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染色体傷つけずにiPS細胞作製、米の大学など成功

3月27日3時9分配信 読売新聞


 米ウィスコンシン大などが、人間の新型万能細胞(iPS細胞)を、もとの細胞の染色体を傷つけずに作り出すことに成功した。

 課題となるがん化の危険性を減らす成果だ。27日発行の米科学誌サイエンスに掲載される。

 iPS作りに必要な遺伝子をウイルスを使って体細胞に導入する従来のやり方では、染色体を傷つけ、がんを発症する恐れがある。

 ウィスコンシン大のジェームズ・トムソン教授らが、ウイルスのかわりに、プラスミドと呼ばれる特殊なDNAに遺伝子を組み込み、皮膚細胞に入れたところ、iPSができた。染色体を傷つけておらず、医療応用に向け、有望な作り方の一つになりそうだ。

最終更新:3月27日3時9分

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