海員組合が減収予想で支援策を 高速道料金値下げの影響で船員らでつくる全日本海員組合関西地方支部(神戸市中央区)は26日、高速道路料金の大幅値下げの影響を懸念し、フェリー・旅客船業界への支援策を国に求める集会を神戸市で開いた。 組合員やその家族ら約200人が参加。楠博志関西地方支部長は「本州四国連絡橋、高速道路の料金値下げで業界は致命的なダメージを受けようとしている。雇用を安定させ、組合員、家族が安心できる政策の構築を求める」と訴え、参加者がシュプレヒコールを上げた。兵庫県庁周辺をデモ行進し、航路存続と港町の活性化を訴えた。 本四連絡橋では20日から、土日祝日の乗用車と二輪車の通行料が値下げされた。同支部によると、競合する航路では利用客を奪われ、大幅な減収になることが予想される。 【共同通信】
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