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【社会】

4000円超が1000円に 高速道割引スタート

2009年3月28日 朝刊

 政府が景気対策の目玉として打ち出した、上限1000円で休日(土日祝日)の高速道路が乗り放題となる大幅割引が、28日午前零時から始まった。名神高速一宮インター(愛知県一宮市)や東名高速名古屋インター(名古屋市名東区)などでは大きな混雑はないものの、早速割引を利用するドライバーの姿が見られた。

 名古屋インター出口では、午前零時の10分ほど前から、数台が自動料金収受システム(ETC)のゲート通過を時間まで待とうと、脇に停車しようとして道路公団の職員に注意される場面もあり、通行量は割引が始まった後は目立って増えた。

 石川県から3時間余りかけ、妹に実家の米を届けに来た女性(33)は「先日は4000円を超したが、今日は1000円で済んだ。安く感じる。この日のためにETCを付け、零時すぎの到着を見越して出発した」と話した。

 一方で、ETCを搭載できず、サービスを受け損ねた人も。愛知県豊田市の東名高速上郷サービスエリアにいた市内の会社員男性(30)はこの日に新車が納車されたばかり。「実家の埼玉県まで行くが、ETCがないので割引が受けられないのは悔しい。早めに付けたいけどどこも品切れ」とぼやいた。

 

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