最終更新: 2009/03/30 00:50

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北朝鮮「ミサイル」発射 米海軍第7艦隊のイージスBMD艦2隻が出港 米軍も準備進める

北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、28日朝から、迎撃用のミサイルを搭載したイージス艦が移動を始めた。
海上配備型迎撃ミサイル「SM-3」を搭載した海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」が28日朝、長崎県の佐世保基地を出港した。
また、「きりしま」も、神奈川県の横須賀基地を出港した。
「こんごう」と「ちょうかい」は日本海に展開し、ミサイル迎撃の構えを見せる一方、「きりしま」は太平洋で経路の分析などを行う。
また、地上から迎え撃つ「PAC-3」は首都圏への配備が進み、29日早朝には秋田、岩手へ向けて出発し、これで自衛隊の展開はほぼ完成する。
一方、アメリカ海軍第7艦隊のイージスBMD艦2隻が28日、相次ぎ出港した。
原子力潜水艦が佐世保基地に立ち寄るなど、アメリカ軍も着々と準備を進めている。
北朝鮮が強気の姿勢を崩さない中、日米韓の6カ国協議首席代表がワシントンで会談した。
斎木アジア大洋州局長は「(北朝鮮の発射行為は)国連の安保理決議に違反する行為であると、この点についてはアメリカも韓国も同じ認識でありますから。われわれはこの問題を直ちに安保理に取り上げる」と語った。
日米韓が足並みをそろえる中、ロシアも27日、外務次官が「この打ち上げは控えた方がいい」と発言するなど、姿勢を変えつつある。
ミサイル発射は早ければ4月4日で、ちょうど1週間後となる。

(03/28 18:35)


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