日17時18分

●昭和と聞いて最初に思い浮かぶこと(9項目から選択)

 1位「高度成長」36%、3位「バブル景気」16%。合わせると50%を超えた。経済的に豊かさが増したという印象が強いようだ。高度成長は40〜60代では4〜5割、バブル景気は20〜40代で3割近くに達した。自ら経験した好景気を思い出す人が目立つ。

 政治や暮らしを大きく変えた「戦争」は25%で2位にとどまった。4位の「原爆」(5%)と合わせても30%。ただ、70歳以上に限ると57%が戦争を挙げた。戦争体験者の減少が昭和のイメージを変えつつあるようだ。

 ほかは「東京五輪」5%、「石油ショック」「大阪万博」「新憲法」が各2%、「公害」1%だった。

●戦前・戦後の昭和と平成はどういう感じの時代か(8項目から二つ選択)

 上位3位までを見ると、戦後の昭和は「活気のある」「進歩的」「動揺した」と、肯定的なイメージが先行。戦前の昭和は「保守的」「暗い」「動揺」で対照的だ。

 その戦前の昭和より、平成の方がさらに否定的イメージが強い。「動揺」「沈滞」「暗い」が上位に並び、中でも「動揺」「沈滞」は平成の方が多い。平成に入り不景気が長く、世界同時不況で先の見えない現状の反映だろう。

 今回と同じ質問をした1968年の世論調査(面接)では、戦後の昭和は「進歩的」43%、「明るい」32%、「活気のある」23%だった。調査方法が違うため単純な比較はできないが、今回は「活気のある」が57%と2倍以上に増えている。昭和を古き良き時代として懐かしむ気持ちが広まっているのかもしれない。

●45年に終わった戦争の責任

 「きわめて重い責任」と「重い責任」を合わせると、軍部が81%、政治家が78%に上る。続いて報道機関51%、天皇33%、国民9%だった。

 天皇については「ある程度の責任」44%を含め、計77%が何らかの責任はあるとみる。「責任はない」は18%。

 天皇について年代別に見ると、「きわめて重い責任」が20代で21%だが、70歳以上では9%。逆に「責任はない」は20代が12%に対し、70歳以上は24%だった。(敬称略)

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム
キーワード:

関連リンク


朝日新聞購読のご案内