ダライ・ラマにスパイ網 コンピューターの情報盗む【ニューヨーク28日共同】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世とかかわりのある外国公館などのコンピューターに不正にアクセス、情報を盗み取る大掛かりなスパイ網が存在していることが、カナダのトロント大のチームの調べで分かった。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が28日報じた。 侵入システムの多くは、チベット独立に反対する中国を拠点にしていた。中国の公的な関与があるのかどうかは不明。在ニューヨークの中国総領事館は同紙の取材に「中国政府はサイバー犯罪を厳しく禁止している」と関与を否定している。 同紙によると、侵入されたのはチベット亡命政府のあるインドやニューヨーク、ロンドンにあるチベットの亡命センターのほか、ワシントンのインド大使館などのコンピューターで、103カ国の計1295台に上った。ダライ・ラマ側がトロント大のチームに調査を依頼していた。 【共同通信】
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