選抜高校野球6日目のきょう、中国地区代表の倉敷工業高校は、東海地区代表の中京大付属中京高校と対戦しましたが、6対5で敗れ準々決勝にコマを進めることはできませんでした。
試合は、午前11時50分から開始しました。34年ぶりに選抜で甲子園の土を踏んだ倉敷工業。2回戦の相手は、34年前の選抜で球史に残る死闘を繰り広げた相手と同じ中京高校。後攻めの倉工は、エース山崎の起ち上がりを攻められ、6対1と突き放されるものの6回裏に4点を挙げ1点差まで追い上げましたが、中京の攻守に阻まれ、あと一歩およびませんでした。34年ぶりの選抜でみせた活躍を今後の倉工野球につなげていってほしいものです。
倉敷市の将来像への指針となり、地域づくりの基本である「総合計画」の策定に向け、素案づくりの段階から市民に意見を求めるための事前説明会が、きのう(26日)から始まりました。
市民事前説明会は5日間連続で市内5地区で開かれます。初日の会場となった玉島文化センターには、街づくりや行政に関心のある地域住民およそ20人が参加しました。倉敷市は平成12年に第五次総合計画を策定し、現在、後期基本計画に基づき行政運営を行っています。この計画は平成22年度で満了するため、倉敷市は来月から2年かけて次の総合計画を作る予定です。今までは行政主導で計画を策定してきましたが、今回は計画の素案づくりの段階から市民の意見を取り入れる考えです。説明会では計画策定に向けた流れがスライドで説明されました。倉敷市では、4月以降、70人から80人の市民を対象に座談会形式のインタビューを実施。その中で市民から理想の将来像や要望事項を800項目近くピックアップします。次に市民5,000人規模のアンケートを行い、800項目を100項目近くまで絞り込みます。さらに公募のあった市民でつくる委員会で審議を深め、2回目のアンケートを実施し素案を作ります。素案は最終的に有識者や専門家でつくる総合計画審議会で審議されます。倉敷市は昭和45年以来、これまでに5回の総合計画を策定していますが、幅広く市民の意見を取り入れるのは今回が初めてで多くの市民参加を呼びかけています。倉敷市では総合計画策定に向けた事前説明会を実施します。申し込みは不要でどなたでも参加できます。詳しくは倉敷市企画課電話086‐426‐3055までお問い合わせください。
今年度受賞したのは、故中村昭夫さん、松浦 節子さん、寺見 今貧子さんの3人です。中村昭夫さんは、写真家として倉敷の町並みを全国に紹介し、また、倉敷市伝統的建造物群等保存審議会の会長を務めました。中村さんは、去年2月に亡くなられたため表彰式では、妻 桂子さんが選考委員会の室山 貴義会長から表彰状を受け取りました。90歳になる松浦節子さんは、10年ほど前に自宅の外壁の改修などを行い60年以上美観地区に住み続けています。狭い路地に8軒あった家もいまでは松浦さんだけが町家を守り「ひやさい」の路地風景を今に残しています。寺見 今貧子さんは、江戸時代の代官陣屋の郷宿の家屋を受け継いでいます。台風被害に遭い、解体を考えたそうですが以前の姿を残しながら格調高い町家として復元しました。くらしきまちや賞の受賞者は、69人と1団体となります。
この催しは幼少期から環境問題に関心をもってもらおうと、倉敷市が初めて開きました。ライフパーク倉敷には応募した倉敷市内の親子7組15人が参加。CODのパックテストで水の汚れを調べました。参加者たちはあらかじめ自分の住む地域の川の水をペットボトルに入れて持ってきておりきれいな水と、川の水の汚れを比較しました。このほか、醤油や牛乳を2,000倍に薄め汚れ具合を調べました。講師を務めたのは倉敷市環境監視センターの剣持泰雄さん。洗剤や油、飲み残しのジュース、皿についた醤油などをそのまま流すことで川の水が汚れることを子どもたちに説明しました。また、埋蔵文化財センターでは古代人の暮らしぶりを学び環境について考えました。
黄色いワッペンは旧富士銀行が社会貢献事業として昭和40年から始めたもので、毎年、自治体を通じて全国の新1年生に贈られています。贈呈式にはこの春、倉敷東小学校に入学する5人の子どもたちも出席。みずほ銀行倉敷支店の井上祐一支店長が「ワッペンをつけることでドライバーや保護者に注意を喚起し、少しでも子どもたちの交通事故防止に役立てば」と話し、倉敷市の河田育康副市長に目録を手渡しました。黄色いワッペンには交通事故傷害保険がついており、ワッペンをつけた児童が万が一登下校中に事故にあった場合、最高50万円の保険金が支払われます。贈呈式では出席した5人の子どもたちが副市長と支店長らから左肩にワッペンをつけてもらい、交通安全への思いを強くしていました。倉敷市内ではこの春4,700人余りが小学校に入学する予定となっています。入学式は4月9日です。
倉敷南ライオンズクラブは、「相互理解で融和と協力」のスローガンのもと、水島緑地福田公園での清掃奉仕や都羅の小径健康ウォークなど地域の未来に貢献する事業に取り組んでいます。献血推進運動もそうした活動の一つで血液の安定供給を目的に14、5年前から行っています。岡山県赤十字血液センターによると血液の在庫が不足するのは、暑い時期と寒い時期、さらに、卒業、入学、転勤など、何かと忙しい年度末から年度初めで、倉敷南ライオンズクラブでは、毎年、年度末にあたる3月下旬に献血への協力を呼びかけています。献血車3台によって午前10時から水島支所で行われた献血推進運動には、およそ200人が訪れ、献血協力者へ、倉敷南ライオンズクラブから卵と瀬戸内学園の園生が手作りしたクッキーがプレゼントされました。