2009年3月27日 20時25分 更新:3月27日 21時18分
JR東海は27日、改良で新しくなるリニア試験車両のデザインを発表した。先頭の形状が現行の円形から角形になり、丸みを帯びた車両が角形に変わる。先頭部の長さも23メートルから15メートルに短縮する。角形化で居住性の向上を目指し、先頭部の短縮で車内空間を確保したといい、「営業車両に近い走行テストができる」としている。
改良するのは02年に製造された2両で、走行性能は変わらない。来月3日から山梨リニア実験線で走行試験を開始する。【斎藤正利】