尾道の隠れた魅力を発掘できる新たなウオーキングコースができた。市や尾道観光協会などでつくる「市キラリわが町観光推進委員会」が、「ぷらっと尾道」の愛称で10コースを選定。8日にお披露目のイベントを開き、市民たちが従来の観光案内にはないコースを巡った。
JR尾道駅などを出発点とする全長3―9キロのコース。古い建物を中心にした「レトロ物語」や「井戸めぐり」「みかんロード」など、特色のある設定をした。65人の参加者は好きなコースに分かれ、ボランティアガイドの案内で市内に点在する井戸や銭湯、因島土生町の土生商店街、瀬戸田町のミカン畑などを訪れ、発見を楽しみながらまち歩きを満喫した。
参加者の要望を聞きながら内容を充実させ、今月下旬にも市内の観光案内所にルートマップを置く。尾道観光協会のホームページにも掲載する。
【写真説明】「レトロ物語」のコースで市中心部を訪れた参加者(尾道市三軒家町)
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