奈良・生駒市で意識不明の62歳男性が6病院に受け入れ拒否され、搬送先の病院で死亡
奈良・生駒市で3月、意識不明になった62歳の男性が、県内の6つの病院に受け入れ拒否され、その後、搬送先の病院で死亡していたことがわかった。
3月21日午後1時40分ごろ、生駒市で意識を失って倒れた新聞配達員の男性(62)について、市の救急隊が奈良県内の病院に受け入れを要請したが、「ベッドが満床」などの理由で、6つの病院から受け入れを拒否された。
通報からおよそ1時間後、大阪府内の病院が受け入れることになり、男性は収容されたが、まもなく死亡した。
奈良県には空きベッドを検索するシステムがあるが、今回は使用されなかった。
生駒市消防本部は「昼の時間帯だったので、受け入れ先があると判断し、救急隊員が携帯電話で病院を探した。適切な対応だった」と話している。
(03/28 13:04 関西テレビ)