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最終更新:2009年3月28日(土) 2時7分

IAEA事務局長選、天野氏当選ならず

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 「核の番人」と呼ばれるIAEA=国際原子力機関の事務局長選挙で、出馬した日本の大使は当選できず、選挙は振り出しに戻りました。

 「1票足らずで当選することができませんでした。ここで撤退する気はない」(ウィーン国際機関日本政府代表部 天野之弥大使)

 IAEAの次の事務局長を決める特別理事会で、日本政府が擁立した天野氏は、当選ラインとなる有効投票の3分の2に、あと1票足りませんでした。

 このため選挙は立候補から再びやり直されますが、天野氏は「被爆国日本の核不拡散への姿勢は評価された」と、再び出馬することを表明しました。

 核問題に大きな影響力を持つ事務局長ポストをあくまで取りに行く日本ですが、各国からはすでに今回出馬していない第3の候補をおす声が出始めています。

 外交が得意といわれる麻生政権で臨んだ国際機関の選挙でしたが、思うように票が伸びず、日本初のIAEA事務局長の誕生は厳しい見通しになっています。(28日01:47)



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