この川舟は倉敷天領ライオンズクラブが25周年記念事業として去年10月に倉敷市に寄贈したものです。川舟流しのイベントには多数応募のあった中から渡辺弘一さんと倉永美香さんの倉敷市出身の新郎新婦が選ばれました。2人はこの日、故郷に戻って阿智神社で結婚式を挙げました。新婦を乗せた川舟はライオンズクラブの会員や大勢の観光客に見守られながら、新郎の待つ今橋前へゆっくりと進みました。倉敷天領ライオンズクラブには現在、28人の会員がおり、毎年、献血活動や図書の寄贈を行うなど奉仕活動に励んでいます。川舟流しのイベント前には倉敷公民館で記念式典も行われ、倉敷市の伊東香織市長らおよそ130人が参加して認証25周年を祝いました。
ミズアオイは絶滅危惧種に指定されている希少な植物で、自生が確認されているのは、県内では倉敷市加須山の倉敷川のみとなっています。その貴重なミズアオイを増やそうと倉敷市自然史博物館友の会のメンバーや地域の人たちおよそ60人が参加して、およそ150平方メートルの湿地に種をまいていきました。去年はジャンボタニシやヌートリアの被害にあい、花を咲かせることができなかったため、倉敷市自然史博物館友の会では、ジャンボタニシの駆除を例年以上に行うなど早めの対策を計画しています。きょうまいたミズアオイの種は1週間ほどで芽が生え、順調に育てば、9月中旬ごろには、青紫色の可憐な花をつけるということです。
清掃活動を行ったのは、フィッシングチームメバリング in Okayama です。メンバーの家族や友人も参加し、20人が渋川海岸とその周辺およそ1kmにわたってゴミを拾い集めました。この清掃活動は、釣りのスポットをきれいに使用していく機運を高めようと、こちらのフィッシングチームが初めて計画しました。メンバーによると、最近では釣りの愛好家のマナーも良くなっており、釣りのスポットで放置されるゴミの量は減ってきているそうです。それでも海岸の岩場などには放置された釣り糸などがありました。この日多く見られたのが、通行人が道端にポイ捨てしたと思われる空き缶 や タバコの吸殻でした。メンバーは、想像よりも多くのゴミがあることに少し戸惑いながら、2トントラックいっぱいのゴミを集めました。この清掃活動の模様は後日KCTワイドで詳しくご紹介します。