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ストリーム
2008年10月20日(月)
E-MAILはこちら! 放送日:月曜日〜金曜日 放送時間 :13時〜15時30分
ハガキ:〒107-8066 TBSラジオ ストリーム
 
15時00分からはサウンドパティスリー
15時15分からはケンタロウのおいしいラジオ
13時47分からはドライバーズリクエスト
毎週火曜日のストリームスペシャルは「いいトコ!みやぎ」
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火曜日リスナーズ・チョイス「えびシャケ」
火曜日リスナーズチョイス
「えびシャケ」テーマ募集!
サトケン
火曜日のリスナーズチョイスは
日本人のビミョ〜な心理や行動を
探り、スタンダードを決定する
「エビシャケ」です。

番組では、リスナーの皆さん
から調査して欲しいテーマを
大募集しています。

最近扱ったテーマは・・・
●「銭湯で、
  体重計に乗る?乗らない?」
●「玄関で忘れ物に気づいたら、
  靴を脱いで戻る?
  履いたまま戻る?」
●「紙をめくる時、
  指を舐める?舐めない?」
  ・・・などなど
過去のテーマはこちら→→
▼おハガキの方は
  〒107-8066 TBSラジオ「ストリーム」
  『エビシャケテーマ』係
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  stream@tbs.co.jp

採用された方には現金5000円を
プレゼント致します!
※ただし、応募者多数の場合は抽選となります。
みなさんの悩める「エビシャケ」
テーマ、お待ちしています!
リスナーズチョイス
東海林のり子の元現場クイズ
「こちら”元”現場です」でスタートするクイズ。「かつて何かが起きた現場とはどこなのか?」「かつてあった事件とは?」わかったあなたは、すぐにご応募下さい。
 
2007年04月04日(水) 「東海林のり子の元現場クイズ」
【手がかり】

今回は“ある事件”を考えて下さい。

【ここにあったあるもの】

【1万円ヒント】

今日私は、以前はナガノだった場所にいます。
今朝、新幹線に乗ってやって来ました。

かつてここで、1人の男が息を引き取りました。
男は一大勢力を誇った巨大グループのトップ、会長として君臨。
巨大グループはとくにお年寄り層の獲得に力を入れていました。

男は裸一貫から出発し、クルーザーやセスナ、憧れのスーパーカー、ランボルギーニ・カウンタックを持つまでになります。

ところが、男は闇の世界との付き合いの噂が囁かれ、さらに怪しい証券の存在が発覚、男の没落が始まります。

追い討ちをかけたのは、金の延べ棒まで出てきたこと。
しかもそれはニセモノでした。

そして、男は全てを無くし、自分の命もなくしたのです。
32歳でした。

【3千円ヒント】

ここで息を引き取った1人の男。
それは多くの人に見もまれながらの最後でした。

こう言うと穏やかな最後だと思われがちですが、けっしてそんなことはありませんでした。

男の死は、突然の訪問者がもたらしました。
訪問者は2人。その手には刃物がありました。

そして、ドアからではなく、窓を割って部屋に乱入。血だらけで出てきました。

その一部始終を見守った多くの人間、それはマスコミでした。

この事件で男が残したのは、騙してお金を巻き上げたお年寄り達の無念でした。

東海林のり子さんが向かった「元現場」は・・・
20070404の元現場
【正解】

ある事件とは「豊田商事事件」或いは「豊田商事永野会長刺殺事件」でした。
東海林さんが向かった元現場は、大阪市北区のとあるマンションの近くでした。 豊田商事会長の永野一男が刺殺された場所でした。

1985年、昭和60年6月18日、卑劣な手段で、1人暮らしのお年寄りなどから多くの金を騙し取っていた「豊田商事」の永野一男会長、当時32歳が、 大阪市北区の自宅マンションで、乱入した2人の男に銃剣で刺されました。
永野会長は病院に運ばれましたが、出血多量で死亡。
多くのマスコミが見守る中での犯行で、その時の映像はニュースで流され、日本全国にショックを与えました。

東海林さんの思い出は…
この時、玄関前には約30人の報道陣やガードマンが居て、白昼堂々、しかも、多くの報道陣の前での殺人は前代未聞。
犯行を防ごうとせず、取材しようとしたマスコミに非難の声上がる。
それ以上に永野への「因果応報」だという感情論の方が大きかった。

それほど、豊田商事の詐欺行為は許せないほど酷いやり口だった!!
永野が豊田商事を設立したのは昭和56年。
金の「現物まがい商法」を行っていました。
客に金の現物を売りつけるが、実際は代金と引換えに現物を貰えるのではなく、買った筈の金をすぐに豊田商事に預けさせられて、利息を払うと称して「預り証券」を渡される…。
こういう方法で金の代金から前払いの利息を差し引いたお金を巻き上げる手口が「純金ファミリー契約証券」の始まり。
「純金ファミリー契約証券」という紙切れだけを渡してお金を巻き上げることから、「ペーパー商法」と呼ばれたわけです。

狙われたのは長年コツコツと働いてきた一人暮らしのお年寄りや、お年寄りの夫婦、母子家庭の方、体の不自由な方の「虎の子の蓄え」など
執拗な勧誘、徹底した人情に訴える手段で買わせました。例えば、おばあちゃん、私を息子と思ってくれとか、すき焼きの材料を買ってきたので一緒に食べましょうとか …
けっきょく豊田商事は、約5万人から、2000億円を巻き上げていました。

事件後、破産宣告した豊田商事から様々な手段を講じて120億円を取り戻し被害者に還元。
しかし、大部分の金は戻ることなくお年寄り達は、どん底に突き落とされた。 被害者は国の無策や対応の遅れが原因として最高裁で争っていましたが、2002年に最高裁で敗訴確定。
豊田商事の残党は様々な会社に散らばっていったそうで、今でも執拗な電話・訪問勧誘は豊田商事をモデルにしている詐欺会社がたくさんあると言われています。
永野を刺殺した2人は実刑が確定。

【ヒントの解説】

★今日私は、以前はナガノだった場所にいます。
今朝、新幹線に乗ってやって来ました。
→永野一男が住んでいた場所ということ。長野県じゃない。

★かつてここで、1人の男が息を引き取りました。
男は一大勢力を誇った巨大グループのトップ、会長として君臨。
巨大グループはとくにお年寄り層の獲得に力を入れていました。
→狙いは、金丸信の脱税事件と間違わせること。経世会の会長。

★男は裸一貫から出発し、クルーザーやセスナ、憧れのスーパーカー、ランボルギーニ・カウンタックを持つまでになります。
→永野は好きなものをどんどん手に入れていった。

★ところが、男は闇の世界との付き合いの噂が囁かれ、さらに怪しい証券の存在が発覚、男の没落が始まります。
→証券と金の延べ棒が金丸事件とかぶる要素。




『元現場クイズ』とは・・・
昔その場所でどんな出来事・事件があったのか?その現場の状況をリポートするというヒントのみで
その出来事を答えていただく「元現場クイズ」。ルールは簡単!
1時のオープニングの中で「第1ヒント」が出題されます。そして2時直前で「第2ヒント」!
この二つのヒントからその出来事を導いてください。タダとは言いません。懸賞金があります。
「第1ヒント」のみで答えられた方の中から1名様に1万円!
また「第2ヒント」まできいて答えられた方の中から1名様にも3000円をプレゼントします。

応募方法は
メールアドレス:stream@tbs.co.jpから
FAX:東京03-5562-9540
さらにストリームのホームページ、TBSラジオモバイルのページからも投稿できます。ただし!応募は一回のみです。たくさんの参加をお待ちしています。