僕らの恋の行方は神様すら知らない。

奥さんと子供がいる、職場の先輩に恋をしました。会いたい気持ちや、愛しさ、切なさ、悲しみや嫉妬。彼には言えないあたしの本音を、そしてこの恋を忘れたくないから、ここに記録しておきます。

2009年03月

『十五夜お月様。』

ねぇ、お月様。
今彼は何をしていますか?

ねぇ、お月様。
今彼は私のことを想ってくれていますか?

ねぇ、お月様。
明日彼は私のことを想ってくれるでしょうか?

ねぇ、お月様。
例えば眠りにつく前に、彼が1分でも私のことを想えばいいのに、と思います。

ねぇ、お月様。
カラオケでラブソングなんかを歌ってみるとき、彼はこの歌を、奥さんを想って歌うのかなって考えちゃって、泣きたくなるんです。

ねぇ、お月様。
どこからが我が儘で、どこまでが愛嬌なのか、線引きが難しくて困ります。

ねぇ、お月様。
彼に病気も怪我もさせないでください。だってあたしは、お見舞いに行けないんだもん。

ねぇ、お月様。
彼が奥さんを抱かなくなるような、魔法をかけてくれませんか?

ねぇ、お月様。
彼の奥さんが、彼に“仕方なく”抱かれてるといいのにって思います。

ねぇ、お月様。
古い歌にありました。
“必ず最後に愛は勝つ”って。あたしはきっと、最後は惨敗なんですね。

ねぇ、お月様。
この恋があなたがかけた
魔法だとしたら、早く解いてください。

ねぇ、お月様。
恋の楽しさや切なさや苦しさを、あたしに教えてくれてありがとう。

ねぇ、お月様。
あなたはもう、昨日とは違う形で、真ん丸じゃない。なのにどうして、そんなに眩しいの?

ねぇ、お月様。
あたしも輝けますか?
あの人がいなくても、
あたしは輝けますか?

ねぇ、お月様。
あの人もあたしに、恋をしていますか?
最後のつもりで、あたしに恋をしていますか?

ねぇ、お月様…

ねぇ、お月様…

あなたみたいに優しい光であたしも彼を包みたい。

見上げる度にあたしを、
思い出すような空になれ。

『ありがとうございました。』

ブログ、もう書きません。ありがとうございました。引きこもりなあたしの妄想にお付き合い頂いて、今までありがとうございました。さようなら。

『3月21日(土)。』

多地さん、朝、電話くれてありがとう
すごく、すごく、嬉しかったよ
まぁ、チビちゃんたちを送ったとこって言うのを聞いて、少しテンション下がったけどね
だって、奥さんと二人きりの休日なんて…
嫉妬しないでって言われても無理だよ
だけどね、「電話できそうなときがあれば、また電話するね」って言ってくれたから、あたしの心はほっこりあったかくなったよ
昨日が休みだったから、
今日はなんか、月曜日みたいな気分だった
仕事も忙しくて、2時間
残業だったよ
Mさんは突発だし
月曜日も忙しいだろうな多地さんは月曜日もお休みだね
奥さんとお出掛けしたりするのかな。嫌だな、やっぱり。
多地さん…早く会いたいよ。

今、23時前。
チビちゃんたちのお迎えのとき電話くれるかな、とか、奥さんがお風呂のときに電話くれるかな、とか、
何気に待ってたんだよ?
…でもね、電話くれなくてもいいんだ。
朝の電話がすごく嬉しかったから。

多地さん?
今、何してますか?
あたしのこと、思い出したかな。
少しでも、会いたいって思ってくれたかな。
奥さんとエッチするとき、「ゆかりのがいいなぁ」
って思ってほしい。
奥さんとエッチするとき、「面倒くさいなぁ」
って思ってほしい。
…こんなこと言うあたしのほうが、面倒くさいよね

それじゃあ、またね?
おやすみなさい。
夢で逢えますように!

だいすきな多地さんへ
多地さんのゆんより

『しょうがない女。』

今朝になってもまだ、悩んでた。
今日、彼に会いに行くかどうかを。

電話に出て話をしたら、
絶対に断れない。

だから電源をOFFにした。
でも…、仕事の用件でかけてくるかもしれないし、
わざと電源を切ってたと知ったら、彼は怒るだろう。

そう思うと不安になって、結局、一時間で電源をONにした。

10時前に彼から電話。
仕事の話や野球の話。

彼『昼はどうする?こっち来る?』

ゆ『どうしようかな、まだ分かんない…』

彼『なんで?』

ゆ『用事あるかも…、もしあれだったら先に食べてていいし…』

彼『マジで?さみしいな』

ゆ『行けても、14時くらいになるかも』

彼『いいよ、それくらいでも。』


…やっぱり、会うことになっちゃった。


家で野球を見てから、彼に会いに行く。

あたしの車で買ってきた
ランチを食べる。

『こっちおいで』って彼が手を差し出す。
一度は首を横に振って、
二度目で彼の胸にもたれたかかった。

彼『俺のこと、好き?』

ゆ『さぁ?どうかな?』

彼『好きじゃなかったら、会いに来ないし、こうやってくっついたりしないよな』

あたしの頭をくしゃくしゃっと撫でる彼。

逆もそうなのかな。
あたしのこと好きじゃなかったら、彼もあたしに優しくしたりしない。そう思っていいのかな。
あたしのことが好きだから、あたしが離れていかないようにするのかな。


彼が後ろからあたしを抱き締めるように座る。
スカートを捲り上げて、
Tバックの小さな布をずらしてクリを触る。
泉が湧くように、あたしの奥から蜜が溢れてくる。

しばらくのクリ責めに堪らなくなって、彼の固くなったモノにズボンの上から口づけをした。


彼『わがまま言ってもいい?』

ゆ『…んー?』

彼『出さないけど挿れたい。いい?』

ゆ『出さないけど?』

彼『そう、出さないけど。』

ゆ『…いいよ』

パンツを脱ぐと、やらしい液体が糸を引いて、あたしの太ももを濡らした。

ゆっくりと彼の上に座る。

彼が切ない吐息を漏らす。

動いては止め、を繰り返すうちにグチャグチャになったあたしのアソコがイヤらしい音を立てる。

彼『そんなに締め付けないで…出そうになる』

ゆ『だって…締め付けてないけど…だってぇ…』

彼『俺のこと、好き?』

ゆ『だいすきっ…』

彼の首に抱きついて、
あたしは応える。

彼『指でイカせるよ?』

クリを彼の指で擦られる。
動いちゃダメと言われても、あたしの膣が彼のを締め付けるみたいで、その度に彼があたしをどけようとする。

それでも彼と繋がったまま、あたしはイッた。

イクときはいつも汗だくになる。本当にイクときは、全身から汗が噴き出すんだって。(さっきコンビニで立ち読みした「Hの疑問集」みたいなのに書いてあった。)

あたしはイク時、すごく大きな声を出してしまうんだ。車でするときは彼の肩にしがみついてそれを堪える。
いつも泣いちゃうくらいに気持ちがよくて、彼はあたしの背中を優しく擦って、それが治まるまで待ってくれる。

グチャグチャになった彼の陰毛。これじゃあ、テンガを使ったのと変わらないよね


彼『今日はもう帰っていいよ?』

ゆ『なんでー…?』

彼『終わるの遅いだろうし、仕事終わったら実家に行かなきゃいけないんだ』

ゆ『うん…』

彼『また、会いに来る?
少しならいいよ?』

ゆ『うん』

 

 


18時半の少し前に彼が電話をくれた。

夜間の人も出て、今誰もいないよって。

職場に行って、今月のシフトを見てため息をついた。

彼の明日からの3連休と、来週の4連休が悲しかったんだ。

彼『どうした?元気ないね。』

ゆ『ん…やっぱり多地さんの連休がつまんなくて』

彼『こっちの休みは(会うの)大丈夫だと思うよ?
誰かと代わってもらったら?』

彼がシフトを指しながら
言う。

ゆ『いいの…?』

彼『いいよ』


それから彼の携帯が鳴って、彼が唇に人差し指を当てる。
「もう少し仕事してから帰りたいんだけど、いい?」って奥さんから。
彼の口調は、奥さんと話すとき、すごく優しくなる。泣き虫で、甘えたで、妬きもち焼きで、頑張り屋さんで…。それが彼の奥さん。

彼『まだ帰って来ないみたいだから、30分くらいは
一緒に居れるよ』


会社の戸締まりをして、
暗い駐車場の車内で密会。

彼に肩を抱かれて、もたれかかって座る。
おしゃべりしながら、彼の股間を触ってたら大きくなって、

彼『本当にエッチな子だね、おっきくなっちゃったじゃん』

彼があたしの脚を広げる。外灯があたしのパンツを
彼に見せる。

彼『なんかエロいね、このポーズ。』

彼がパンツの上からあたしのアソコを撫でる。

ゆ『もう乾いてるよ?』

彼『本当に?』

ゆ『触られてもないのに、濡れないよぅ…』

彼『どうかな?』

彼がゆっくりと指を挿れる。

彼『ほら…すぐ入っちゃうよ?』

ゆ『そんなにしたら…、
もっと濡れちゃうよ?』

彼『また挿れたい?』

ゆ『…うん』

彼『出さないよ?』

ゆ『なんで?』

彼『知ってるくせに。
二週間分、溜まってることになってるんだよ』

ゆ『月曜日に出しちゃったけどね』


もう一度、ゆっくりと
彼の上に股がる。
彼のモノがあたしの奥を
突く。

ゆ『濡れすぎて、気持ちよくないことってない?』

彼『大丈夫だよ、気持ちいいよ』

ゆ『良かった…いつも心配なの、濡れすぎてて、挿れてる感覚あるかなって』

彼『大丈夫だよ、こうしてるだけでも、出したくなるよ…指でイカせてあげる。さっきもギリギリまで我慢してたから、動いたらすぐ出そうだよ…』

ゆ『多地さんの…すごく
気持ちいいの…』

彼『俺も気持ちいいよ、
ゆかりが俺のこと好きなうちは、いつでも気持ちよくしてあげられるからね…』

小さく腰を動かしては、
彼に何度も止められる。

キスをしながら、彼にクリを擦られて、気持ち良すぎて…。

彼『だから…締め付けちゃダメだって…』

ゆ『だって、だって、気持ちよくて、キュンキュンしちゃうんだもん…』

彼『ヤバいっ、出るっ』

彼があたしを持ち上げて、自分の手でペニスを押さえた。

彼『…ヤバ、出しちゃった』

彼の手のひらに、白い液体が溜まっていた。

ゆ『ごめんなさい…』

彼『ヤバいな、マジで。
どうしよう、マズイな』

何度も呟く彼。

ゆ『ごめんね?』

彼『いいよ、こっちこそ
ごめんな?ゆかりが気持ち良くなると、中が締まるから、動かなくても出ちゃったよ』

笑ってくれたけど、
彼は本気で焦ってるみたいで、『ヤバい、どうしようかな』を繰り返し呟く。

彼『とりあえず、今夜はないだろうからいいとして。明日あたり、しそうなんだよなぁ…。量が少ないって言われないかな、二週間してないのに』

ゆ『「エッチしたい」って言われるの?「エッチしよう」って?』

彼『ん。「エッチしよ」って。「いいよ」って言うしかないじゃん?俺からすることはまず無いけど。
学期末で忙しかったのも
今日までだし、土・日・月は休みだから…絶対しそうなんだよなぁ』

ゆ『…ん』

彼『時間もヤバいな、あれより先に家に着いて、速攻で風呂に入らないと
行くね、ごめんな』

ゆ『んー…』

彼『帰るよ?』

ゆ『ん…多地さん…』

彼『ん?』

ゆ『多地さん…』

彼『はぁい?』

ゆ『多地さん、多地さん…多地さぁぁん…』

彼『どうした?なぁに?』

ゆ『あたしのこと、好きですか?』

彼『どしたの?改まってそんなこと。』

ゆ『好きかなって…』

彼『』

彼は黙って、あたしの耳にキスをして車を降りた。

泣きそうな顔で窓から彼を見つめた。

彼『言葉が欲しい?俺の
愛情は感じなかった?』

ゆ『言葉も欲しい…』

彼『…』

ゆ『…いいよ、もう
火曜日にね?』

彼『うん、火曜日な。
じゃあね、行くね?』

 

奥さんのほうが先に帰宅して玄関で仁王立ちをしてて、
『ズボンとパンツ脱いで』
と言われたら、彼はどうするかな。


こんなことばかりして、
あたしも彼とエッチしたいだけなのかな。

ううん。彼が好きだから、彼とエッチがしたいんだよ。

大好きなんだよ。

冷たくされても、
泣かされても、
悩んでも、
苦しんでも、
結局は彼の思うつぼになってしまう。

あたしは
しょうがない女だ。

あたしは
しょうもない女だ。


明日からの3日間が、
瞬きの速さで過ぎますように。

『胸が苦しくて涙がこぼれた。』

水曜日、彼もあたしも普通に朝から出勤。それだけであたしは嬉しくて。

昨日さっさと帰ってしまったことや、彼のぶっきらぼうな言葉や態度にあたしが悲しい気持ちになったこと、あたしも態度で示そうとしたけど、それは無理だった。

だって、彼を見ると笑っちゃう。嬉しくて、楽しくて、顔が笑っちゃう。


一緒にお昼休み。
日本対韓国の試合を二人で見ながら。


夕方会社に戻って仕事を
してると、彼があたしを
アレコレ使う。
一緒の時間に終わるように、あたしもそれに応える。

18時15分頃に仕事が終わって、彼と会ったのは18時30分頃だった。

あたしの車(まだ代車)に
乗るや否や、
『帰るよ』と彼が一言。

一気にテンションが下がるあたし。

『分かった…』

小さく返事をした。

でも彼はすぐには車を降りずに、彼は後部座席、あたしは運転席で、話をする。

10分くらい話をして、
彼は『じゃぁな、帰るよ』と車を降りた。

キスもしてない。
彼に触れてもいない。

なんでそんなに冷たい態度をとるの?
悲しくて泣きそうになる。

窓の外でもう一度、
『帰るよ』と彼。
あたしは首を縦に振るのが精一杯だった。

あたしを置いて、彼は帰った。振り向きもせずに。

涙が頬を伝った。

エッチしたくないときは、こんなに冷たいの?

面倒臭いって思ってるの?

ホントに「したいときだけ」なんだ。
ホントに「面倒臭いときはさっさと帰る」んだ。


やっぱり、こんなの、
苦しいだけだ。
こんなに大好きなのに、
苦しいだけだ。

「遊びなんだから、このまま続けてもゆかりが苦しいだけだよ。」
そう言われたから、離れようとしたのに。
「どうするかはゆかりが決めて。」
そう言われたから、忘れようとしたのに。

離れようとしたあたしを、離さなかったのは彼なのに。
「好きじゃなくなったら寂しいよ」って、
「俺のこと好き?」って、あたしを抱き締めたのは彼なのに。


もう、こんな想いはイヤだ。

あたしのことが必要なら
もっと大切にしてほしい。
あたしを捨てるのがもったいないから、もっと大事にしてほしい。

 

もうやだ…。

livedoor プロフィール
Categories
TagCloud
livedoor × FLO:Q
大人のための科学力検定
QRコード
QRコード
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)