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2009-03-08 チベット蜂起50周年
■政府高官の正体、河村官房長官が公表のワケ
警察マターの政府高官というと、どなたですか?
河村官房長官は、フジテレビの「新報道2001」に出演し、西松建設による違法献金事件は自民党側には波及しないとの見通しを示した政府筋が、漆間(うるま)官房副長官であることを明らかにした。
【公表の背景】捜査介入とも受け取られかねない発言が野党の標的になってきたことがある
◎河村長官は8日の番組出演後、記者団に「オフレコ懇談といえども、説明責任を果たさないといけない。いつまでも『オフレコだから知らない』で済む話かどうか、判断しなければならないと思った」と説明した。麻生首相からも7日夜、「副長官が説明責任を果たすべきだろう」と電話で指示を受けたことを明らかにした。
野党の標的化を回避…漆間副長官オフレコ懇談の氏名公表/読売新聞
身内の政府・与党内からも漆間氏の更迭論
政府・与党内でも「参院予算委員会での審議に影響が出る前に、漆間氏を更迭すべきだ」との声が出ている。与党幹部は「首相が9日にもスパッと更迭すべきだと思う。そうすれば素早い対応をしたことにもなる」と語る。政府・与党内から更迭論が出る裏には、首相周辺が「漆間さんは大した仕事もしていない。この際、代えた方がいい」と語るように、事務方トップとしての漆間氏の能力に疑問符がついていることもある。
■二階俊博に総額6千万円/西松建設の裏金、一対一で手渡しも
十数年間、総額6千万円
◎公表されている献金額は3年間で計838万円。実はこれが6千万円、その差額は資金報告書に計上してなかったことだ。パックリと犯罪容疑だね。
二階大臣、総額6千万円/裏献金疑惑 - ハートを撃て! - 楽天ブログ
二階経産相「全く知らない。なぜ、そんな話が出るのか」と全面否定
原資は同社が捻出した裏金で「(経産相側の政治団体などの)収支報告書には記載されていない」とも供述したとされる。政治資金規正法に違反する可能性もあり、特捜部は慎重に調べを進めている。
西松建設関係者は「経産相と一対一の場で渡したこともあった」とも供述
河村建夫官房長官「(二階氏は)適切に処理している。(本人が)心配ないということだからそれを信じている」
◎二階俊博経済産業相は6日午前の閣議後の記者会見で、西松建設からの献金事件に絡み二階派の会計責任者を近く東京地検特捜部が事情聴取する方針を固めたとの一部報道について「全然そんな話は聞いていない。届け出は政治資金規正法に基づいて正規のこととしてやっている」と述べた。
違法献金:会計責任者聴取報道…二階氏「聞いていない」/毎日新聞
さらに驚くべき疑惑が持ち上がった
◎西松建設の関係者が東京地検特捜部に「自民党の有力国会議員側に、10年以上にわたり総額6千万円前後の現金を渡していた」と供述したのだ。議員本人と一対一の場で渡したこともあったという。事実であれば全くの裏献金ということになり、より悪質だ。
◎闇はどこまで深いのか。そしてどこまで広がるのか。与野党ともに疑心暗鬼に陥っているのが現状だろう。景気対策や雇用など解決すべきことは山積しているのに政治が機能していない。国民にとってこれほど不幸なことはない。いいかげんにしてほしい。これ以上の政治空白はたくさんだ。
■チベット動乱から50年/「警察、多いね」「シッ!」厳しい情報統制
チベット動乱が完全に制圧された3月28日は「農奴解放記念日」⇒チベットの「偽民主改革」を宣伝
四川省の省都・成都/「公安」と書かれた車、迷彩服の警官が街を埋め尽くす
◎チベットへの旅行者の玄関口のひとつ、四川省の省都・成都でも、警戒が厳重になっている。成都中心部の武候祠大街にチベット人街がある。武候祠は、三国志の登場人物である劉備玄徳や諸葛孔明を祀(まつ)った祠(ほこら)で、四川大地震以前は外国人観光客も多かった地区。この界隈にいま、観光客の代わりに公安(中国警察)がひしめいている。
街に足を踏み入れると、「公安」と書かれたバス、トラック、ワゴン車などが、街の中通りを埋め尽くし、車中では職員が待機。ほかの通りも含めて数十メートルおきにパトカーがランプを点灯させたまま停車し、路上では5〜6人が組みになった迷彩服の警官が巡回している。警官隊が、飲食店ではないチベット人商店の店先を“占領”して食事を取る姿も見られる。チベット人に「警察、多いね」と話しかけると、「シッ!」と言って人さし指を口に当て、眉(まゆ)をしかめた。詳しい話を聞ける状態ではない。
“暴動”に備え、緊張高まる中国・成都──チベット民衆蜂起50周年まで秒読み/PJニュース
【チベット自治区ラサ】
当局は暴動の再燃に対する警戒を強めている
◎中国チベット自治区ラサで昨年3月に大規模な暴動が起きてから1年となるのを前に、中国当局は一部の外国メディアに同自治区での取材を認めた。現地は平穏を取り戻しているように見えるものの、1959年3月のチベット動乱から50年という節目を控え、当局は暴動の再燃に対する警戒を強めている。
◎中心部には武装警察が50〜100メートル間隔で立ち、24時間態勢で不審者に目を光らせている。巡礼者によると、武装警察は取材団が現地入りする直前に制服から私服での警戒に切り替えたという。
チベット:動乱50年 中国、暴動恐れ自治区厳戒…ルポ/毎日新聞
◎亡命チベット人を対象とするラジオ局「チベットの声」(電子版)などによると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で27日午後、チベット仏教の僧侶が宗教活動の弾圧に抗議して焼身自殺を図ったところ、警察当局に銃撃された。僧侶の生死は不明。
■オアシス/中国公演の許可取り消し、フリー・チベットがらみ
中国政府当局の指示で中止
◎英ロックバンドのオアシスは2日、中国で来月に予定していたコンサートを中止するとの当局の決定に当惑していると述べた。バンドは4月3日に北京、5日に上海でコンサートを予定していた。
オアシスは声明で「中国当局は、既にバンドに対して発行していたコンサートの許可を無効にし、北京と上海でのコンサートをいずれも直ちにキャンセルするよう命じた」と説明。こうした中国当局の行動には、オアシスもコンサートの主催者も当惑していると述べた。
◎バンド側はまた、主催者の情報として、中国当局による公演中止要求の理由について、メンバーのノエル・ギャラガーが1997年に米国で行われた「フリー・チベット」の慈善コンサートに参加したのが分かったからだとしている。
チベット民族蜂起50周年
チベットでの思想・民族弾圧は宗教者として見逃すことはできない
チベット動乱から50年の節目にあたる10日、チベット問題の解決を目指す僧侶グループ「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」が、佐賀県鳥栖市など全国6カ所で、動乱以来の犠牲者の追悼と平和を祈る法要を行う。代表幹事を務める蓮華院誕生寺(熊本県玉名市)の川原英照貫主(かんす)(56)は「チベットでの思想・民族弾圧は宗教者として見逃すことはできない。黙ってはいられない、との思いを形に表したい」と話す。
■数百人の僧侶デモの後/武装警察が寺院を包囲
◎3月3日 AFP】(一部更新)前週、チベット人僧侶らによる抗議行動があった中国・四川(Sichuan)省アバ(Aba)県では、1959年3月の「チベット動乱」から50年目が近づくなか、寺院周辺で厳重な警戒態勢が敷かれている。チベット支援団体などが2日、明らかにした。
米国を拠点とする「チベットのための国際キャンペーン」(International Campaign for Tibet、ICT)が現地からの情報として伝えたところによると、数百人の僧侶が1日、仏教の祈祷を行う伝統行事を当局から禁じられたことに抗議してデモ行進を行ったという。僧侶らは、当局に拘束されているチベット人の解放も要求した。
ICTによるとデモ行進を終えた僧侶らは寺院に戻ったが、その後は武装警察が寺院を包囲し、僧侶らはほぼ軟禁状態にあるという。しかし、詳細は明らかになっていない。
◎中国の国営新華社(Xinhua)通信によると、中国政府は2日、警官による発砲を否定する声明を出した。これによると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の肖像とチベット独立の象徴である「雪山獅子旗」を抱えた僧侶が体に火を着けたが、警官がすぐに消火し、僧侶は病院に運ばれ、現在、容体は安定している。僧侶の年齢は24歳、名前はターシ(Tashi)、チベット語ではタペイ(Tapey)だとしている。
チベット人僧侶らの抗議行動うけ厳戒態勢、中国四川省/ AFPBB News
3月14日、チベット支援を訴えて一緒に歩きませんか?
今年3月10日は、1959年のチベット民族蜂起から50年にあたります。
TSNJでは毎年3月にチベットの平和と自由を訴えるピースマーチを東京で開催しており、今年も3月14日(土)に東京・渋谷で実施します。早春の1日、チベット人と日本人が一緒に歩き、チベット支援を呼びかけませんか。
日時:2009年3月14日(土)14時集合
場所:渋谷・宮下公園(JR・私鉄・地下鉄各線渋谷駅下車 徒歩約5分)
■『風の馬』チベットを知るための上映会
2009年4月11日(土)より渋谷アップリンク他、全国順次ロードショー
◎チベット民族蜂起50周年を迎える今、チベットを知るための上映会を開催。『風の馬』と『雪の下の炎』の2本立てプレミア上映会となります。
日時:3月10日(火)、3月13日(金) 開場18:45 / 開映19:00 (22:00終了予定)
料金:一律2,400円
深い信仰を持つ人々は心を偽れない。ただそれだけなのだが、信仰を持たぬ中国共産党にとってはそれがふてぶてしく頑迷な抵抗と映る。それがすべてダライ・ラマ14世の存在のせいなのだとして、耳や目を覆いたくなるような苛烈な弾圧を加えて、彼らの心からダライ・ラマを追い出そうとしてきた。映画は 1979年に抗議ビラ一枚配っただけで処刑された祖父と97年、その孫にあたる尼僧ペマの拷問死に絡む物語が描かれているが、同じような物語が1959年のダライ・ラマ14世亡命以降、いったい何度繰り返されてきたのだろう。
■チベットの人々、民主的自治と宗教自由の権利を享受(嘘っぱち)
チベットには人権がないというのは根拠がない
政治協商会議の全国委員であるチベット自治区政治協商会議のバサントンジュ副議長はこのほど、記者の取材を受けた際、「チベットの人々は民主的な自治と宗教信仰の自由という権利を真に享受している」と述べました。
バサントンジュ副議長はその際、「チベット自治区が平和解放された後、人々は真の主人公となった。チベットの全人代会議のメンバーのうち、ほとんどがチベット族の幹部と末端組織の代表だ。チベットにいる少数民族の幹部のうち、約70%がチベット族で、民主的自治の権利を十分に享受している」と述べました。
バサントンジュ副議長はまた宗教の信仰自由について、「合法的な宗教活動は中央政府が保護しているので、政策的に認められている。それなのにチベットには人権がないというのは根拠がない」と述べました
【中国国際放送 - 2009年3月7日】