社民党の福島瑞穂党首が29日、行橋市のショッピングセンター前で街頭演説して、民主党の小沢一郎代表の政治資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に触れ「小沢代表は説明責任を尽くすべきだ。企業献金は禁止すべきだが、麻生太郎首相は『悪ではありません』と繰り返している」と民主に注文をつけ、自民を批判した。
衆院選福岡11区(京築、田川市郡)の社民党立候補予定者の応援で行橋市を訪れた。福島党首は更に「小泉政権下、製造業でも派遣(労働者の就労)を可能にしたが、不況になった途端、派遣社員をたたき切っている。今国会に労働者派遣法の抜本改正案を出したい。次期衆院選は自民では駄目。民主でもちょっと危ない。社民をお願いします」と訴えた。
〔筑豊版〕
毎日新聞 2009年3月30日 地方版