29日午前11時ごろ撮影された北朝鮮・舞水端里のミサイル発射施設の衛星写真。中央の発射塔手前に長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられるミサイルが設置され、地面にはその影も写っている(デジタルグローブ・ISIS提供・共同) 北朝鮮発射台のミサイル確認 米研究機関、衛星写真で【ワシントン29日共同】米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)は29日、北朝鮮・舞水端里のミサイル発射施設で、ミサイルが発射台に設置されていることを衛星写真で確認したと発表、写真を公開した。 発射準備に向けた動きが伝えられてから、公開された写真でミサイルが確認されたのは初めて。 写真は現地時間の29日午前11時(日本時間同)ごろに撮影され、発射塔の手前に、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられるミサイルが写っている。ミサイルは先端に行くにしたがって細くなっており、発射塔から少し離れた状態で設置されている様子が、地面に落ちる影から確認できる。 ISISはミサイル設置後の26、27両日に米国の民間商業衛星を利用して撮影した衛星写真も公開してきたが、いずれもミサイルははっきりと確認できない状態だった。ISISは「北朝鮮はミサイルに覆いをかぶせていたとみられる」と指摘している。 【共同通信】
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