2009年3月28日

桃太郎は鬼になれたか?

鬼瓦って、けっこう好きです。でも大きくて立派な鬼瓦ほど巨大建築物に取り付けられているので、たいていの場合は、よく見えません。上野にある東京国立博物館の本館に付けられているものは、ひとつくらい地上に展示してほしいものだと思ったりしてしまいます。鬼面をしていなくても「鬼瓦」と言うようなので、写真の「桃」も鬼瓦ということになりそうです。写真は、しだれ桜を見に行った栃木・太山寺の門に付けられているものなので、大きくはありません。この寺には桃の木すらなさそうですし、なぜ桃なのかは謎です。知りたいことがあるところには、きまって説明ボランティア爺々は棲息していないものですね。
鬼というのは、人間の究極の状態でもありそうです。なかなか「仕事の鬼」になることすらできないのが一般人かもしれません。WBCでのイチロー選手は、神がかりというような他力によるものではなく、自力で鬼となったと言う方が讃辞にあたると思うのですが、いかがなものでしょう、、、。
桃太郎というお伽噺の教えるところは、、、安いもの(きびだんご)で兵(猿と雉)を雇い、敵(鬼)から奪った宝物を独り占めにすべし!!ということでしょうか???(笑)

2009年3月27日

「さ」の蔵にあるは酒と幸いとぞ彷徨い人がさしすせそ

午後7時過ぎ、、、傘が必要なくらい雨も降ってきてしまっているのに、六義園に入りたい人達のながぁ~い行列ができていました。寒いのに!!雨降りなのに!!こんなに集客してしまうというのは、桜の花の魔力なのか、どこかのだれかの陰謀なのか?(笑)
とりあえず行列の中のひとりとなって中に入ったけど、桜の木の前は混んでいました。ちょっとだけ写真を撮って早々に引き上げることにしました。
文学史的(?)は、「花」と言えば「梅」だった時期もあるようなのですが、それは梅が遣唐使なんかと一緒に海を渡ってやってきた珍しい花だったからということがあるかもしれません。日本のあたりに暮らしていた人々にとって桜は、縄文時代やもっと前の石器時代や、もっともっと前の時代から喜怒哀楽をともにした花としてDNAに染みこんでいそうです。

2009年3月26日

すもももももも桃尻腿たぶ股違い

目覚まし時計が鳴ったという記憶もなくて、予定より4時間程遅れてのお出かけとなりました。今日は、東武日光線・新古河駅からのスタートで、花から花へと鼻をクンクンお花見ウォークです。新古河駅は、埼玉県北川辺町にあるので、三国橋で渡良瀬川を越えると茨城県となります。古河市は、言葉も殆どぺっぺぺっぺしていませんし、なんとなく茨城県ではないような気がしてしまいます。東京ではところにより雪も舞ったそうですが、、、冷たい風が強くて、平日ですし、だだっ広いだけの古河総合公園は寂しいものがあるかもしれないと危惧していましたが、着いてみると人がいっぱいで、きゅっきゅっと杞憂に終わりました。2000本あるという桃の花が満開でした(^^)
桃まつりの期間中は、土・日にはシャトルバスが運行しているようなのですが、平日なのでJR古河駅まで歩きました。JR線で小山へと移動です。徳川家康が「小山評定」と呼ばれる軍議を開いて石田三成討伐を決めたことから「開運のまち」というのをウリにしているようです。たぶんほとんどまったく有名ではないかもしれませんが、妙建寺にあるしだれ桜のしだれ具合が好きなので、毎年見に行っています。隣の須賀神社にお参りしてから小山駅へと戻り、今度は、JR両毛線で栃木へ移動しました。
四日前には一輪も咲いていなかった太山寺のしだれ桜は、もういっぱい咲いていました。遠目には満開のようにも見えるのですが、近づいてよくみれば半分くらいはまだ蕾なので、五分咲きくらいなのかもしれません。
千段あるという、あじさい坂の石段を登って大平山神社を経由し、東武日光線・新大平下駅から帰途につきました。

2009年3月25日

サムライって、寺でうろうろしていた人達ですか?

英語で"Samurai"と言うときは、微妙に「侍」とは違う意味になるのかもしれません。士農工商の「士」は、「武士」の「士」であって、サムライとはこれまたちょっと違う感じもします。
どこからか訊いた話では、、、SMAPのメンバーは一緒の飛行機や車で移動することをしないそうです。もし事故が発生すれば所属事務所にとっては大損害になるので、当然の危機管理なのでしょう。それと比べたら、、、WBC出場選手をチャーター機ひとつで日本へ帰ってこさせるというのは、いかがなものなのでしょう?あっソウさんのポケマネで30機ほどチャーターするべきだったと思います(笑)
織田信長とか徳川家康は、"Samurai"だったのでしょうか?水戸の黄門様は?助さん、格さんはサムライ?それともボディーガード?ただの地方公務員?
さてさて今日は、水戸黄門ゆかりの大名庭園とされる小石川後楽園へと行きました。しだれ桜は、六義園にあるほどの迫力はないものの、こちらは数では勝っておりました。もう満開に見えました。残念なことに到着して間もないうちに雨が降ってきてしまいました。
ソメイヨシノの東京での満開は、31日という予想になったようですね(^^)

2009年3月24日

花咲爺さんは長生きしたのか?

昨夜は、夜桜を見に六義園へ行きました。土曜日の朝には、まだ咲き始めたばかりという感じでしたのに、2日とちょっとで七分咲きになっていました。この新陳代謝の速さでは本当に花の命は短くてになってしまいそうです。
染井吉野系は、どの程度まで開花が進んでいるのかは、まだ確認していません。今週はちょっと寒さが戻ってきているので、開花はゆっくりになるのか、それとも咲き始めたら止まらないものなのでしょうか???
わりと最近までよく分かっていなかったのですが、「染井吉野」は地名で六義園のすぐ近くでした。江戸時代のクローン技術で全国に広まった桜の品種なので、DNAがみんな一緒のため、同じ地域にあれば同時に咲くのだそうです。たぶん桃の花もよい時期になっているはずです。今週末は、お花見多忙ですね(^^)v

2009年3月23日

月の砂漠に吹く風は、馬耳東風なり

今朝の東天には下弦の細くなってきた月のすぐ近くに木星が寄り添うように見えていました。ガリレオ・ガリレイが木星の衛星を発見してからおよそ400年ですね(^^)

かなりの強風でしたので、雨が降っても風が吹いてもすぐに止まってしまうJR京葉線は、お約束のように動いていませんでした。なんとなくいつもより電車が混んでいるような気がするので、あたりをよく見回したら、、、今日から春休みなのか遊び格好をした若い子たちがいっぱいなのでした。東京メトロ・日比谷線で、もうまるっきりディズニーランドへ行くぜい!!という感じの男女10人くらいの塊が近くに乗っていたので、JR京葉線の乗換駅である八丁堀まで行かずに手前の茅場町で東西線に乗ってゆきなさいと教えてあげたのにリーダー格風なセイタカノッペリ草みたいな男の子がまったく理解できていない様子で、忠告も車内アナウンスも聞かずにみんな八丁堀で降りてゆきました。
新木場駅のJR改札前では、ディズニーランドへ行けない若い子たちであふれてました。有楽町線の車内でも繰り返し繰り返し京葉線が強風のため止まっていると言ってたのですが、、、。振り替え輸送で遠回りするよりも復旧を待っていることのほうが早いということもありますが、飛行機まで風によろめいてしまうくらいでしたから、どちらが正解だったのでしょう???

2009年3月22日

破壊と再生、死に逝く距離を駆け抜けろ!!

3回目にしてやっとお仕事がお休みの日と東京マラソンが開催日が一致しましたが、今日は栃木市・太山寺にあるしだれ桜を見にでかけました。雨が降り出すのと競争です。六義園のしだれ桜が咲き始めたばかりなので、こちらはまだ一輪も咲いていませんでした。昨年は4月3日に出かけて、ちょうど満開を少し過ぎたかなという頃でした。一昨年は、4月9日でまるっきり手遅れでしたので、3回目にしてやっと開花前の状態を見ることになりました。日光の虚空蔵尊にあるしだれ桜は、まだちょうどよい時に見に行けていません。
午後から雨にならなければ、茨城県古河市で桃の花を見るつもりでいましたが、後日のお楽しみとなりました。
先日は、新鹿沼駅前にあったいい感じにレトロな建物が破壊中で残念に思っていたのですが、今日は栃木市内で大きな煉瓦造りの煙突があったなにかの大きな工場だったようなところが、すっかり取り壊されて、広大な空き地になっていました。ショッピングモールになってしまうようです。吉田茂邸が全焼してしまったそうですが、、、まぁ存在していたことすら知りませんでしたけど、なくなってしまったと聞くと空しいものがあります。