都城市は、予防接種業務を委託している市内の民間病院で、小学生4人(11‐12歳)に規定量の5倍の0.5ミリリットルのジフテリア破傷風2種混合ワクチンを誤って接種した、と発表した。2人が腕の接種部位が腫れたという。
市によると、誤接種があったのは昨年11月13日と同12月13日。接種するワクチンや量を看護師2人が勘違いしたという。
病院から接種記録を受け取った同市の子ども課もミスに気付かなかったが、今年3月21日に同じ病院の別の看護師が誤りに気付いた。
同市では誤接種が相次ぎ、2006年9月以降で6件目となる。
=2009/03/29付 西日本新聞朝刊=