2009年3月28日17時0分
橋下徹・大阪府知事(左)に、府の緑化活動への支援を報告するアサヒビールの二宮裕次常務執行役員=大阪市の府庁
対象製品の350、500ミリリットル缶=アサヒビール提供
アサヒビールが、「アサヒスーパードライ」が1本売れるごとに1円を、地域の環境や文化保護のために寄付する活動を始める。缶に「うまい!を明日へ!」のマークが入った製品が対象。4月初めから約1カ月店頭に並び、全国で約1億5千万円分の寄付を見込む。
キャンペーンは全国で展開し、各都道府県ごとに売り上げに応じた額を寄付する。大阪府では府内にある小学校の校庭の芝生化に、兵庫県で飲んだら里山の保全に使われるというように、目的は各都道府県ごとに違う。
27日には、同社の二宮裕次常務執行役員が大阪府の橋下徹知事にあいさつ。申し出を受けた橋下知事は「ここ数日イヤなことがあって、ビールを浴びるほど飲みたい気分だった」と笑いを誘った。