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41歳妻の肝臓移植めざし募金活動 神戸市の会社員夫婦

2009年3月28日

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写真井戸俊子さん=井戸俊子さんを救う会提供

 重度の肝臓病のため米国での脳死肝移植を希望している神戸市灘区の井戸俊子さん(41)の渡航費や治療費計9700万円を集めようと、井戸さんの友人や知人が「井戸俊子さんを救う会」(吉田猛代表)をつくり、神戸市中央区のJR元町駅前で募金活動を始めた。

 夫で製造会社員の雅浩さん(44)によると、井戸さんは20歳で発症した白血病の治療のため、88年8月に同市立中央市民病院で骨髄移植の手術を受けた。その後、手術時の輸血が原因とみられるC型肝炎が見つかり、01年に肝硬変、03年に肝臓がんへ進行。05年に雅浩さんから生体肝移植を受けたがうまくいかず、臓器周辺の血管なども使える脳死肝移植が必要になった。

 現在はほぼ寝たきりで、容体が悪いため、早期に移植を受けられる米国での手術を主治医から勧められている。雅浩さんは「縁があって一緒になった妻に何とか生きてほしい。可能性があるならそれに賭けたい」と言う。募金の振込先は同会名義の三井住友銀行神戸駅前支店の普通口座7807122。問い合わせは同会(078・341・2335)へ。

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