ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

石原都知事過激に警鐘「落ちた方が緊張感持つ」

 東京都の石原慎太郎知事(76)は27日の定例会見で、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として「テポドン2号」とみられる長距離弾道ミサイルの発射準備をしていることをめぐり「(日本の)間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人は危機感、緊張感を持つのでは」と発言した。日本人の“危機感の薄さ”を指摘する狙いがあったとみられるが、発射は目前に迫った問題だけに、刺激的な言い回しが物議を呼ぶ可能性がある。

 「そんなことを言うと、怒られるかも知らんけどね」。石原都知事はそう切り出すと、際どい発言で世間の危機感のなさを挑発した。「非常に拙劣な技術で彼ら(北朝鮮)が打ち上げてね、変なものが例えば(日本の)間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人ってのはね、ある危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」

 さらに「何万分の一かなんか知らんけど、危険が我々の間近にあるという認識を持つことは、必要だと思いますね」と指摘。「(日本人は危機に対し)まあ大丈夫だろ、まあ大丈夫できた。WBCで日本が優勝するかしないかとか、その際どさよりは、もっともっと深刻なものと思うよ」と、いまだに冷めない侍フィーバーを引き合いに出して、警戒を訴えた。

 この日、浜田靖一防衛相(53)は、長距離弾道ミサイルが日本領域内に落下する場合の迎撃に備えるため、自衛隊に初の破壊措置命令を発令。浜田氏は迎撃について「いままで準備してきた。(可能なのは)疑いない」と強調した。

 防衛相の力説にもかかわらず、政府筋が「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」と発言したように、ミサイル迎撃については困難との見方もある。

 これについて石原知事は「途中で迎撃して破壊する能力があるかは、やってみないと分からん」としながらも「中空で破壊するってのは、そういう操作のために税金を積んできたんだから。やらなかったら、政府の責任問われると思いますよ」と述べた。

 「もし、東京周辺に飛んできたら?」との質問には「常時災害対策で使っている緊急情報のシステムを使って都民に警告する」と説明。「しかし、飛んでくるぞって、どこに逃げたらいいんだよ。地下鉄に乗るしかねえじゃねえか」と、やけっぱち気味にまくし立て「狂って東京に落ちてこないことを望むだけ」とも話した。

 麻生太郎首相(68)はこの日夜、官邸で記者団の質問に答え、破壊措置命令について「万が一、飛翔体が日本の領域内に落ちた場合に、国民の安全確保に万全の対応をしなければならない」と強調。同時に「飛翔体が日本に落下する可能性は低い」として「国民の皆さんは平常通り生活してもらいたい」と訴えた。


関連ワード:
ミサイル  北朝鮮  自衛隊  人工衛星  東京都  
  • ブログを書く
  • トラックバック
  • livedoor clip
  • はてな ブックマーク
  • Yahoo! ブックマーク

関連ニュース:ミサイル

国内アクセスランキング

注目の情報
\発毛実感コースが“半額”!/
薄毛、抜け毛、頭皮のかゆみ、フケ…
髪の悩みでお困りではありませんか?
オトクなキャンペーンで、発毛のプロに相談しよう!


本気のあなたを“半額”で応援!