三次市は27日、東酒屋町のみよし運動公園に完成する新野球場を報道関係者に公開した。広島県内唯一の全面人工芝の球場は、ほぼ完成し、工事関係者が最後の仕上げ作業に追われている。
両翼100メートル、中堅122メートルで、内外野を人工芝が覆う。内野席8000席。天然芝の外野席も8000人を収容する。ネット裏や砂かぶり席の最前列はグラウンドの選手とほぼ同じ目線で試合を観戦できる。
地下2階には、ブルペンのほか、雨天時の練習やフットサルなどにも使える縦横35メートルの多目的スペースを設置。地下1階にはシャワー付きのロッカールームなどがある。
市は4月25日に落成式を開く。6月17日には広島東洋カープと東北楽天ゴールデンイーグルスとのプロ野球公式戦がある。
【写真説明】<上>ほぼ完成した新球場。工事関係者が人工芝の仕上げ作業を進める <下>地下2階のブルペン(手前)。奥は雨天時の練習などに使える多目的スペース
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