海上自衛隊の新型潜水艦「そうりゅう」(2950トン)の引渡式が30日、神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で行われ、防衛省などの関係者約300人が出席した。
補助エンジンとして大気中から酸素を取り込む必要のない「スターリング機関」を搭載した新型鑑の1番鑑で、全長84メートル、幅9・1メートル。建造費は約600億円。平成19年12月に進水し、同造船所で艦内装備を整えていた。
そうりゅうは、防衛省への引き渡し後、広島県呉市の第1潜水隊群に配備される。