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『BIG3』“たけし”のひとり勝ち現象が起きている

●テレビ局の大リストラの嵐が吹く中で…

 深刻な広告不況の影響で、番組制作費の大幅カットが加速しているテレビ界。それまで高額ギャラを誇っていた大物のリストラも始まり、首筋が寒くなってきたタレントが増えてきている。

 そんななか、ひとり安泰なのがビートたけし(62)。先日は疲労から高熱を出してダウンし、番組収録を延期したほどの多忙ぶりで、レギュラーが増えているからすごい。

 現在、「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ)、「情報7days ニュースキャスター」(TBS)、「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)など計7本のレギュラーを抱え、改編特番にも引っ張りダコ。4月からはTOKIO・国分太一とコンビを組む新番組「たけしのニッポンのミカタ!」(テレビ東京)がスタートする。

 かつて、たけしを含めて「お笑いビッグ3」といわれた明石家さんまは、レギュラー番組の視聴率が軒並みダウンし、肩叩き候補として名前が挙がっている。同じくタモリは、昨年10月スタートの「エチカの鏡」(フジ)がイマイチな上、「笑っていいとも!」(フジ)の司会降板もウワサされている。

 たけしも、さんま、タモリと同じくギャラは1時間500万円と高額だ。それでも、“ひとり勝ち”しているのはどうしてなのか。

「今やたけしは“普通の芸人”ではありませんからね」と、放送評論家の松尾羊一氏はこう続ける。

「たけしは司会がうまいわけでもないし、しゃべりが抜群に面白いわけでもない。それでも重宝されるのは、黙っていても大物感が漂っていて、“絵”になる存在だからです。政治や文化や教養といった分野の話題をマジメに話せるし、逆にチャカして笑うこともできる。そうかと思えば、いまだにお笑い番組に顔を出してバカもやる。そうした本当の意味でのバラエティーな存在だから、今の厳しい時代でも受け入れられているのです。爆笑問題の太田光も同じような路線を歩んでいますが、まだまだたけしには及びません」

 そんなたけしに比べると、マニアックなキャラのタモリ、おネエちゃんネタが多いさんまは興味の範疇(はんちゅう)が狭い。

 もっとも、たけしの事務所はお騒がせタレントの山本モナや売れない芸人をたくさん抱えていて、たけしが必死に稼いで支えなければいけない事情もある。体調にはくれぐれも用心を。

(日刊ゲンダイ2009年3月27日掲載)


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