広島市南区に完成したマツダスタジアム(新広島市民球場)で29日、300人規模の防災訓練があった。市や市消防局、広島県警が開き、住民100人も協力した。
震度5強の地震が発生し、観客がけがをした―との想定。参加者は万一の事態に備え、通報や応急処置、避難誘導の手順などそれぞれの役目を真剣な表情で確認した。球場内にできた食糧、毛布などの備蓄倉庫と防火水槽の見学会も催された。
【写真説明】新球場で初めて開かれた防災訓練