2009年3月30日 12時43分更新
将来のタカラジェンヌを養成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で、きょう、合格発表が行われ、難関を突破した40人があこがれの舞台への第一歩を踏み出しました。
合格発表は、きょう午前11時から行われ、在校生が、掲示板のリボンをほどいて、合格者の受験番号を示しました。
受験生や家族から歓声が上がり、合格した人たちは、涙を流しながら、家族と抱き合ったり、携帯電話で報告したりしていました。
ことしの試験では、将来性に期待して面接を重視したことから5年ぶりに受験者の数が1000人を超え、全国の15歳から18歳の1106人の中からおよそ28倍の難関を突破して、40人が合格しました。
合格した東京都の松尾亜紀さん(18)は、「今まで生きてきた中で一番幸せです。見た人に感動を与えられるタカラジェンヌを目指します」と涙を流しながら話していました。
入学式は、4月18日に行われ、新入生は2年間、声楽やバレエのレッスンを受けて、夢の宝塚の舞台を目指します。