花屋で切り花を買ってきて、水を換えたり水切りをしたりして、花持ちをよくして楽しんでも、せいぜい1週間がいいところです。バラが1本300円、春の花束が500円くらいはします。
花を見ると心が和み、豊かな気持ちになれます。それはそれで、楽しいことですが、この大根は100円で、花にはない楽しさを与えてくれました。 2月のはじめ、農家で買った大根は、車でないと持ち帰れない重さだった(左)と、しばらくは、ながめて楽しんだ(右) (撮影者:小牧みどり ) テーブルの上に置くと、じゃまになるくらい大きいです。毎日眺めているうちに、葉っぱが出てきて中心からは、芯(しん)が出てきました。どうやら大根の花が咲きそうです。食べるには忍びない気持ちがわいてきました。というか、もう水分が抜けて、軽くなり、しわしわです。 葉がのびてきたけれど、大根は食べられそうもありません(左)と、3月4日、2つに割りました(右) (撮影者:小牧みどり ) 5日、朝起きると一夜にして、しなびていた葉が元気いっぱいになりました。次の日には、真ん中の芯がのびてきました。すごい勢いです。水を換えようにも大根の部分は瓶から出せなくなりました。7日には、勢いは衰えてきたものの、のびた枝の先につぼみが出ています。 3月5日、一夜にしていきいきと、よみがえりました(左)と、3月13日、花の色は黄色のようです(右) (撮影者:小牧みどり )
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