ロボットに触れ合うユニークなイベント「ロボティクスTOWN小倉」が28、29日の両日、小倉北区のJR小倉駅など周辺4会場で開催される。人型ロボットのアシモやテムザック(小倉北区)製の女性のような形をしたテムザック4号、北九州高専(小倉南区)学生手作りのロボットなど約30台がパフォーマンスを繰り広げる。
北九州市の緊急経済対策事業の一環。「ものづくりの街北九州市」を市内外にPRするとともに、都心部のにぎわいづくりが目的だ。
28日午前11時から、JR小倉駅JAM広場でオープニングセレモニー。テムザック4号がくす玉を割って幕開けし、北九州高専のヘビ型ロボットや二足歩行ロボットが次々と登場、来場者に操作してもらう。アシモの出番は29日で、サッカーボールのキックやダンスを披露する。
井筒屋本店では、北九州市立大学の山本郁夫研究室が開発した鯛ロボットを展示。水槽内を尾びれを振って本物の様に泳ぐ姿を観覧できる。同店では両日午後2時から、ロボット工作教室が開かれる。定員は10人。参加料は1450円。
リバーウォーク北九州や勝山公園でもロボットショーなどのイベントが予定されている。
北九州高専2年の隅野将来さん(17)は「ロボットの楽しさを多くの人に知ってもらいたい」と話している。
実行委員会事務局=093(582)2502。
=2009/03/27付 西日本新聞朝刊=