文章リハビリ用のブログです。腐った女子向け注意。
2009/03/26  めも

取りとめもない妄想覚え書き


・人外受けっていいなあ。曰くつきの古城に住んで、村の少女を誘拐しているようなベタな感じのやつ。一人だけ気に入った女の子には手を出さないで、他の子は仲間にしちゃう。昔は普通の人間だったけれど、吸血的なものになってしまい、一人は嫌だから一緒に住んでいた兄弟を全員仲間にしてしまう。
次々と消える少女達にさすがに不安になった大人は、村の中では有名なロマンスグレーな警部と女精神科医に依頼をして、好奇心旺盛な男子学生三人組(バカトリオと呼ばれるような感じの)は探偵の真似事をしている同級生男子と古城へ探索に行く。みたいな、創作ジュブナイルものが書いてみたいなぁ、と私は思いました(作文)。
人外は受けなので、攻めは探偵ごっこをしている同級生男子くんで。超絶な年下攻め。今思ったんですが、攻め受け考えている時点でジュブナイルではないですよね。
・地方の名家の御曹司だった太子。しかし父親が死んだことにより没落し、何百年続いた家系は途絶えてしまう。可能性を求め東京へ出た太子は働こうとするが、乳母日傘育ちの身故か中々うまくいかない。それから段々と落ちていき、行き着いた先はアングラ系劇団長(ハゲ親父)の夜伽相手。嫌気がさした太子はついにそいつを殺めてしまう。が、それを豪商の跡継ぎ、妹子が見ていて…!?ここまで考えて我に返りました。アリかナシで言ったら、確実にナシです。
・「アスパラガスでガス自殺してやるううう!!!」を、とりあえず誰かに言わせる
・太子が子供っぽいのは、妹子が中学生のような反応をするのは、箱庭から出ると実際そうだから、と言う改蔵最終回パロディ。やっぱりどうしてもやってみたい。
・何か喧嘩してしまった妹太。多分太子の手料理を妹子が残してしまった的な(どんなシチュエーション)
「妹子の馬鹿!余りものがかわいそうだと思わないのか!」
「余りものがかわいそうとか言うなあああああ!!」
何が余っているかって、ナニなんですけど、中二脳の小野さんだったらこれくらい考えてくれるはず。


こんなところからで大変申し訳ないのですが、明日必ずコメント・メール返信いたします。
ちょっと…睡魔には勝てない…。
 日和  cm:0

ぶっ飛んだ摂政の気持ち悪い一人ポエム。
精神的、思考的、倫理的な意味でぶっ飛んでいます。ひどいです。

書きたいものはあるけど
頑張りたいけど
時間が
足りない
んじゃないかな、
みたいな。

妹太と馬子さんの太子への感情を考えると胸が苦しくなります。
幸せになってくれることが大前提で、そこに至るまでの過程が苦しいからこそ燃えるんじゃない?とか。

あと、現在某他ジャンルにこんなに萌えてしまっているのは、健全思考で読んでいた期間が長いゆえの反動なんだと思います。
ぶっちゃけ下の記事のやつです。おかしいな二ヶ月前まで普通の読者だったのに…。


追記
「普通の読者でした」と上で言いましたが、単行本購入当時某所で書いた日記を発見。
>●●(作品名)の単行本を、出ている分一気買いしました。面白いです!
●●(主人公)いいなあーでもお兄さん、タイプだ…兄×弟とか、いいと思う…!

どう考えても駄目腐女子でした。読んだ当初はそう思ってたんだ…片鱗はあったのか。

 


あまりの捏造と改変改悪っぷりに本気で申し訳なくなったので、ジャンルは伏せておきます。
三つ巴?でありながら争っている人たち自体がカップリング。

 日和  cm:0

全体的に不健全なのでご注意下さい。







皮膚の薄さに、その下の血管の青さに感動を覚えたのはいつであったか。随分と前であることは、握った手首の稚さの記憶が証明している。甥を抱いたのは彼も私もまだ若い時分で、甥の咽喉に柔い隆起が出来てすぐのことだった。
「馬子さんは昔から変わりませんよね」
年月を経て胸を張って若いとは言えなくなった甥は、あの頃と変わらない下がった眉尻でこちらを捕らえている。曰く私も変わっていないようだが。月日を伴っている上で変化が見えないとは果たしてどうなのかと思うが、おそらく私も甥も本質は変わっていない。ただ周囲と、取り巻くものに対しての対応への変化を求められただけで、人と言うものは、たかが二十数年で性根や思想を変われるほど上手くは出来ていない。そこが人の世の儚さであり愚かなところであると、私は思っている。甥は私の思考を如実に体現していた。変わらないのではない、変われないのだと、愚考の表皮を見せつけるくせに決して他者にそれを剥かせようとはしない。自分の駄目な所は理解している、だから余計な口を出すなと言わんとばかりに。
「ほら、眉間の皺。変わりませんよね、今はちょっとおじいちゃんですけど」
「老けたのはお前もだろう」
「そうですけど。何にしろ仕方がないですよ」
ならそんなことを言うんじゃない。白い額にはまだ皺さえ浮いてはいないが、あの頃に比べて確実に張りや水分は失っている。年をとった。何よりも分かっている。それよりも私は、何故わざわざ私の部屋へちょっかいを出しに来ているのかと言う理由を探し始めていた。大方予想はつくものであるが。薄ら笑う面に込められた意味も、皮膚や肉の密度の確かさ以上に知悉しているのだ。だからわざとらしくその輪郭を指でなぞってやると、案の定であった。
「……馬子さん」
漏れた吐息の熱情もだ。
「…回りくどい真似を」
「それでも、掛かってくれるんでしょう」
首筋に骨張った感触を感じた。細長い指が皺の一つ一つを知覚する如く蠢くのを見下ろす。本当に回りくどい。触れたければ触れれば良い、そう言って正面に座っていた甥を押し倒した。床が軋む音も、私の鼓膜には十分過ぎるほど慣れたものであった。


最中の甥はいちいち魚のような仕草を取る。どこを触れても反応をよこす様がそう連想させてしまうのだ。淡く口を開けて呼吸をするのも、白身のように生白い体も。舌を移動させて舐め回し、ふと思うことがある。果たして私のこいつへの感情は何であろうかと。恋と呼ぶには不純で、愛と称すには私たちは互いを思いやってはいないのだ。肉体への欲望のみだとしたら、既に破綻しているだろう。ただ叔父と甥と言う、奇妙な血縁が私たちを繋ぎとめているのだろうか。否、それでは。どうも上手い言葉が見つからない。低く喘ぐ声を聞きながら、浮き上がりきった腰骨を撫でて脚を開かせた。それよりも今はこの劣情を収めることだ。
「いい奴がいるんです」
行為の後荒げていた息を整えた甥が、不意に口を開いた。あんなに恥ずかしがっていたくせに、事後は大股で語りかけるのだからどうしようもない。内股に口付けた残滓を隠すように、押入れから出した掛け布団をかけてやった。
「地位は五位で、真面目で人当たりも、割と顔も良い。遣隋使にはぴったりと思うんです」
隋へ使者を派遣することは大分前から思案していたことであった。大国との平等な交流を図るためにも、この計画は大きなウェイトを占めている。それによって優秀な使者を選ばねばならなく、甥が言った人物については私も考慮の内に入れていたものであった。
「ちらっと顔も見たんですけど、いい奴そうでした。ただちょっと、自意識過剰なところがあるかな」
「名前は何と言ったか」
「えっと……、確か」
唇から紡がれた名を聞いた時、その瞳の奥を感じた時、私は気付いてしまった。黒い両の眼が僅かながら輝いた意味と、私の甥への感情の名を。
きっと甥はその青年を遣隋使に任命するのだろう。そして青年と出会ったことにより変わり、気付くのだろう。まだ少年だった頃から私と続けてきた行為の惰性に、求める体が違うことに。何とも皮肉だ。知悉しているばかりで、やっとこの意味に気付くとは。それ以上に甥を知って理解するのが私ではなく、青年になってゆくのだろう。
「太子」
掛け布団を剥ぎ取って、広げていた脚の間に手を伸ばした。震えた背筋を無視して強く扱く。
「いっ…あ、やっ、馬子さん!」
「もう一度くらい平気だろう」
滅茶苦茶なことを言っている自分を、脳の奥で冷ややかに咎める声もする。しかし、それこそ無視だ。お前は何がしたいのだ。自分自身へと問い掛ける。答えは一つ、見付けてしまったのだから。これはただの執着、恋でも愛でも肉欲でもない、この甥を取られたくないだけの純粋な執着であった。
遣隋使任命の儀は二月後。そこで甥は、青年の眼差しの誠実さに射抜かれるのだろう。だがそこで素直に受け渡すほど柔軟な感情ではない。恋だの愛だので勝てるものなら勝ってみろ。
私は最低な男。簡単になぞ渡してたまるものか。








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太子が大好き蘇我馬子!
やっぱり馬子さんはショタコn…だよねとか思っててすみません。


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