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FCTニュース

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1日でも長く営業を スキー場の作戦とは?

2009年03月19日 18:19

 きょうの県内は、青空が広がり、各地で汗ばむ陽気となりました。
 こうした中、猪苗代町のスキー場では、今シーズン1日でも長く営業しようと、きょう、こんな作戦が繰り広げられました。
 猪苗代町にある『猪苗代スキー場ミネロ』です。
 ここ数日の暖かさで、ふもとは地面がすっかり見えている状態です。
 雪の量も例年の半分以下ということで、当初予定していた今月29日までの営業も厳しい状態です。
 こうした中、こちらのスキー場ではきょう、4つあるコースのうち1つを閉鎖し、残る3つのコースにその雪を圧雪車で運び入れました。
 1日でも長く営業しようという狙いです。
*猪苗代スキー場ミネロ・樋口弘明さんインタビュー
「下までコースをつなぐ努力を今しているところなんですね。1日でも長く営業を続けられるように、頑張っているところであります」
 作業はきょうの夜中まで続き、あすからの営業に備えるということです。

 

旧丸井明け渡し訴訟 呉服店側話し合いの場に

2009年03月19日 18:18

 郡山駅前から撤退した丸井が、撤退後のビルで営業を続けている呉服店に建物の明け渡しを求めている裁判のニュースです。
 きょうの裁判で、呉服店側は、丸井側から示された和解案は受け入れなかったものの、このビルのほかの所有者らとの話し合いに応じました。
 訴えているのは、東京に本社を置く丸井グループの関連会社で、現在もビルで営業を続けている「さとう呉服店」対し、建物の明け渡しを求めています。
 きょうの裁判には、被告側の「さとう呉服店」の店長も同席しました。
 この中で、丸井側からは、ビルから移転する場合の営業補償の具体的な金額や、ビルの再生計画についてさとう呉服店以外の所有者と話し合う場を作るとの和解案が示されました。
 呉服店側は、和解案は受け入れなかったものの、ビルのほかの所有者らとの話し合いには応じました。
 話し合いの内容は明らかになっていませんが、さとう呉服店側が、ビルのほかの所有者らとの話し合いに応じるのは、裁判が始まってからは、初めてです。

 

福島地裁新所長 「わかりやすい裁判を」

2009年03月19日 18:12

 「わかりやすい裁判目指したい」と語りました。
 福島地方裁判所に新しく着任した高世三郎所長が会見し、ことし5月から始まる裁判員制度について抱負を述べました。
*福島地方裁判所・高世三郎新所長の会見
「裁判員として職責を果たしていただく県民のために、少しでも負担を軽減するために真剣に取り組んでいかなければならない考えです」
 このうえで、「分かりやすく納得できる裁判を目指したい」と話しました。

 

花見山近くで 下草焼く火事

2009年03月19日 18:11

 花見山近くの雑木林で火事がありました。
 きょうの昼前に、福島市渡利の花見山公園近くの山から煙が上がっていると通報がありました。
 消防が駆けつけたところ、雑木林の木の上に建てられたツリーハウスの下草に火が燃え広がり、およそ400平方メートルを焼きました。
 ケガ人はいませんでした。
*近所の人インタビュー
「ちょっとぼうっと(煙が)上がっただけだったから、大したことなくてよかったなって言ってるうちにみんなが集まってきてビックリした」
 警察では、ツリーハウスの持ち主が落ち葉を燃やしたのが火事の原因と見て調べています。

 

横断中車にはねられ 男性1人死亡

2009年03月19日 18:02

 横断歩道を渡っていた男性が、乗用車にはねられ、亡くなりました。
 きのう午後11時過ぎ、郡山市図景の国道4号で、横断歩道を渡っていた男性が乗用車にはねられました。
 この事故で、近くに住む柴橋昭二さん63歳が、頭などを強く打って亡くなりました。
 柴橋さんは、買い物から家へ帰る途中でした。
 また、須賀川市滑川の国道4号でも、乗用車が4トントラックに追突し、男性1人が重体となっているほか、2人が軽いケガをしました。
 警察で事故の原因を調べています。

 

会津若松の男性 失踪者リストに

2009年03月19日 12:01

 29年前に失踪した会津若松市の男性が、「北朝鮮に拉致された可能性が否定できない」として、特定失踪者問題調査会の「失踪者リスト」に加えられました。
 29年前の1980年、当時30歳だった会津若松市の蒔絵師・熊倉清一さんは、友人と車で新潟県の親戚の家に向かいました。
 しかしその後、友人とともに行方がわからなくなりました。
 北朝鮮の拉致問題に取り組む特定失踪者問題調査会は、熊倉さんの親戚から相談を受け、「北朝鮮に拉致された可能性が否定できない」として、清一さんを「失踪者リスト」に登録しました。
*父・熊倉千吾さんインタビュー
「諦めていたんです。電話も何にも無いし。私としては日本にいるんじゃないかなと思っているんですけど」
 調査会では、清一さんをふくめ、これまでに470人をリストに登録しています。

 

大山忠作さん偲ぶ 県立美術館で「追悼展」

2009年03月19日 12:00

 福島市の県立美術館では、先月亡くなった二本松市出身の日本画家・大山忠作さんを偲ぶ「追悼展」が開かれています。
 大山忠作さんは、大正11年、二本松市の生まれで、日展の理事長をはじめ、日本画壇の重鎮として活躍しました。
 「追悼展」では、県立美術館が所蔵する作品4点が展示されています。
 娘で女優の一色彩子さんを描いた「爽涼」は、爽やかな印象を与える代表作です。
 「追悼展」は、県立美術館で来月5日まで開かれています。

 

春本番の陽気 福島で21.4℃

2009年03月18日 18:29

 きょうの県内は、春本番を感じさせるやわらかな日差しが降り注ぎました。
 日中の最高気温は、福島が21.4℃と5月上旬並みの陽気になったほか、相馬では19.5℃、会津若松では18.9℃まで上がりました。
 気象台が発表したことし初めてのサクラの開花予想では、小名浜は4月2日、福島は4月4日、白河は4月9日、会津若松が4月11日と、平年に比べると5日から7日も早まる見通しです。
 この暖かさに誘われてか、猪苗代湖では、ハクチョウたちが北帰行を始めています。
 観察を続ける「猪苗代湖の自然を守る会」の鬼多見賢さんによりますと、北帰行はおとといから始まっていて、これまでに1,500羽ほどが飛び立ったということです。
 今月中には、残りのハクチョウも北に向かい、会津にも春が訪れます。

 

柔道部の練習中に大ケガ 女子生徒、養護学校を卒業

2009年03月18日 18:28

 6年前、須賀川市の中学校で柔道部の練習中に大ケガをし、寝たきりになっている女子生徒がいます。
 生徒はその後、郡山市の養護学校に通い、晴れて卒業の日を迎えました。
 卒業式が行われたのは、郡山市にある県立郡山養護学校です。
 3年間『高等部』に通った女子生徒は、音楽の授業や修学旅行などでたくさんの思い出を作り、きょう、家族とともに卒業式に臨みました。
 事故が起きたのは2003年。
 当時、須賀川第一中学校の1年生だった生徒は、柔道部の練習中に大ケガをしました。
 両親は、学校の安全管理に問題があったなどとして、損害賠償などを求める訴えを起こしています。
「学校が大好き」と言っていた生徒…。
 きょうは、母親が見守る中、校長から卒業証書を受け取りました。
*女子生徒の母親インタビュー
「娘の小学校の卒業式に出席して以来ですね。娘の卒業式というのは。だから当時、卒業式にはこういう歌を歌うんだよというのを小学校のときに聞いていたのが、娘が歌っていたときを思い出してしまって」
「すごい命がけで参加した入学式から年がたって、今はこんなにいい状態で望めるようになったんだなあと非常に感激してます。大変いい思い出ができた3年間でした」
 式には、仕事の合間をぬって父親もかけつけ、ともに、節目の日を迎えました。
 注目される裁判の判決は、今月27日に、福島地方裁判所・郡山支部で言い渡されます。

 

理美容業界で義務化の動き シャンプー台の設置は…

2009年03月18日 18:26

 床屋さんや美容院で髪を洗うシャンプー台。
 この設置を義務化しようという動きがいま、県内でおきています。
 最近、シャンプー台をもたない低価格の「カット専門店」が県内にも進出していますが、これをきっかけに巻き起こった設置の義務化は、業者の間で意見が分かれています。
 さまざまなサービスが多様化する理容・美容業界の現状を取材しました。
 福島市蓬莱町の理容店、ヘアーサロンワイルド。
 小気味良くハサミが動き、髪の毛がカットがされていきます。
 こちらのお店では、ほとんどのお客さんが、切った髪の毛や汚れを洗い流すためシャンプーをしています。
*県理容生活衛生同業組合・中野竹治理事長インタビュー
「衛生上洗うことが望ましい。というのは、刈り毛は非常に細かいものですから、洗わないといくらきれいに払った吸い取ったといっても、整髪料が付いていたり汚れていたりしますとなかなか落ちない」
一方、いわき市の美容院「カットハウスひかり」にはシャンプー台がありません。
 パーマやカラーリング、シャンプーなどのサービスを行わない「カット専門店」です。
 シャンプーの代わりに専用の吸引機で髪の毛を取り除き、10分ほどで作業終了。
 業務を特化したことにより大幅なコストダウンをはかり、料金は1,000円という低価格です。
 こうした専門店が進出し始めたことがきっかけとなり、県の理容・美容業者の組合では、「髪を切った後には洗髪をするのが望ましく、そのための洗髪台の設置を義務付けるべき」という請願書を県議会に出しました。
 これを受けた県では、2月定例県議会に条例の改正案を出し、審議が進められています。
 県内には現在、理容・美容店がおよそ7,000店あり、このうち洗髪設備が無いのは14店舗と、わずかです。
 条例の改正案では「『新たに店舗を出す場合』に洗髪設備を設置するよう義務付けるもの」で、もしこの条例が可決されても、すでに営業している店舗がシャンプー台を付け直すなどの必要はありません。
 しかし、カット専門店にくるお客さんのほとんどは「短い作業時間」と「低価格」というサービスを求めているため、「洗髪」の需要はほとんどないといいます。
*カットハウスひかり・白鳥雄次営業支援本部長インタビュー
「たくさんのお客さんがシャンプーしていただけるならその費用を投入した意味があるでしょうけど、あまりにたまにしか入らないのであればもちろんコストが高く付くということになる」
*県理容生活衛生同業組合・中野理事長インタビュー
「決して絶対洗わなければいけないというものではない。洗うことが望ましいし、洗ったほうがいいような場合には設備があったほうが対応できる。最初から設備がなければそれもできないわけなんです。そういうところから、今回こういうお願いをした」
 条例の改正案で義務付けられているのはシャンプー台の設置のみで、カット後に洗髪するかどうかは、お店やお客さんが自由に選択することができます。
 新たな事業者も参入し、サービスが多様化している理容・美容業界、今回のシャンプー台の設置義務化は、既存の店舗にとって危機感の表れともいえます。
 洗髪設備の設置についての条例改正案は、あすの県議会最終日にその結論が出されます。