二階氏側立件、最終協議へ 西松の事務所提供疑惑で特捜部西松建設側が二階俊博経済産業相の関連政治団体に事務所を貸与し、個人献金を装い家賃を補てんしていたとされる疑惑で、東京地検特捜部が、他人名義での献金や収支報告書の虚偽記載など政治資金規正法違反の疑いが強いとみて、献金の名義人となった社員らの参考人聴取に一斉に乗り出したことが29日、同社関係者の話で分かった。 特捜部は近く、二階経産相側の関係者からも事情聴取を開始。立件に向け最高検などと協議し、最終的に判断する。 西松建設の政治献金をめぐり、特捜部は24日、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書を同法違反罪で起訴している。 二階経産相側に事務所を貸与していたのは、西松建設OBが社長を務める建設コンサルタント会社オーエーエンジニアリング(東京都港区)。 西松建設関係者によると、オーエー社は1999年ごろから、大阪市西区にあるマンション1室を二階経産相の関連政治団体「関西新風会」に事務所として貸与、年間約280万円の家賃を受領していた。 【共同通信】
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