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関西独立リーグ:吉田えり投手、奪三振デビュー

【大阪・神戸】九回裏に登板した吉田えり投手。得意のナックルボールで三振を奪った=京セラドーム大阪で2009年3月27日午後9時19分、幾島健太郎撮影
【大阪・神戸】九回裏に登板した吉田えり投手。得意のナックルボールで三振を奪った=京セラドーム大阪で2009年3月27日午後9時19分、幾島健太郎撮影
【大阪・神戸】九回裏に登板し三振を奪い、チームメートと喜ぶ吉田えり選手(左)=京セラドーム大阪で2009年3月27日午後9時21分、幾島健太郎撮影
【大阪・神戸】九回裏に登板し三振を奪い、チームメートと喜ぶ吉田えり選手(左)=京セラドーム大阪で2009年3月27日午後9時21分、幾島健太郎撮影

 近畿4チームが参加する関西独立リーグは27日、大阪市西区の京セラドーム大阪で初シーズンが開幕し、女子高校生プロとして注目された神戸9(ナイン)クルーズの吉田えり投手(17)が大阪ゴールドビリケーンズとの開幕戦で中継ぎ登板を果たした。

 国内では1950年から2年間、日本女子野球連盟の下で女子プロ球団があったが、プロで男子選手と一緒にプレーした選手は初めて。吉田は右下手から投じるナックルボールが売り物。この日は制球に苦しんだが、試合後「今日の出来事は絶対生きていく中で忘れない。ナックルは自分の武器だし、ナックルで打ち取っていきたい」と興奮さめやらぬ表情で話した。

 吉田は九回頭から観客の大声援に送られマウンドへ。四球のあと盗塁され無死二塁のピンチとなったが、次の打者を内角高めの直球で空振り三振に仕留めデビュー戦を終えた。試合は神戸が5-0で大阪に勝った。

 関西独立リーグは、四国・九州アイランドリーグ、北信越を中心としたBCリーグに次いで今季スタートした3番目の独立リーグ。4球団が前後期各36試合の計72試合を戦う。【井沢真、新井隆一】

毎日新聞 2009年3月27日 22時23分(最終更新 3月28日 1時07分)

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