クリ端材で本格ゴム銃 会津若松の木製品製造会社
ゴム銃の製作は、社員の1人が町内会の夏祭りの出し物用にと、単発のゴム銃を作ったのがきっかけ。その後、6連発に改良してイベントで試売したところ、好評だったことから商品化した。 拳銃(500円)から、西部開拓時代の米国で開発されたウィンチェスターライフル(4800円)まで8種類。城下町・会津若松にちなんで、火縄短筒と火縄銃も用意した。火縄以外は組み立て型も選べる。日本ゴム銃射撃協会の公式競技にも使える本格仕様だ。 設計を担当したのは西部劇と時代劇が大好きな佐藤雄一専務。「形を知っているので図面にするのは問題ない。やるからには本格的なものを目指しており、ほかにも考えている」という。 佐藤芳賢社長は「ふとしたことから生まれた製品で、これまでチップにしていた端材が有効利用できる。会津産木材のPRや地産地消の浸透、温室効果ガスの抑制につながればうれしい」と話している。 会津地方の一部の道の駅で販売している。連絡先は同社0242(27)1254。
2009年03月16日月曜日
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