二階氏政治団体立件で最終協議へ〜東京地検
「西松建設」の違法献金事件に絡み、東京地検特捜部は二階俊博経産相側の政治団体について、政治資金規正法違反での立件に向け、週明けにも最高検察庁と最終協議に入るもよう。
関係者によると、二階氏の地元の政党支部は、実際は西松建設からの献金であるにもかかわらず、個人名義を装った600万円の献金を受けていた疑いがあるという。
献金は、西松建設の社員ら60人の名義で5万円ずつ、銀行のATM(=現金自動預け払い機)から振り込まれ、1年に300万、2年で合計600万円が収支報告書に名前が載らない形で行われていたという。
二階氏はこれまでに「規正法に基づいた対応をしている」と疑惑を否定している。