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最終更新:2009年3月28日(土) 17時11分

貧困や労働問題考えるイベント開催

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 雇用情勢が厳しさを増す中、東京で派遣切りにあった労働者などを支援し、貧困や労働の問題を考えるイベントが開かれました。

 「反貧困フェスタ2009」は、年末年始に実施された「年越し派遣村」に参加した市民団体や労働組合などが企画したもので、去年に続き2回目の開催となります。

 会場となった東京・千代田区の中学校の校庭では、生活に苦しむ人を支援しようと生活相談や炊き出しが行われ、年度末を前に派遣切りにあった労働者などが大勢集まりました。

 「寮に入っていたんだけど、追い出されて今はホームレス。みんな食べるところも住むところもないから、感謝しているんじゃないか。(Q.今一番望むことは?)早く布団で寝たい、それだけです」(今月中旬に派遣切りにあった男性)

 また、午後から行われたシンポジウムでは、自動車工場で働いていた元派遣社員の男性が、「5年間同じ仕事をしていて会社には直接雇用義務があるのに解雇された」と訴えたほか、雇用保険を受給できない失業者や退職を強要された正社員からの訴えが相次ぎました。(28日15:54)