2009年 3月 28日
通行料金1000円で行楽地にぎわう
28日からETC利用者の高速道路通行料金の上限が1000円になる割引が始まり、行楽地は家族連れなどでにぎわいました。2年間行われるこの割引はETCを搭載した乗用車と二輪車が土曜・日曜・祝日に、地方にある高速道路を利用した際、通行料金の上限が1000円に値下げされるものです。岡山市の山陽自動車道吉備サービスエリアには、県内外から普段の週末の約1.3倍の利用客が訪れ、にぎわいをみせていました。この割引で香川県琴平町の金刀比羅宮は県外からの観光客で賑わっています。駐車場には、福岡や愛知県の三河など県外ナンバーの車がズラリと並びます。本州と四国を結ぶ瀬戸大橋は、今月20日から通行料金が値下げされていますが、土産物店では、28日の人出は、先週末を上回り、普段の週末の3倍以上に増えているのではと話しています。岡山・香川の高速道路では28日夕方までの時点では目立った渋滞は発生していません。

倉敷市で放火事件、無職の男逮捕
28日未明、倉敷市で材木店の作業場を全焼する火事があり、37歳の男が、放火の疑いで警察に緊急逮捕されました。逮捕されたのは、埼玉県生まれで住所不定、無職の小林幸紀容疑者(37)です。警察の調べによりますと小林容疑者は、28日午前0時ごろ倉敷市加須山の材木店、岡野木材の作業場にライターで火をつけたタオルを投げ込み、木造2階建ての作業場兼倉庫約500平方bを全焼させた疑いです。小林容疑者は、自ら放火したと110番通報したということで、警察の取り調べに対して、「仕事も住むところもなく、警察に捕まれば行き倒れにならないと思い、放火した」と供述しているということです。

2人がフグ中毒で入院
倉敷市のスーパーでフグを買って食べた2人が食中毒で入院していることがわかりました。このスーパーはフグ取り扱いの許可を受けておらず、未処理のフグを販売していました。食中毒の症状を訴えているのは倉敷市の60歳代の男性と、浅口市の40歳代の女性です。倉敷市保健所によりますと2人は27日、倉敷市玉島黒崎にあるスーパー、二軒屋商店で購入した未処理のフグを自宅で調理して、食べたという事です。医師の診察の結果、2人はフグによる食中毒である事がわかり、現在も入院していますが快方に向かっているということです。二軒屋商店は県条例に定められたフグ取り扱いの許可を受けておらず、保健所では二軒屋商店でフグを買った人に、絶対に食べないよう呼びかけています。

岡山市の政令市移行前にイベント
岡山市の政令市移行まであと4日です。政令市誕生を祝うプレイベントが岡山市で行われました。岡山城天守閣前に設けられたステージには岡山市のイメージキャラクター「ミコロ」と「ハコロ」が初お目見えしました。水と葉っぱの心を表した名前で、早速子供たちの人気を集めていました。会場では岡山を代表するまつりうらじゃ踊りが披露され、特産のきびだんごやさわら寿司などが販売されました。岡山市は4月1日以降、全国で18番目、中四国では広島市に次いで2番目の政令指定都市になります。また、ステージでは再来年に完全移行する地上デジタル放送をPRする地デジ大使も登場し、メリットを紹介していました。