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よっきゅん活動日記  (ログ容量 : 204,572 バイト)
 
01: よっきゅんサイトより転載  2001/06/15(Fri) 03:24
http://www.harayoko.com/katudou/diary/

活動日記 第1号 2001.06.07
リニューアルのご挨拶

 こんにちは!ホームページをリニューアルしてみました。ちょっとオシャレ
なデザインで、結構気に入ってます!どうでしょう?!国会で起きているこ
と、私なりに感じている事など、いろんな事を20代の感覚で、皆さんにお伝
えしていきます!
 このホームページを通じて、たくさんの方々と、いろんなお話が出来たら、
いいなぁ〜なんて思っています。メールでも手紙でもファクスでもなんでも良
いです。いろんな意見を聞かせてくだい!!


私たちの21世紀を一緒に考えていきましょう!
 
02: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:25
活動日記 第0号 2001.6.12
日記スタート♪

♪♪♪ 原陽子と未来の風日記 ♪♪♪
 よくやく日記をスタートさせることが出来ましたぁ〜
お待たせいたしました!!PC初心者ってばれちゃったかしら?!(苦笑)

原の日々の一言です。読んでみてくださいね!!
 
03: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:25
活動日記 第1号 2001.5.31
本会議デビュー

ついに 原よう子 本会議デビュー!!「林業基本法の一部を改正する法律案」について質問を
しました。実は夕べから、ご飯も食べられないほど緊張していたのだ・・・
名前を呼ばれるまで、吐きそうなほど緊張してた・・・
“とにかく落ち着いて”と自分に言い聞かせて、壇上に登りました。自分の名前を言って、
議場を見渡してみると、採決の後で、着席している議員が少なかった・・・農家の娘として、
思いのたけをぶつけて来ました。(笑)
「全然、緊張しているようには見えんかったよ。」と後ろの植田議員。足はガタガタに震えてたっち
ゅーの!!(笑)
 とにかく何とか無事に本会議デビューを終えることが出来て、ホットしています。最後に、
傍聴席から見守っていてくれた政野さん(私の秘書さん)!!泣いちゃだめよ!!(笑)でも、その
涙に感動して、私もうるうる・・・(涙)。
 
04: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:26
活動日記 第2号 2001.6.1
疲労・・・

ゆっくり休む暇もなく、今日は環境委員会。温泉法の一部改正案&浄化槽法の一部改正案につ
いての審議がありました。昨日の本会議での質問に全勢力を使ってしまって・・・実は、頭はフル
回転状態ではなかった・・・ごめんなさい・・・疲れ果てて電車に乗ったその帰り道、電車の中で倒
れてしまった。でも、でも!!誰も声もかけてくれなかったの!!ちょ〜ショック!!東京の人って
冷たいのね・・・・
 
05: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:26
活動日記 第3号 2001.6.2
里帰り

実家で不幸があって、急きょ里帰り。
 
06: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:26
活動日記 第4号 2001.6.3
ただいまぁ〜

なんだか疲れてしまった・・・人一人を見送るってとっても大変なのね・・・
 
07: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:27
活動日記 第5号 2001.6.4
小休憩


地元でお仕事。久々にお部屋も大掃除しました。いいお天気で気持ちがいい一日でした。実は久
しぶりにお買い物にも行っちゃった・・・
 
08: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:27
活動日記 第6 号 2001.6.5
フラフラ・・・


蒸し暑い一日・・・今日は早めに帰って、お家でゆっくりご飯でも食べよっと・・・先週の金曜日か
ら、体の調子が良くないのよね・・・鉄分補給しなくちゃっ・・・
 
09: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:27
活動日記 第7号 2001.6.6
梅雨入り?!


いよいよ梅雨入り??といったお天気。いよいよ長丁場の通常国会も終わりが見えて来たか
な・・・あとひと踏ん張り!!がんばるぞぉ〜!!今日はひまわりを買いました。お部屋が少し元
気よくなったかな・・・
 今日の党首討論。「現在40分の討論の時間をせめて1時間に延ばしたらどうか」と言う土井さん
の質問に、「国民が集中して緊張感を持って見ていられるのは30分〜40分が限度だ。」と小泉総
理・・・学校の授業だって40分以上なのよ!!それにだったら、あんなダラダラと長時間やってい
る委員会やら本会議はどうするっちゅ〜ねん!!意味わかんない!!その後ろで、でかい声で
加勢しているのって・・・国土交通大臣さん?!
 
10: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:28
活動日記 第8号 2001.6.12
大発見


 原よう子の大発見!!ってほどでもないか・・・・・(^_^ゞ
今日は環境省の方から、「覚書き」たるものの説明を受けました。覚書きって??と思って説明を
受けたんだけど、法律を策定する段階でよくよく省庁間で交わされるものなんだって。それが大
臣にも知らされず、局長レベルで取り交わされることがほとんどなんだって。内容は法案を出す方
にとって、その権限を制限するのもだったりする・・・例えば今回の「NOx法」。自動車の排気ガス
削減に取り組みましょう!って内容なんだけど、その裏で交わされていた「覚書き」には、環境大
臣は道路事情に対してもの申してはならん!と言った内容。これは参議院の審議で明らかになっ
て、破棄されたと言うことは、新聞でごらんになったかと思います。
 こんな「覚書き」ってものが、よくよく交わされているってことに、原は驚いたのね・・・
(ちなみに、NOx法には8つの覚書きがある。) だってどんなに良い法律を作ったとしても、「覚書
き」でいろんな制限をされてしまうのなら、意味無いじゃん!!
恐るべし「覚書き」(`´メ)
 
11: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:28
活動日記 第9号 2001.6.8
良い週末を〜


 ようやく金曜日・・・・からだがクタクタ・・・・しかも今朝の占い最下位だったし・・・・

  今日は環境委員会でフロン法が可決されました。これは社民党としても結構がんばって意見
を取り入れてもらえた内容で可決をされたので、もうひとがんばり!って思うところもあるけれど、
良い形で成立させることが出来たと思ってます。
 特に自動車のカーエアコンのフロン回収・破壊の部分では、「ユーザーからその処理費用をど
の時点で回収するか」と言う点にこだわりを持ちました。だって、家電リサイクル法のにの前に
なるのだけは絶対に避けなくてはならないですよね!?お金を徴収する時を「排出時」ということ
だけは、絶対に避けなくてはならないと思います。今後の行方もしっかり見守って行きます!

では、では・・・・・良い週末をお過ごし下さい。 (^_^)/~~~
 
12: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:28
活動日記 第10号 2001.6.11
月曜日・・・


 今週も一週間が始まってしまいました・・・・・
やっぱり月曜日って何かいやよねぇ〜って、学生感覚から今だ抜け出せない原なのね・・・・(^.^;)
 明日は環境委員会で質問。(お題目は自動車NOx法改正案)この法案が環境委員会での最後
の法案だ・・・・(たぶん・・・・)いよいよ今国会も終わりが近づいて来たって感じ。
 質問取りって知ってる??委員会で質問がある前の日に、省庁の人たちが大勢でお部屋に来
るの・・・(恐)そして「明日は何を質問するんですか?」って打ち合わせに来るのよね〜。時には
質問まで指定されちゃったりするの!だから実は、委員会でのやり取りの多くは、すでに前の日
にシナリオが出来上がっている、お芝居みたいなものっ!!それっておかしくない??いいじゃ
ん!聞きたいことは自由に聞かせてよ!!

って事で、これから質問取りがやってくるぅ〜♪しがらみなんかに負けないでぇ〜♪♪
 
13: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:29
活動日記 第11号 2001.6.12
純愛


 ふぅ〜やっと環境委員会が終わりました・・・・
なんか元気がなかったかな〜・・・・そういえば先日お伝えした「覚書き」についても質問をしまし
た。省庁間で法律がより実効性のあるものとなるように協力し合う為だとのこと。
もちろん、その姿勢には反対はしません。
 だったら、法律の裏で、怪しく結ばれるのではなく、堂々と公の場で約束を結べばいいのに・・・・
「覚書きは当たり前」という感覚が、私には「おかしい」としか思えません。もしかして・・・・これが
「永田町?!」

昨日の「ピュアー・ラブ」(?)よかったぁ〜・・・・泣きすぎて目が
はれぼったい原でした!!(>.<)
 
14: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:29
活動日記 第12号 2001.6.13
つきゆび・・・

 今回のNOx法の審議にあたって、東京都環境科学研究所&佐川急便の天然ガス・ステーショ
ンに、委員会視察に行ってきました。驚いたのは、天然ガス自動車の排気ガス!排出ガスが出
てくる口(何て言うの?マフラー??)に真っ白の布を当てて、何べんかエンジンをふかしたの。フ
ツーだったら「真っ黒?!」になっていると思いきや、布はきれいなまま、ぎゅっと絞ったら、水が
出てきたのねー。マフラーから出てくるのは、ほぼ水蒸気なんだって!匂いも無かったし「天然ガ
ス」の利用がもっと増えれば、自動車からの排気ガスは大幅削減が可能になるんじゃないかなぁ
〜。コスト面とか、インフラ整備の面とか、問題は残っていると言う話だったけれど、こう言った取
り組みにこそ、国が積極的に援助を進めて行くべきだと思いました。でもさ〜佐川急便さんのよう
に、国が“あ〜だぁ〜・こ〜だぁ〜”言っているうちに、自主的に環境を重視した取り組みをやって
いると言うことに感心しました。国はもっとしっかりしなくちゃ・・・ですね・・・(-.-;)。o○

いたっ!!今、机の角に、指思いっきりぶつけちゃった・・・・・(T_T)ドジよね・・・
 
15: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/15(Fri) 03:30
活動日記 第13号 2001.6.14
ドライヤー

 今日みたいな日はダメね〜・・・実は湿気に弱い、原の髪の毛・・・(クセっ毛なのねぇ〜)
ドライヤー買おっかなぁ・・・(◎_◎)
 今朝は参議院候補の上田けい子さんと一緒に駅立ち。雨の中、チラシを受け取って頂いたり、
声をかけて頂いたり、ありがとうございました。
 本会議では、ついに「教育3法」(地方教育行政の組織及び運用に関する〜/学校教育法〜/社
会教育法〜)が可決・成立されてしまいました。子供たちの未来に関わる重要法案なのにたった
一ヶ月足らずの審議で、しかも3つとも違う内容の法案なのに、それを一括で採決しちゃう・・・こ
れっておかしいと思いません??「今の子供は我慢が足りないなど、最初から子供たちの姿を否
定的にとらえ、だらか、奉仕活動をさせよう。」これって、決して子供を主人公に考えたものだとは
言えないと思う。自分の子供がこんな風に決められた教育を受けなくちゃならないなんて、子供産
むのためらっちゃうよね・・・(-_-)
 
16: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/16(Sat) 22:04
活動日記 第14号 2001.6.15
やっぱり気になる「覚え書き」

 今朝の占い「自分の意見が通らない日。またの機会にしよう」

イヤな予感がしたのよねぇ〜。環境委員会で「経済産業省と環境省の覚え書き破棄」を主張した
んだけど、できなかった・・・この法律(NOx法)の目的にはちゃんと「国民の健康を守る」って書い
てあるのね。でも確かに「急に低公害車に乗り換えなさい」というのは車の所有者には酷だから、
ちゃんと13条で、財産権を考慮して「猶予期間を定める」とあるの。それなのに13条について、
さらに経済産業省との覚え書きで「様々な自動車の情勢を考慮して勘案しなさい」って。ちゃんと
法律で書かれているんだから、さらに覚え書きなんて交わす必要なんてないと思いません?おま
けに、この法律策定に関わった法制局の人だって「この覚え書きには驚いた」って言ってるのにぃ
〜。そんな覚え書きは必要ないですよね?!・・・でもダメだった・・しかも経産省の役人たらっ!
「覚え書き」と言わずに「確認文書」だって!!どっちにしたって、もっと環境省が強くならなくちゃ
っ!!とやっぱり納得できない!審議、もっとがんばるべきだったよね・・・私って実は、結構しつ
こい女だったりして?!?!(笑)
 
17: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/20(Wed) 16:57
活動日記 第15号 2001.6.16
川崎ばんざい!!

 今日は朝10:00から、ずっ〜と川崎市内を闊歩。参議院選挙の予定候補「上田けいこ」さんと一
緒に、街頭宣伝に励んで来ました。結構、地域のみなさんの反応が暖かくて、嬉しかったです。こ
の調子でいけば・・・・ひょっとして、ひょっとするかも?!?!?!神奈川県にお住まいのみなさ
ん!!上田けい子を見かけたら、一言「がんばってね」と声をかけてあげて下さい。
上田さんのHPアドレスです(リンク)。よろしこ!!!!!!!!!

Link:http://www.ksp.or.jp/sdpkanagawa/keiko.htm
 
18: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/20(Wed) 16:57
活動日記 第16号 2001.6.17
東京都議選

 東京都議会議員選挙、唯一の日曜日。南大沢駅前広場で「五十嵐ゆき子」さんと一緒に街頭
宣伝、がんばって来ましたぁ〜 \_(^◇^)_/ 小泉人気はすごいかも知れない。小泉さんは「改
革・改革」とおっしゃるけれど、私達には守らなくちゃならない、大切がものがあると思う。今まで
政治が軽んじてきた、「平和」や「人権」「暮らしの安心・安全」「プライバシー」こうした、目に見え
ないものを守っていく事が、これからの世代、私達世代の役目だと思いませんか??「平和と人
権を守る」がテーマの「五十嵐ゆき子」さんをどうぞよろしくお願いします!!

Link:http://homepage1.nifty.com/sdp/giin/kouho/togi/igarasiyukiko.htm
 
19: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/20(Wed) 16:58
活動日記 第17号 2001.6.18
月曜日・・・・

 夕方、上大岡駅に上田けい子さんと一緒に出没。。。
 今夜は「Pure Soul」の日。早く帰って見なくちゃっ!
 
20: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/20(Wed) 16:58
活動日記 第19号 2001.6.20
突風注意!

 今日は、比較的ゆっくりと時間が流れていった一日でした。
週末ゆっくり出来なかったせいか、ちょっと疲れ気味かも・・・しかも、口内炎が痛くて痛くて・・・歯
磨き粉が、チョ〜しみるの・・・(T.T) ビタミン剤飲まなくちゃっ・・・今日は風が強いので、飛ばされ
ないように注意しましょう。
 
21: ァヶ”  2001/06/20(Wed) 17:55
昔の須賀原洋行のマンガに出てくるOL議員そのものだな。
 
22: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/23(Sat) 00:30
活動日記 第20号 2001.6.21
がんばってます!社民党!

 一日中選挙応援で、八王子へ。「五十嵐ゆき子」さんは今日も元気にがんばっています。たくさ
んの方に応援をいただいて、原も元気が出ました!ありがとうございました。
 夜は小田原へ。福島瑞穂さんと上田けい子さんと一緒に楽しいトークを連発して来ました。
「勝ちたい選挙ではなく、勝たなければならない選挙です。」という上田さんの情熱を、是非みなさ
んにもご理解をいただき、大きなご支援をいただきたいと思います。
 
23: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/23(Sat) 00:30
活動日記 第21号 2001.6.22
世田谷行脚

 午前中は環境委員会。本会議終了後、今度は世田谷へ都議会選挙の応援に。「池田さちよ」さ
ん、29歳の新人です。商店街を練り歩き、みなさんと握手してきました!!楽しかったぁ〜。若い
世代が、本気になってがんばっています!!どうぞよろしくお願いします!世田谷って初めて歩
いたけど、商店街のみなさん、とっても元気が良くて、嬉しかったです。今度、お買い物しに行って
みたくなりました。

Link:http://homepage1.nifty.com/sdp/giin/kouho/togi/ikadasatiyo.htm
 
24: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/26(Tue) 07:03
活動日記 第22号 2001.6.23
明日は投票日

 明日はいよいよ東京都議会選挙の投票日です。午後は八王子の「五十嵐ゆきこ」さんの元
へ!最後のお願いに行って来ました。みなさん!!とにかく明日は投票所に足を運んで下さい。
そして自分の信じるところに、一票を投じていただきたいと思います。今一時の、人気ではなく、1
0年20年後の自分たちのことを考えて、いただきたいと思います。選ぶものの責任と選ばれるも
のの責任、この信頼関係・責任関係を、もう一度確認しあっていただきたいと思います。
 
25: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/26(Tue) 07:03
活動日記 第23号 2001.6.24
がっくり・・・・・

 松本で、参議院予定候補の「佐藤せつこ」さんと一緒に楽しいトークを展開していました。どこに
行っても、女性が元気!!佐藤さんのHPをリンクしておきますので、是非ごらんになって下さい。

 選挙速報を見ていました・・・・結局社民党は議席を確保することが出来ませんでした・・・小泉
人気と言われるけれど、本当にそれで良いのでしょうか??でも、結果がすべてとなってしまいま
した。チョ〜チョック・・・・私は小泉さんの改革に、夢や希望を見ることが出来ません。構造改革の
行く末には100万人とも言われている失業者を生みだし、改憲の行く末には「戦争」が待ってい
る・・・小泉人気がこのまま進めば、私たちは明らかに政府の犠牲、ツケばかり、しっかり背負わ
されると言った結果になりはしないでしょうか??
 でも、有権者のみなさんは、自民党に委任状を渡しました。この結果、どんなことが起こってしま
うのかと言うことを、責任を持って、チェックしていっていただきたいと思います。
 最後まで、力一杯戦った、仲間のみんさん!!お疲れさまでした!そしてご支援下さったみなさ
ん、本当にありがとうございました。

Link:http://www.sdp.or.jp/~nagano/index.html
 
26: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/27(Wed) 02:30
活動日記 第24号 2001.6.25
恐い・・・

 航空自衛隊が機関砲誤射?!?!ちょうど教育改革プロジェクトの最中にそんなニュースが飛
びこんできた。一瞬、鳥肌が立った。「幸いけが人はなかった。」では済まされないことだと思う。こ
れで明らかじゃない!!自衛隊と言われているけど、その軍事力は軍隊と呼べるほどだ。軍隊
は(自衛隊だって)私達を守ってなんかくれない!!私の住む神奈川県上空では、米軍の飛行機
が、我が物顔で飛び交っている。いつなんらかの事故で、命を奪われるかわからない・・・武器は
軍隊はいらない!!と怒りを感じた。
 
27: キリぃ〜、死ぬなぁ〜!  2001/06/27(Wed) 02:31
活動日記 第25号 2001.6.26
祈り・・・

 夕方、妹から電話があって、愛犬のキリが事故で重傷との連絡。すぐに帰って会いたい・・・で
も、帰れない・・・きっと今頃は麻酔で寝てるんだと思う。やっぱり、家族の近くにいたいよね。離れ
ているとなんにもしてあげられないんだもん・・・今は祈るしかないよね。
  がんばれ!!きり!!きっと良くなるよ!!みんなも一緒に祈って下さい・・・
 
28: OL議員  2001/06/27(Wed) 20:31
最近ちょっと顔文字が減ってるね。
持ち味なのでぜひ使ってほしいんだけど。
 
29: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/28(Thu) 22:05
活動日記 第28号 2001.6.27
猛暑

 なんだか真夏日が続いていますね。みなさん、体には十分気を付けて下さい。体力ばっかり奪
われて、仕事するのに既にバテバテです。真夏が怖いよ〜・・・
 
30: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/28(Thu) 22:05
活動日記 第27号 2001.6.28
ようやく・・・

 明日で長丁場の通常国会も終わりです。ついに来たか〜といった感じ・・・でも休む間もなくきっ
と参議院選挙づくめになるんだろうなぁ〜。今まで山のようにしてしまった、書類を少し整理整頓
しなくては・・・
 今日は政府の「骨太の方針」についての勉強会がありました。でも内容は今までと、大きく変わ
っているわけでもないし・・・どこが「骨太」何だろうと思いました。「骨太」というと何となく聞こえは
良いけれど・・・でも、やっぱり何十万人・何百人とも言われている失業者を生み出すって言うこと
には、不安を覚えます。それに、IT産業で雇用を創出と言っているけれど、確かに私たち世代の
雇用創出にはなるかもしれない。でも、今大きな問題は中高年層の再就職だと思う。政府の人た
ちが思っているより、現場はもっと深刻だ!と言う意見もあり、まだまだじっくりと議論をしていく必
要を感じました。私自身、経済は苦手と思っていたところがあるので、がんばって勉強を続けて行
きます。
 
31: 革命的よっきゅん主義者  2001/06/30(Sat) 00:30
活動日記 第28号 2001.6.29
ショック・・・

 昨日の参議院・文部科学委員会で教育関連3法案の質疑・採決がありました。この法案は前回
の日記でお伝えしたように、衆議院では社民党は反対の姿勢を貫きました。しかし!!参議院
で、ある委員が「賛成」をしてしまったのです。部会でも反対と決めたのだからと、昨日から働きか
けをしていたのですが、結局その委員は態度を変えることなく、採決の際に起立をしたとのこ
と・・・参議院側の説明では、質疑応答の中で担保を取ったから、賛成するといって考えを変えな
かったと・・・でも私が一番びっくりしたのは、賛成理由に「某組織が参議院選挙を応援してくれな
くなるから。」と言う発言。法案に賛成・反対になんで選挙なの?!?!他の党となんら変わらな
いジャン!!とかなり、ムッ!!と来ました。選挙と子供たちの教育とどっちが大切なのよ!!信
じられませんでした・・・私には絶対理解できない発言です。(怒)
 ついに今日で通常国会が終わりました。閉会中にこのHPも充実をさせたいと考えています。
出来たばっかりで、なかなか思うように更新できず、ごめんなさい・・・
 
32: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/02(Mon) 00:45
活動日記 第29号 2001.6.30
差がないかぁ〜・・・・

 今日は小金井公会堂で、参議院選挙に向けて各党の環境政策についての公開討論会に参加
をしてきました。「環境については各党差がないですね〜」と言われてしまった・・・でも環境委員
会にいて思ったことは、今戦わなくてはならないのは「政府・官僚」だ!ってこと。だって国土交通
省とか経済産業省にいっつも負けちゃう環境省・・・環境を考えましょうって人は心がやさしいのだ
ろうか・・・環境省もっとがんばれ!!とみんなで応援しましょう!
 でも一つ社民党だけがはっきり言えるのは「脱原発」!!超党派でも「自然エネルギー促進法」
の成立に向けてがんばっています。
 
33: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/03(Tue) 17:15
活動日記 第30号 2001.7.1
若草物語て・・・・

 神奈川社民党の参議院選挙応援は「若草物語」でおおくりするらしい・・・
     * 長女   あべともこ
     * 次女   福島瑞穂
     * 三女   上田けい子 (参議院予定候補)
     * 四女   原よう子
どう??これ?? 楽しそうでしょ?!?!?!?! (笑)

 ところでところで・・・社民党のCMが放送されない理由・・・「本当にこわいことは、最初人気者の顔をしてやってくる。」
ってところが、誹謗中傷にあたるんだって。・・・・でもその前に・・・はら個人の感想・・・「ちょっと暗い??よね・・・」それ
でなくても小さな党なんだから「小さいけど元気」みたいなイメージが欲しかったな〜なんて思っています。(怒られちゃう
かしら・・・・・)
 リンクしておきます。まだ見ていない方はちょっと見てみて下さい。どう思いますか??

Link:http://www5.sdp.or.jp/central/20tvcm.html
 
34: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/05(Thu) 07:31
活動日記 第31号 2001.7.3
国会に保育室を

 只今、国会に保育室をと言うことで、超党派の議員で議連を立ち上げています。もっと多くの方
に国会を利用して頂きたい。パパもママも安心して働き、子育てが出来るような環境を整えたいと
思い、スタートをしました。議員も秘書も国会で働いている人たち等、また傍聴に来られる方、勉
強会に参加される方、どなたでも利用できるような形にしたいと考えています。同時に永田町ま
で子供を連れてくるのが大変という意見もあったので、電車に「女性専用車両」が出来たように
「子連れ専用車両」を設けるといった案も同時に進めていく必要があるのでは、と言う意見も出て
います。場所は新しくではなく、空いている部屋を改造して使うなど、無駄を省くようにしていこう
と思っています。仕事場に子供を連れてくることが、まだまだ後ろめたいように感じられる状況を
変えて行かなくてはならないし、また女性の政治参加をもっと積極的に進めるためにも、このプロ
ジェクトは成功させたいと思っています。
 ここって、本当に生活感の無い世界・・・だからこそ、仕事もする子育てもするそれがフツーにあ
る場所になれば、もっと議員も人間らしくなるんじゃないかしら?!?!(笑)
 
35: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/05(Thu) 07:31
活動日記 第32号 2001.7.4
餃子

 宇都宮へ選挙応援。青年代表で比例に立候補予定の「大島よしのり」さんと一緒にトーク・ショ
ー!!と言うほどでもないけど・・・対談をしてきました。いよいよ本格的に忙しくなってきそう・・・
ホーム・ページをリンクしておきますので、ご覧になって下さい。


 思い起こせば一年前の今日が「初登院」の日でした。本当に一年経ってしまったんだなぁ〜と実
感しています。いろいろあった一年だけど、この思い通りにならないことの多い世界で、悔しい思
いも沢山しながら、なんとかやって来れたって感じです。ここまで来られたのも、応援して下さった
みなさんのおかげと感謝をしています。みなさんに「あれもやりました、これもやりました。」と報告
できることは少なくて、物足りなく思っている方も多いいと思いますが、今後ともよろしくお願いい
たします。

Link:http://www.ucatv.ne.jp/~itutetu/oshima/index.htm
 
36: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/07(Sat) 07:22
活動日記 第33号 2001.7.5
今日は千葉・・・

 今日は千葉の東金と言うところにこれまた、参議院選挙の応援にいって参りました。今回の予
定候補は「無所属・社民推薦」の女性、「星野ともこ」さんです。彼女は環境と言う専門分野を持っ
ていて、30歳と若いけれども、経験と実績は十分に備えた方です。私も環境委員会に今国会所
属をしていて、「21世紀は環境の時代だ」と感じました。環境は私たちの生活そのものの大きな
テーマだと思います。環境面から考えた「食」「エネルギー」「外交」「平和」環境を中心に政策をし
っかりと打ち出して行ってくれること間違いなし!!また、HPをリンクしておきますので、ご覧にな
って下さい。

 余談・・・・これからは「無所属・社民推薦」くらいが良いかも・・・もっと私たち世代が自由に国会
生活を送るためにはねっ!!(笑)星野さんには国会に来て自由に自分らしくがんばって欲しい
と思います!!って・・・最近怒られそうなことばっかり言っている原でした・・・

Link:http://www.moko-net.com/
 
37: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/07(Sat) 07:23
活動日記 第34号 2001.7.6
小雨??

 ただいまぁ〜・・・疲れたぁ〜・・・久しぶりに雨が降って来たような??少し涼しくなると良いです
ね。今日は事務所で事務作業。肩こっちゃった・・・どうやら原は姿勢が悪いらしい。

 「米が容疑者の身柄引き渡しに応じた。」なんだか各種報道では「田中外務大臣!してやった
り!!」と言った感じで報道されていました。でも・・・思うこと・・・今の日米地位協定の中でも身柄
引き渡しは十分に可能であるはず。確か数年前の米兵による少女暴行事件の時に、新たな取り
決めがあって、それによって身柄引き渡しも可能と、勉強会で習ったような記憶があるの。(記憶
が曖昧でごめんなさい・・・)だから、本当だったら、もっと早くに身柄の引き渡しは出来たはずだ
し、小泉さんだって首脳会談の時にすぐに対応をすることは出来たんじゃないのかな・・・それな
のすごいことをやってのけたように報道されていたのを見て、なんだか??な気分になったので
すが・・・どうなんだろうか・・・・私の記憶違い?勘違い??
 
38: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/10(Tue) 05:13
活動日記 第35号 2001.7.8
飛行機

 今日は福岡へ。かなりの強行スケジュールで、滞在時間より飛行機に乗っていた時間の方が
長かった・・・九州からは現職の「みえの栄子」さんが立候補予定です。(HPリンクしておきま
す!!)戦前、私たち女性には参政権がなかったと言うお話をして下さいました。私たち世代に
は想像もつかない事です。私たち女性が政治に参加をし、ものを言えるようになったのは戦後、
つまり日本国憲法のおかげなんです。私たち世代は当たり前のように選挙権も被選挙権も与え
られてきたけれど、そうではない時代もあったと言うことを忘れてはいけないと思いました。私が
今、国会で働けることも憲法のおかげなんです。私たちには「あったりまえ」の事、それは憲法に
うたわれているから「あったりまえ」なんであって、その憲法を変えようと言う姿勢にはやっぱり断
固反対!!でがんばって行きたいと改めて強く思いました。

Link:http://www3.ocn.ne.jp/~syaminto/
 
39: その通りだぜ!  2001/07/10(Tue) 18:33
活動日記 第36号 2001.7.9
これでいいのかなぁ〜・・・・

 参議院選挙に向けて、各党の党首の遊説の様子がTVで流れていた。やっぱり一番勢いよく見
えたのは小泉さん・・・でも本当にそんなんでいいのかなぁ〜・・・なんだか「へん!!」街頭で日の
丸を降って「じゅんちゃ〜ん!!」とか叫んでいるのってちょっとおかしくないですか?とは言え、
今の野党に小泉さんのような人気を集められるような人はちょっと見あたらないかも・・・(苦笑)で
もさぁ〜思い出して欲しい。去年、参議院選挙のルールを勝手に変えて、乱闘騒ぎにまでなった
事。その時、参議院の議長の首を取ってまで選挙制度を変えた事。すべて自民党の都合だけで
決められて行ったんです。その時、自民党の議員がエレベータの中で言っていたこと・・・「日本人
は忘れっぽいから、何をやっても大丈夫。」って言っていたんです。本当にこのまま自民党を勝た
せてしまったら、私たちは自民党の“思うつぼ”になってしまいませんか??
 
40: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/11(Wed) 15:08
>転載されている方
本文中の改行は省いて転載していただくと読みやすいと思います。
 
41: 転載している革命的よっきゅん主義者  2001/07/12(Thu) 17:06
ブラウザの大きさによりますがね。次からはそうしましょう。
 
42: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/14(Sat) 06:07
活動日記 第37号 2001.7.12
夏の陣

 いよいよ、今日から参議院選挙がスタートしました。全力でがんばらないと私たちの未来が危ない!!この選挙はきっと歴史に残る大きな選挙になると思う。今が大きな政治の転換期なのではないでしょうか?だかたこそ、みなさん!参加をして下さい。必ず投票に足を運んでいただきたいと思います。そして自分の信じるところに一票を投じていただきたいと思います。
 今日は一日神奈川遊説。夕方には辻本さんも駆けつけて下さいました。「人気だけで政治が決められて行くのはおかしい。」と「がんばって。」と声をかけてくれたその声を真摯に受け止めて、この夏の戦いを駆け抜けて行きます!!
 
43: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/20(Fri) 01:51
活動日記 第38号 2001.7.13
新潟

 選挙戦2日目は新潟へ。「内田じゅんこ」さんの応援に行ってきました。かなりの強行スケジュールで、個人演説会の会場を3カ所、はしごをして回りました。やっぱり、田舎の風景は落ち着くよね。セミの声に思わず「ホッ」としてしまいました。東京でもきっとセミが鳴いているだろうにね・・・その声を聞こうとさえしてなかったのかも・・・少し、心もリフレッシュ出来た気分でした。新潟のみなさん!「内田じゅんこ」さんをよろしくお願いします。社民党は脱原発でがんばってます!!

Link:http://homepage2.nifty.com/uchida-junko/
 
44: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/20(Fri) 01:52
活動日記 第39号 2001.7.14
ちょうど・・・

 今日は夕方、土井さんが相模原に応援に来て下さいました。そういえば、ちょうど一年前くらいに、私の応援に土井さんが同じ場所に来て下さったのを思い出しました。そして今回は「上田けい子」さんの応援に・・・なんだか不思議な縁を感じました。と言うことは・・・きっと上田さんも一年前の私のように、きっと当選!!すること間違いなし!!と願ってがんばります!
 土井党首、ありがとうございました!!
 
45: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/20(Fri) 01:52
活動日記 第40号 2001.7.15
脱水症状

 なんでこんなに暑いの!!気候変動!異常気象!!小泉総理!京都議定書をしっかり批准してこの異常気象にしっかり、地球規模で対応しましょうよ!!「暑い、暑い」いってる前に、上着を脱いで「きゃ〜」なんて言われている前に!京都議定書批准でしょ!!
 
46: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/20(Fri) 01:53
活動日記 第41号 2001.7.16
バテバテ・・・

 上田けい子をよろしく!!!!!!って小泉フィーバーとか言われているけれど、結構「社民党、がんばれ!」って声をかけて下さる方がいて、とっても嬉しいです。神奈川県内どこかで私たちを見かけたら、是非是非、声をかけて下さいね!みなさんのその握手が、私の元気の源です!
 
47: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/22(Sun) 02:15
活動日記 第42号 2001.7.18
めんそ〜れ

 今日は沖縄応援へ。「てるやかんとく」さん!よろしくお願いします。沖縄って本当に基地の多いところだと毎回感じます。基地問題と言うと沖縄問題といった意識が本土には強いけど、私の住む神奈川県だって基地が点在しているし、米軍の飛行機の騒音に年中、悩まされています。基地はいらない!私はそう思います。これだけ米軍の基地が存在していて、な〜にが最近の若者は愛国心がないだ!!と自民党のおっちゃん達に言いたいねっ!!
 私たちの平和のためにも「てるやかんとく」さんにはまだまだ国会でがんばって頂きたいです。みなさん!よろしくです!!

Link:http://oak.zero.ad.jp/~zad83435/
 
48: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/22(Sun) 02:16
活動日記 第43号 2001.7.20
いいなぁ〜・・・・

 今日は、横浜・花火大会・・・いいなぁ〜と花火大会に行く若者を純粋にうらやましく思ってしまった・・・「私もデートをしたい!でも相手がいない!!じゃなくて、参議院選挙なんとしてでも“上田けい子”を勝たせて欲しい!!」な〜んて言いながら街宣をしてきました。(笑)
 アメリカ追随の今の傾向はやっぱり危険だと思う。小泉さんが守れない「平和」を私たちはなんとしてでも守って行きたいと思っています。だって自分の子供が友達が兄弟が・・・はたまた恋人が戦地に送られるようなことは絶対に許しておけません!!「血を流す」事を平気で強いる今の小泉内閣にきっちりとNO!を示していきます。
 
49: ナチュラルなよっきゅんに萌え〜  2001/07/22(Sun) 02:17
活動日記 第44号 2001.7.21
今日は何曜日??

 今日が何曜日なのかわからないくらい走り回っています。
なんだか日に焼けてしまいました。もう26・・・お肌の曲がり角はとっくに過ぎているのに。気を付けなきゃと思いつつ・・・自然の成り行きに任せっぱなし・・・ついにシミ第一号が出来てしまいました。ちょ〜ショック・・・少しはお肌を大切にしなくてはですね。
 でもさ〜普段なんにもしてないと、日焼け止め塗るだけでも抵抗があるのよね〜(けっして無精者ってわけでもないんですよ!!)
 
50: 革命的よっきゅん主義者  2001/07/30(Mon) 01:35
活動日記 第45号 2001.7.28
明日は投票日

 みなさん!いよいよ明日は投票日です。是非、投票所に行って下さい。そして、みなさんの暮らしを守るための一票を!子供達の健やかな未来のへの一票を!平和を守る一票を!信じるところに投じて下さい。選挙権は私たちに与えられた大切な権利です。だからこそ、その権利を無駄にすることなく投票に行って下さいね!!
 
51: フカーツマンセー!!  2001/08/10(Fri) 05:02
活動日記 第46号 2001.8.9
お久しぶりです。

 なかなか日記を更新出来なくて・・・ごめんなさいです。選挙が終わって、なんだかボォ〜としちゃって。(_ _)。。o ○ 忙しすぎたのか、あの2週間の記憶がないのよね・・・結果は大敗。社民党は参議院で議院運営委員会に出席することすら出来なくなってしまったんです。つまり国会の運営に関して、な〜んにも言えなくなってしまったのよね・・・おっきなダメージです。敗因は、単なる「小泉人気」だけじゃないと思う。本気で党改革していかないと!!って思います。
 この臨時国会だって、何のため?!?!って感じ。5分そこらの本会議と委員会のためになんんて意味ないじゃん!!4日間あれば、代表質問くらい出来るでしょ!!靖国参拝の事とか経済の事とか課題はいっぱいあるはずなのに・・・って、議運で言ったら、自民党は「そんなことは選挙期間中に街頭で訴えた、TVでも訴えた。」だって・・・それじゃ〜国会なんていらないじゃん!!と思いません??へ〜んなの!! L(・o・)」
 
52: ツキイチマンセー!!  2001/09/08(Sat) 18:02
活動日記 第47号 2001.9.7
ご無沙汰しすぎですよね・・・

 日記をしばらく更新していなくてごめんなさいです。
みなさん、夏休みはどのように過ごされましたか?はらは一週間お休みをもらって、実家での〜んびりしてきました。なんだか議員会館はとっても静かです。休会中といった感じです。とは言え、今月末からは臨時国会が始まります。そしてすぐに通常国会がスタートするんだろうなぁ〜・・・そのための準備をしっかりしなくてはいけませんね!
 がんばって日記更新して行きます!!
 
53: 水着のよっきゅん…(;´Д`)ハァハァ  2001/09/11(Tue) 02:01
活動日記 第48号 2001.9.10
台風警報

 今日は国会議員水泳大会!!のはずが・・・大雨で中止となってしまいました。はりきってジャージ着て行ったのに・・・残念。と言っても去年の参加者は議員は2名だけ・・・結構寂しい大会なのです。そうそう。国会にもサークルのような集まりもあるんですよ。コーラスとか、コーラスとか、コーラスとか・・・って!!一緒やんけぇ〜!!!!!後は・・・ジムもあったりする。私はまだ利用したことは無いのですが・・・また違った付き合いが生まれたりするかもしれないので、そうした普段着での活動の場も必要なのかもしれませんね。
 
54: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/14(Fri) 18:46
    ◆ 下記に対する多くのご批判やご意見、ありがとうございました。◆

(活動日記 第49号 2001.9.12)
 昨日から2日間、お泊まりで勉強会に行って来ました。一日目のスケジュールが終わって、みんなで夕飯を食べ終わった頃に、テロのニュースが飛び込んできました。信じられない光景がTVに映っていました。鳥肌が立ちっぱなしです。
 テロと言う行為は許せないけれど、これを機に「有事」に備えた法整備がどんどん進んで行くのは確実・・・と思うと、恐ろしいです。だって、今回のテロだってアメリカの外交政策の失敗??なのでは・・・? 日本も同じ失敗を繰り返さないためにも、自ら軍縮を進め、真の平和・友好を世界各国と結んで行くべきだと思います。
 だって「ざまーみろっ」って思っている国だってきっとある、と思いませんか?それってとっても悲しいことだと原は思います。日本が危険な道に進まないよう、阻止して行かなくてはなりません!!
 
55: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/14(Fri) 18:47
活動日記 第50号 2001.9.13
お詫び

 昨日の日記の中で、今回のアメリカで起きた痛ましい無差別殺りくに関して、心ない表現をしたことについて、深くお詫び申し上げます。沢山のご批判とご意見等々頂きました。私自身も、犠牲者の方々に対してあまりにも思いやりに欠けた表現であり、不用意に使ったことを、大変恥ずかしく思っています。
 テロ行為は決して許されるものではありません。命を落とされた多くの方々、負傷された方々に心からお悔やみ申し上げます。また、いまだ行方不明になっている方々が、一刻も早くそのご無事を確認されることを心より願っております。

 今回のような民間人を無差別に巻きこむような残虐な行為は、どんな状況においても許されるべきではありません。しかし、アメリカが今回の暴力に屈しないと言っているように、暴力によって報復をしても(やったら、やり返すでは)結局、何も解決しないのではないでしょうか。
 私は日本におけるテロ対策は必要だと思います。しかし「テロ対策」と自民党を中心に議論している「有事法制」とは質が異なるものです。だからこそ、これを機に乗じた「有事法制」の制定には、はっきりと反対の立場をとっていきます。
 
56: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/14(Fri) 23:57
2chなんか見て動揺するから益々上げ足取られるんだよ。この人。
自分を信じるべきだろう。
 
57: ホントの自由主義者  2001/09/15(Sat) 10:55
本音って出ちゃうもんなんですね。事件が起こったすぐ後に普通の感覚の人間は
「「ざまーみろっ」と思ってる人がいる」なんて発想は出ませんよ。ご自分がおもっていらしゃ
るからでしょう。
こんな議員を選んでしまったなんて悲しいです。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いんでしょうけどね。
 
58: Kkashi  2001/09/16(Sun) 10:18
>「「ざまーみろっ」と思ってる人がいる」なんて発想は出ませんよ。ご自分がおもって
>いらしゃるからでしょう。

 人の心がわかるのかい(w...

 それはともかく

>思っている国だってきっとある、と思いませんか? それってとっても悲しいことだと
>原は思います。

 を恣意的に抜いて、意図的によっきゅんの発言をせめるのやめい!
 
59: あ〜ん?  2001/09/16(Sun) 11:55
>>思っている国だってきっとある、と思いませんか? それってとっても悲しいことだと
>>原は思います。

>を恣意的に抜いて、意図的によっきゅんの発言をせめるのやめい!

アメリカ人(アメリカ合衆国)だけが被害に遭ったわけじゃないんだぜ?
 
60: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/16(Sun) 13:39
>アメリカ人(アメリカ合衆国)だけが被害に遭ったわけじゃないんだぜ?

そうですよ。米国に対し「ざまーみろ」と思ってる国の存在の可能性を考えなければ
危険ですよ。
 
61: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/17(Mon) 04:17
活動日記 第50号 2001.9.13


昨日から2日間、お泊まりでお勉強会に行って来ました。\(^○^)/オツカレ〜!
一日目のお遊戯が終わって、みんなでお夕飯を食べ終わった頃に、
テロのニュースが飛び込んできました。何?テロって。(゚-゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ナニナニナニ?
すると、なんとビックリー!!! (☆_★)(@_@)(*_*)
すんご〜い光景がTVに映っていました 。キャハ!!! o(^-^o) (o^-^)o o(^O^o)♪ ワクワク

ねぇねぇねぇ、これってヤッパ、アメリカの外交政策の失敗??・・だ〜よねぇ〜 (^*^)v-oOO

よう子はぁ、日本も同じちっぱいを繰り返さないためにもぉ〜
ジエータイなんか なくして (ノ`△´)ノ 〜 *~●ポイッ
真の友好を世界各国と結んで行くべきだと思いまーすっ!!! (●´ー´●)ノエッヘン

だってだってぇ、「ざまーみろっ!」☆α==(・・#)パーンチって思っている国だって
きっとある、と思いません?(よう子は思うナリ)。 ←キャー (≧∇≦) ホンネ
それってそれってぇ、とっても悲しいことだとよう子は思うのね。(‘ ε ’)ホントダヨ
あっ、枝毛みっけ〜!! v( ● ´ ー ` ● )v チョキチョキ
 
62: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/17(Mon) 14:10
国会事務所 : 〒100-8981 千代田区永田町2-2-1-304
       TEL : 03-3508-7304 FAX : 03-3508-3304

相模原事務所 : 〒229-0037 神奈川県相模原市鹿沼台1-7-9
TEL & FAX 042-712-2880 / 2881
 
63: ホントの自由主義者  2001/09/17(Mon) 15:12
> 人の心がわかるのかい(w...

じゃ、アンタにはわかるのかい?
ふつう、国会議員が自分の公式HPでそんな言葉をつかうかね。
自分自身で思ってなけりゃ、事件後すぐに「ざまーみろっ」なんて言葉をつかわけがない。
もしそうでなくても、品位に欠けるし、被害者の立場に立ってものを考えられない人間だという
誹りを受けても仕方ないだろう。そんな人間が議員を続けて良いもんだろうか。
ここは潔く辞職し、次回の選挙で国民の審判を待つべきだと思うがいかがだろう。
 
64: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/17(Mon) 16:32
話にならんウヨ厨だな!

>自分自身で思ってなけりゃ

 ってもテメ−の主観だろがあ! 「品位」だったらもっとえげつないヤツがたくさんい
るだろが! 辞職などする必要などなし!
 
65: ホントの自由主義者  2001/09/17(Mon) 18:05
俺は右翼じゃないよ。
何でそんなこと分かるの。キミがブサヨだからだろ。
俺は、自民党嫌いだし、公明党も保守党も自由党も嫌い。
まして、街宣車でがなってる馬鹿も大ッ嫌い。
むしろ、中道より少し左だよ。
この俺をサヨ呼ばわりするのは、馬鹿のブサヨしか居ないだろ。
あっ、ご免「ブサヨ」なんて品位がなかったね。ついキミに程度をあわせたものだから。
 
66: こっそり訂正してる(藁  2001/09/17(Mon) 19:14
負傷者に対して「お悔やみ申し上げる」という革命的名文だったのに・・・

(活動日記 第49号 2001.9.12)

訂正前
テロ行為は決して許されるものではありません。
命を落とされた多くの方々、負傷された方々に心からお悔やみ申し上げます
    ↓
訂正後(2001 9/17)
テロ行為は決して許されるものではありません。
命を落とされた多くの方々に、心からお悔やみ申し上げるとともに、
負傷された方々へ心からのお見舞いを申しあげます
 
67: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/18(Tue) 06:10
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
 
68: 祝!週刊女性に登場  2001/09/18(Tue) 07:58
「破廉恥、原よう子議員、ざまーみろっ!」
http://www.shufu.co.jp/CGI/magazine/data_out.cgi?syori=woman

嗚呼、どんどん馬鹿がばれて逝くぅぅぅぅぅぅぅぅっ(藁
 
69: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/18(Tue) 09:02
こっそり訂正へ〜んなの!! L(・o・)」
 
70: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/18(Tue) 09:40
「一度でいいから見てみたい よう子が妄言直すとこ。歌丸です。」
 
71: 祝!破廉恥よう子  2001/09/18(Tue) 12:25
読売新聞
http://366days.net/free/hara_yomiuri.jpg
週刊女性
http://366days.net/free/hara_josei.jpg
産経新聞
http://366days.net/free/hara_sankei.gif
 
72: dk  2001/09/18(Tue) 12:38
>>63

辞職する必要なんかないだろ。
人を傷つけるような発言→お詫びしてる保守系議員なんか
腐るほどいるぜ(藁
 
73: 原のアホさは世界一!!  2001/09/18(Tue) 17:22
今回のテロ事件で「ざまーみろっ!」などと暴言はいた政治家は
世界中探しても原よう子しかいない。あの北朝鮮ですら言ってない。
フセインですらアメリカの中東政策は非難してるが死者をも冒涜するような
声明はだしていない。
よって、原のアホさは世界一だ。
横山ノックよりアホだ。礒野カツオよりアホだ。
週刊女性すら呆れさせたアホだ。
アホの上にすぐに謝罪文出して、政治家として何の見識も
信念も持ち合わせてない事を自ら露呈した。
地球上にこれ以上のアホ政治家がいるなら教えて欲しい。
ついでにこの世界一のアホに投票した奴も同レベルのアホだ。
 
74: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/19(Wed) 15:31
妨害ウヨは摘発する!
 
75: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/19(Wed) 18:22
結局この人、批判されてビックリして日記削除したり、謝罪文のっけたり
アタフタするから 突っ込まれるんだよ。馬鹿丸出しじゃん。
政治家なんだから堂々と自論展開してりゃいいのに。
政治家は有能であればいいわけであって、いい人である必要ないよ。

まあ、辞任はしないだろうなあ。自分からは絶対にしない。
この人の就職活動でプーから代議士になったんだろ。
年収2700万+豪華な議員宿舎+議員年金+色々な特権、夢のような生活
自分で捨てる分けないよ。一度味わったらふつう捨てないよ、絶対。
捨てたらなおさら馬鹿だよ。
 
76: >61捏造排除  2001/09/21(Fri) 17:36
活動日記 第51号 2001.9.19
テロ対策とは

 このコーナーは、政治を遠くに感じている人たち〜私と同じまたは私よりもっと若い人たち〜に向けて、少しでも政治を身近に感じてもらいたいという気持ちから、努めてくだけた表現を使ってきました。しかし、今回の件で私が思っていた以上に幅広い層の方に読んで頂いていることがわかりました。ですからこれをきっかけに、もう少し幅広い層の方にも読んでいただけるような日記にしていきたいと思います。

 皆さんからいただいた質問のうち、共通しているものがいくつかありました。そのうち、重要なものについて答えていきたいと考えています。まず今日は、私が必要であると言った「テロ対策」とは何か?ということについて考えてみたいと思います。

 今回の事件は、あれだけの軍備をもつアメリカが国民を守れなかったということ、暴力によってアメリカは屈しないということを示しました。これは裏返せば、ミサイルや戦車では国民をテロから守れない。暴力によってテロリスト達は屈しないということを示しているのではないでしょうか。
 
77: 76の続き  2001/09/21(Fri) 17:37
 現在の日本におけるテロ対策は、情報収集と重要施設の警備といったことでしかありません。情報収集がすべての基本であると思います。しかし、せっかく集められた情報も今回の事件のように、有効に使われなくては意味がありません。情報交換については、各国がもっと意識をもって、今以上に協力しあうことが必要でしょう。また現在12あると言われているテロについての国際条約といった国際的な枠組みが有効かどうか、これから精査していきたいと思います(結果は改めて報告します)。これらの条約を含めた国際的な枠組みでの協力をもっと有効なものにしていく必要があるでしょう。また日本では、「何かあるかもしれない」という情報を誰が「責任をもって」(もちろん最終責任者は内閣総理大臣ですが・・・)判断し、国民にまで知らせていくのかという、情報の流れがきちんとできていない(私達に知らされてもいない!)のではないでしょうか。

 そして、何より必要なのはテロの原因を取り除いていくことです。民族や宗教の対立、貧困を解決すること、対立する勢力どうしがどう信頼関係を(少しずつでもいいから)つくっていけるかではないでしょうか。経済援助を含む、国や民間を問わない「外交の力」。これこそが究極のテロ政策だと思うのです。それなしに、どんなに情報を集めようと、警備をしようと、法律を整えようと、不十分だと思います。

 最後になりますが、今こうしている間にも、救出活動やその支援をしている人々、またそれを待っている方々に、心からの声援を送りたいと思います。
 
78: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/21(Fri) 17:38
活動日記 第52号 2001.9.20
院内集会

 「暴力と報復の連鎖を断ちきろう〜法に則った解決を〜」(アメリカ同時多発テロを考える市民と超党派国会議員の集い)が院内で開かれました。集会は約40名の国会議員と200名を越す参加者で会場は埋め尽くされていました。集まった皆さんのテロに対する怒り、そして何とか平和的な手段で解決したいという一体感に包まれていました。
 「無差別テロは断じて許されない」でも「暴力による報復は、さらなる犠牲を生み、何ら解決にはならない」「法に基づく解決を望む」と言った意見が続々と挙げられました。いま、日本がどういった立場で今回のアメリカの言っている報復措置に対応するのか。私は、今日の集会で多くの方々が発言したように、暴力ではなく法に基づく冷静な解決が行われることを強く強く望みます。
そのためにも、まず犯人を特定し、アメリカに引渡しを行い、法に基づいて処罰する。その中で、テロ組織についても解明し、撲滅していくべきだと思います。
みなさんは今の日本がとるべき立場をどのように考えますか?
 
79: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/23(Sun) 23:40
こんなヴァカ女の国会議員居座りを許しているのは国辱もんだ。
 
80: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/24(Mon) 09:24
>>79
ウザェからもう来るなよ! お前はナショナリストか?>国辱
デモの1つでもうってみろや。できもしねーで何やってんだ?
 
81: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/25(Tue) 00:47
なんで評価の基準がデモなんだ?
 
82: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/25(Tue) 02:02
80は毎日デモ祭りやってんの?
 
83: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/25(Tue) 03:33
エセ平和主義者は、ヤクザの事務所に乗り込んで、
愛を語って、改心させてみてくれ。
それが出来ないなら、安易に集団的自衛権を否定するな!
とにかく、土井や辻本、田嶋や原は、虫唾が走る。
 
84: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/25(Tue) 11:33
>>83
あちこちのヤクザとトラブルを抱えているアメリカとは
あまりかかわりたくありませんね。
 
85: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/27(Thu) 00:14
活動日記 第53号 2001.9.26
ご案内

 明日、院内集会が超党派の国会議員によって行われます。急なお知らせで申し訳ありませんが、男性女性を問わず、ご出席をとのことで、案内が来ましたので、お知らせします。多くの方々のご参加を心よりお願い申し上げます。

  *止めようテロと軍事報復 9.27 女性集会*
と き    9月27日(木)16:00〜17:00
ところ    衆議院第二議員会館 第一会議室
参加予定   超党派国会議員・女性団体

     連絡先:中川智子事務所 03-3508-7472
 
86: わかりません  2001/09/27(Thu) 06:03
何故、有事立法に反対した人々いまだにが国会にいるのかがわかりません。
今回のテロも有事の一種類でしょう。このような事態に対処・対応する為のものでしょう。
泥縄にもなっていない。
私は小泉首相は良くやっている方だとおもっています。
テロとはなにか テロを認めると政治はどうなるのか 人々の生活はどうなるのか
少数の人が議論もせずに多数を従わせる これと民主主義との関連はどう理解するのか
上記の集会でその辺の話が聞けるのか。
結果報告を期待しよう。
 
87: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/27(Thu) 13:38
これまでに原よう子問題を報じたメディア

産経新聞(9月15日朝刊)
http://366days.net/free/hara_sankei.gif
報道2001 岡本行夫発言(フジTV9月16日)
産経抄(9月17日)
やじうまワイド 三宅発言(テレ朝9月17日)
読売新聞 (9月18日 朝刊 四面)
http://366days.net/free/hara_yomiuri.jpg
神奈川新聞(9月18日???)
週刊女性
http://www.shufu.co.jp/shukanjosei/
http://www.shufu.co.jp/magazine_img/woman/shukan10.2l.jpg
http://366days.net/free/hara_josei.jpg

ニュースの森(TBS 9月18日)
東スポ(9月19日???)
東京新聞 9月21日 本音のコラム「顔の見えない国」 より
週刊新潮(10月4日号???)
 
88: へ〜んなの!! L(・o・)」  2001/09/28(Fri) 02:02
デコッパチ!!
デコッパチ!!
デコッパチ!!
デコッパチ!!
デコッパチ!!
 
89: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/28(Fri) 02:13
活動日記 第54号 2001.9.27
臨時国会スタート

 いよいよ臨時国会のスタートです。
本日の本会議では「テロに関する国会決議」が行われました。社民・共産・自由はこの国会決議に反対をしました。社民党が反対した理由は「可能な限りのあらゆる支援」「危機管理体制の充実強化」の範囲がまったく不明で、この決議によって自衛隊法改正などが、充分な議論のないまま行われる根拠となることが懸念されるからです。
 そこで以下のような私達が提案すべき決議案を党に提出してみました。結局は与党案のみが読み上げられ、賛成多数で可決されました。残念です・・・・・
 社民党 阿部知子&原よう子提出(案)
「アメリカにおける同時多発テロに関する件」

 9月11日に、アメリカ合衆国を襲った同時多発テロは、許しがたい残虐非道な行為であり、国際社会の平和と安全に対する挑戦以外の何ものでもない。
 本院は、テロの犠牲となられた多数の方々、その家族、並びにアメリカ合衆国政府に哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げる。
 21世紀、世界は、過去、無数の人命を失った闘いを教訓として、人間の安全保障を実現する課題に直面している。その教訓を鑑みれば、第一に、テロ行為の発生原因とその目的を総括すべきである。第二に、国際法に基づき国際法廷において非情な犯罪者を裁くべきである。今アメリカが行おうとしている武力による報復行動は、さらなる報復の連鎖を生むものであり、テロの根絶には至らない。
また、紛争により悪化する旱魃、飢餓、飢饉を放置せず、貧困がテロの温床とならないよう、医療、食料、難民、教育支援を行い、そこに暮らす人々の生存を保障することにこそ、日本は、リーダーシップを発揮すべきである。
よって、本院は、平和憲法を活かし、人間の安全保障の実現に向け、さらに一歩踏み出すことを宣言する。
2001年9月27日
 
90: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/28(Fri) 09:59
>>89
ツマラン言い分だな。
天災を放置せず?、貧困をなくせるくらいなら、とっくに世の中平和でしょが。
実現不可能な妄想で人心を混乱させるのは、大罪だとしか思えない。
未だかつて人間が理性的であり続けたことなんて、皆無じゃないか!
 
91: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/28(Fri) 10:08
肝心の日記の方は硬い文章ばっかりになちゃって
全然おもしろくないね。
バカはバカなりにバカな文章書かないとストレス溜まっちゃうよ。原さん。
あんたに投票したバカ連中もあんたにバカしか求めてないのにさ。
早くバカに戻らないと有権者の気持ちが離れちゃうかもよ。(藁

それにしても、鼻が異様にでかいね。この女。
 
92: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/28(Fri) 14:38
活動日記 第55号 2001.9.28
テロに関する12の条約

 テロ対策として結ばれた12の国際条約についてヒヤリングを受けました。それらを紹介したいと思います。

 1. 航空機内で行われた犯罪その他ある種の行為に関する条約  1969.12.4
 2. 航空機の不法な奪取の防止に関する条約          1971.10.14
 3. 民間航空の安全に対する不法な行為の防止に関する条約   1973.1.26
 4. 国際的に保護される者(外交官を含む)に対する犯罪の防止 1977.2.20
    及び処罰に関する条約
 5. 人質をとる行為に関する国際条約             1983.6.3
 6. 核物質の防護に関する条約                1987.2.8
 7. 1971年9月23日にモントリオールで作成された民間航空の 1989.8.6
   安全に対する不法な行為の防止に関する条約を補足する
    民間航空に使用される空港における不法な暴力行為の防止に
    関する議定書
 8. 海洋航行の安全に対する不法な行為の防止に関する条約   1992.3.1
 9. 大陸棚に所在する固定プラットフォームの安全に対する   1992.3.1
   不法な行為の防止に関する議定書
 10. 可塑性爆薬の探知のための識別措置に関する条約      1998.6.21
 11. テロリストによる爆薬使用の防止に関する国際条約     2001.5.23
 12. テロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約    未発効

 以上がその12項目です。最後の11.12番目の条約を日本はまだ批准をしていません。
11番目を日本がまだ批准できないのは、国内法が整備されていないためです。爆発物・サリン・生物兵器・原発など関係する法律と所官庁が多岐にわたり、政府内の作業が手間取っていると、外務省は説明をしています。12番目を批准できない理由の一つは、犯罪行為の範囲の特定が困難であることです。早期にこの11.12番目の条約を批准し、テロ根絶に向けての国内外両方の対策が必要です。時間との闘いです。
 
93: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/29(Sat) 07:03
9/28の朝ナマ「激論!新たな戦争と日本」での一コマ

田原「社民党なんてものはね、辻本さん、あんたを除けばね、あんなものバカばっかりだ!」
辻本「ハハハハ・・・」
 
94: ...................  2001/09/29(Sat) 17:13
田原がバカでないかどうかは知らないけどね。
 
95: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/29(Sat) 20:54
辻元、ホントに苦笑してたね。
走馬燈みたく土井や福島、原の顔が浮かんで来たんだろな・・・
 
96: dk  2001/09/30(Sun) 09:46
だから辻本がだめなんで。ああいうのを政治屋っていうんだよ。
社会党→社民党の理想主義的なところを憎悪する人間の多いこと...

もっとも、辻本ばりの政治力と理想主義を併せ持った人がいない
っていうのが問題なのかも知れないけどね。
 
97: 革命的よっきゅん主義者  2001/09/30(Sun) 19:45
辻元だってどきゅんだろう。
俺は辻元よりは素人原陽子のほうが国会に素人の意見を
反映させられるという意味においてマシだと思うぞ。
 
98: 革命的よっきゅん主義者  2001/10/01(Mon) 04:25
>社会党→社民党の理想主義的なところを憎悪する人間の多いこと...

理想主義じゃなくて、「ファンタジー」
憎悪じゃなくて、「不安」なんだよ。
 
99: 前半  2001/10/02(Tue) 23:32
活動日記 第56号 2001.10.2
ブッシュ大統領へ

2001年10月2日
弾丸や憎しみより、医療とケアを
親愛なるブッシュ大統領
すべてのアメリカ国民、そして世界と共に、深い悲しみと怒りを、心の痛みとして感じていることをお伝えしたいと思います。
私には、しかし、固く信じることがあります。殺人や憎悪は断ち切らねばならないということです。未来における何百万もの命を救う唯一の答えは殺すことをやめることしかありません。もちろん、テロリストは非難されるべきです。その撲滅を目指し行動しなければなりません。しかし罪なき他者を巻き込んではなりません。テロリズムを止めるために、罪なき人々の命や平和の実現を犠牲にしてはなりません。
アフガニスタンで過去17年間、医療活動を行っている日本の医師、中村哲氏の話を大統領に知っていただきたいと思います。彼の使命は貧困と飢餓に喘ぐ普通の人々の命を助けることです。アフガニスタンの険しい山々を巡り歩きながら、治療に必要な医療器具もスタッフも時間も不足する中で数千人の患者のために働いています。心に突き刺さる話ですが、中村医師は、2名のスタッフを失いました。診察される前に薬がなくなってしまうのではないかと恐れ、暴徒と化した一群の患者によって、殺されたのです。ご存知のように、イスラム社会では「目には目を」を体現します。この慣習により、二人の死は、二人の死によってのみ報いることができると考えられています。しかし中村医師は命じました。「殺してはならない。復讐してはならない。我々が殺されれば、人々はさらに他者を殺し続けるだろう。」このようにして中村医師は憎しみの連鎖を断ち切りました。
 
100: 後半  2001/10/02(Tue) 23:32
太陽の降り注ぐ自由の国の下、60ヶ国以上数千人が無残に殺される理由など一切なかったのと同様、アフガニスタンにも、善意の罪なき普通の人々がいることを忘れてはなりません。アフガニスタンの大地を、断じて戦場にしてはなりません。憎しみの連鎖は、遺された者の苦痛によって断ち切らねばなりません。何故なら、愛する者を失った者こそが、失うことの意味を知っているからです。
この願いに耳を傾けてくださったことを感謝致します。
衆議院議員 原陽子
 本日、以上の文章を(英文)アメリカ大使館・政治部・一等書記官のフリードマンさんに手渡して来ました。これがブッシュ大統領に届けられることを切に願っています。
 
101: やっぱり馬鹿  2001/10/03(Wed) 06:40
>イスラム社会では「目には目を」を体現します。

タリバンのイスラム原理主義ではだろ?他の多くのイスラム系国家は文明国で法治国家だよ。
味噌と糞を一緒にすんな!
こういう態度がイスラム教徒差別を生むんだよ。
原理主義者と他のイスラム教徒をひとくくりに考えては行けないって事ぐらい
事件直後からさかんに言われてるだろが。新聞くらい読め!
それに、ブッシュに手紙書くぐらいなら、タリバンに書けよ。
タリバンがテロリストを引き渡せば、取りあえずアメリカが攻め込む大義名分が消えるんだからさ。
 
102: 革命的よっきゅん主義者  2001/10/03(Wed) 16:41
ややこしいから全部タリバンでいいよ。(笑)
どこがどう違うとかよくわからんもん。
 
103: 革命的よっきゅん主義者  2001/10/04(Thu) 00:06
最近、日記つまらんね。
元のよっきゅんに戻って欲しいよ。
つうかイスラムのことなんか書かれてもなぁ・・・・
 
104: 革命的よっきゅん主義者  2001/10/05(Fri) 13:35
活動日記 第57号 2001.10.3
「平和の白いリボン」をつけよう!!

 今、私たちは「平和の白いリボン」行動に取り組んでいます。この「平和の白いリボン」行動は、ニューヨーク郊外のイサカ町で、コーネル大学の学生たちが始めたものです。平和を求め、地球に戦争という惨劇を二度と繰り返さないために、この行動に、みなさん!ぜひ参加をして下さい!!リボンの作り方は以下のリンク先を参考にして下さい。(衆議院議員あべともこHP)

Link:http://www.abetomoko.com/index_3.html
 
105: 革命的よっきゅん主義者  2001/10/10(Wed) 22:36
活動日記 第58号 2001.10.10
ついに・・・

 ついにアメリカ・イギリス両軍によるアフガニスタンに対する空爆が始まってしまいました。その光景をTVで見て、不思議に感じた光景がありました。爆弾と一緒に食糧を投下している光景です。夜、暗闇に食糧を投下する。この行為が果たして本当に、人道的援助と言えるのでしょうか。今回の空爆への批判をかわそうとしている、キャンペーンのようにしか感じられなかったのは私だけでしょうか?
 そして今日、アフガニスタンで長年、医療活動をしていらっしゃるぺシャワールの会の中村先生のお話を再び聞く機会がありました。その中で、中村先生の現地との情報によると、食料は現地の人々に届いていないと言うことを聞きました。そしてまた、国境なき医師団から以下のような声明も出されています。(参考リンク)
 本当にアフガニスタンの人たちのためになる援助とは何なのか、自衛隊を派遣することが本当に人々のためになるのか。今日から始まった特別委員会のなかで、じっくりと議論をしていかなくてはならないと思います。

Link:http://wwwjapan.msf.org/update3.html
 
106: 革命的よっきゅん主義者  2001/11/02(Fri) 23:30
活動日記 第59号 2001.11.1
秋晴れ

 最近、気持ちのいいお天気が続いていますね。そんな気持ちのいい空の下でも、気分はすっきりしません。衆・参あわせてもたった60時間と言う短い審議時間で、いわゆる「対テロ特措法」が成立してしまいました。審議を傍聴していても、まずは自衛隊をどうするかということばかりで、テロを根絶するために、本当にしなくてはならないことは、してはいけないことは、といった議論があまりにも抜け落ちていたように感じました。
 やっぱり私は空爆には反対です。そういうと「テロリストの味方なのか!」と言われますが、「アメリカの味方なのかテロリストの味方なのか」などという二者択一的な程、シンプルな問題ではないと思います。中立な立場だからこそできる事もあると思います。自衛隊の派遣に関しても戦争となれば前方も後方も一体の組織として成り立つのであり、「前方だからダメ、後方だからマル」などという議論は成り立たないように思います。
 アフガニスタン国内から逃げることもできず、空爆の下で、難民にもなれない人たちがいる。そしてこの空爆の犠牲よりも、10万人という、より多くの人たちが餓えでなくなるだろうと言われています。今、私達がすべきことは、難民にもなれず、餓えで苦しんでいるアフガニスタン国内の人々に食糧を送り続けることだと思います。国を再建するにも何をするにも、生きていなくてはなにも出来ません。生きていくことさえも阻むようなことはあってはならないと思います。
 社民党は「アフガニスタン基金」を始めました。一人でも多くの方々に寄付に参加していただけるよう、みなさんにも呼びかけていただきたいと思います。

Link:http://www5.sdp.or.jp/central/topics/afghanistan.html
 
107: 革命的よっきゅん主義者  2001/11/04(Sun) 15:18
小賢しい資金集めのニセ募金はやめろ。
タカリのアカが。
 
108: 革命的よっきゅん主義者  2001/11/11(Sun) 11:36
同感!!
 
109: 革命的よっきゅん主義者  2001/11/11(Sun) 11:59
>>106
ボランティア感覚で政治の場に入ったのであれば、ボランティアに徹し、俸給を全て寄付してはどうでしょうか。職業として政治を選択されたのでしたら、ポリシーとビジョンを持ってその上に政策を立案し、仲良しクラブ的な選択は排除すべきと考えます。今のところ、政治ゴッコ、政治家ゴッコ的な振る舞い(あなた的なショーマンシップ)言動が目立ちます。
 
110: 革命的よっきゅん主義者  2001/12/24(Mon) 21:00
(活動日記 第49号 2001.12.24)

 昨日から2日間、お泊まりで勉強会に行って来ました。
一日目のスケジュールが終わって、みんなで夕飯を食べ終わった頃に、
不審船沈没のニュースが飛び込んできました。
信じられない光景がTVに映っていました。鳥肌が立ちっぱなしです。
領海内に進入した不審船の行為自体は許せないけれど、
これを機に「有事」に備えた法整備がどんどん進んで行くのは確実・・・と思うと、恐ろしいです。
だって、今回の不審船事件だって日本の外交政策の失敗??なのでは・・・?
日本も同じ失敗を繰り返さないためにも、自ら軍縮を進め、真の平和・友好を
世界各国と結んで行くべきだと思います。
だって海上保安官の負傷についても「ざまーみろ」と思っている国だってきっとある、と思いませんか?
それってとっても悲しいことだと原は思います。日本が危険な道に進まないよう、
阻止して行かなくてはなりません!!
 
111: 革命的よっきゅん主義者  2001/12/24(Mon) 23:31
↑活動日記 第50号 2001.9.13 の「お詫び」(>>54) の対象が元ネタ。
http://www.harayoko.com/katudou/diary/diary.cgi?start=10
 
112: 革命的よっきゅん主義者  2001/12/27(Thu) 11:57
次の日記で不審船触れるかな?触れれるかな?ププ
 
113: 革命的よっきゅん主義者  2001/12/28(Fri) 03:44
よっきゅんは将軍様の喜び組だからね〜。(藁
 
114: たぶん、次のネタは  2001/12/29(Sat) 04:03
これでしょう(藁

緊急事態基本法を制定へ 1月決定、国会の焦点に

政府は28日、日本への武力攻撃の事態に対応する有事法制について、
次期通常国会で(1)現行の災害対策基本法をモデルに「緊急事態基本法」(仮称)
を制定(2)自衛隊が戦闘を行う場合の道路法、港湾法などの適用除外措置は一括して
自衛隊法改正で処理|とする基本方針を固めた。基本法は有事法制の理念や全体像、
整備の進め方を明記。検討が遅れている捕虜の扱いや米軍の行動に関する法令は、
整備期限を明示し、秋の臨時国会以降の「二段階整備」を図る。政府はこの方針を
「有事法制の基本的な考え方」として来年1月中旬に正式決定。内閣官房や防衛庁を
中心に法案策定作業を急ぎ3月の国会提出を目指す。国民の大幅な権利制限が伴うだけに、
通常国会の最大の焦点になるのは必至だ。

良かったね、よっきゅん。北鮮以外のネタができて(藁
 
115: 革命的よっきゅん主義者  2002/01/04(Fri) 15:12
(活動日記 第53号 2001.12.12)

 昨日から2日間、お泊まりで将軍様の喜び組の行事に参加してきました。
一日目のスケジュールが終わって、みんなで将軍様の慈悲あふれる御食事を食べ終わった頃に、
東京から朝鮮総聯に対する不当な家宅捜索のニュースが飛び込んできました。
信じられない光景がTVに映っていました。鳥肌が立ちっぱなしです。
警察当局の不当な強制連行、逮捕という違法な行為自体は絶対許せないけれど、
これを機に在日同胞への差別がどんどん進んで行くのは確実・・・と思うと、恐ろしいです。
だって、今回の朝銀破綻だって日本の経済政策の失敗??なのでは・・・?
今後同じ失敗を繰り返さないためにも、自ら軍縮を進め、真の平和・友好を
共和国と結んで行くべきだと思います。
だって「失われた十年」と言われる不況についても「ざまーみろ」と思っている国だってきっとある、
と思いませんか?
それってとっても悲しいことだと原は思います。日本が総聯と在日同胞を治安対象にしていることを是正し、
2度とこのような過ちを犯さないよう、警察当局に謝罪と保証を要求して行かなくてはなりません!!
 
116: 革命的よっきゅん主義者  2002/01/30(Wed) 23:20
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1012301142/l50
誰もいなくなったと思ったら、2ちゃんに移動?
 
117: >110,115捏造排除  2002/01/31(Thu) 03:56
活動日記 第1号 2002.1.28
通常国会が始まりました

1月21日、第154回通常国会がいよいよ始まりました。
6月19日までの長丁場です。政治的にも経済的にも
21世紀の日本の進路を左右する重要な国会と言われています。
そこで原よう子の意気込みは…
その1:昨年の同時多発テロ以来、国会では自衛隊を海外に派遣させるために
急ピッチで法整備が行われてきました。そして今国会中には有事法制が制定されようとしています。
でもせっかく日本には平和憲法とよばれる憲法があるのに、それを広めようとぜず、
何かあった時のための法律を作るだけでは、本当に私たちの命や財産を守ることはできないと思います。
それよりもやっぱり「平和」を守るために憲法をしっかり守って、それを世界に広めていきたいと思います。

その2:国会議員の私設秘書の口利きが大きな問題になっています。
おととしの「あっせん利得禁止法」の審議のとき、大きな議論のひとつだったのは
「私設秘書を含むか含まないか」でした。
そして今回問題になっているのは私設秘書。
言わんこっちゃない!!あっせん利得禁止法の見直しを求めていく必要があります。
そして、あらゆる企業・団体献金も禁止しちゃえばいいのにと思います。
だって、原事務所は皆さんの税金から頂いている歳費だけで、十分やっているのに…
そんなにたくさんのお金、何に使っているんだろう…??不思議です。
「政治にお金はつき物」なんて、そんなこと許されないと思います。
その3:やっぱり国会審議のあり方です。最近の国会は重要法案にも関わらず、
審議が不充分なままで採決されるというおかしな状態が続いているので、
このような状態をほったらかしにしないように、積極的に国会審議の充実を訴えていきたいです。
そう言えば…今国会から本会議場に「日の丸」が飾られるようになりました。
なんの意味があるんだろう…良くわかりません…ただとってもヘンな感じがします。
なにはともあれ、がんばります!!
 
118: 117は第2号に改訂  2002/02/04(Mon) 01:32
活動日記 第1号 2002.1.1
新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
…今年の抱負はと聞かれ、「平和」と書きました。
今年は「21世紀は平和の世紀へ」という願いを
さらに強く願う年明けとなりました。
新年というと、なんだかおめでたい気持ちになるのですが、
今年は、いつものように「おめでとう」とは言えない気持ちです。
「平和の世紀」の実現に向けて、
重大な課題を背負わされているような気がします。人と人とが憎しみ合い、
殺し合うなんて悲しすぎます。
皆さんは21世紀をどう生きたいですか?
私は穏やかにそして平和に生きたいです。
そして、
誰もがそう生きられればいいのにと思います。
「平和」を守るため、
そして「平和」をつくるために
今年もみなさんと一緒に
活動して行きたいと思います。
 
119: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/04(Mon) 01:33
活動日記 第3号 2002.1.28
ジュゴン保護に小さな一歩

ジュゴン保護に小さな一歩
普天間基地という名前を、皆さん、聞いたことはあるでしょうか。沖縄は日本の面積からすれば、0.6%に過ぎませんが、在日米軍基地の75%が集中しています。
そのうちの一つ、普天間基地は、96年の日米首脳会談で2007年までに全面返還すると合意されました。
ところが沖縄県内に移設することが条件となり、島の東側にある名護市辺野古沿岸海域が候補地になっています。
基地縮小と環境保護の両面から、私たちは日米地位協定の見直しに迫っていかなければなりません。
基地問題を一部の国民に押し付けてきた政府のあり方を皆で考え直していきましょう。
第一歩として、環境の観点から辺野古海域に生息するジュゴンについて質問主意書を昨年末出しました。
これまでジュゴンと同種のマナティは、種の保存法の中で「国際希少野生動植物」として指定されていたにも関わらず、ジュゴンは「国内希少野生動植物」として指定されていませんでした。
今回の質問主意書の提出により、国内希少野生動植物として政令で定めることを検討する、という政府の正式な見解を引き出すことができました。
今後はそのプロセスが早まるよう監視していかなければなりません。
♪「委員会発言集」にある153回国会提出「絶滅危惧種ジュゴンと米軍基地に関する質問主意書」を見てみてください。♪

Link:http://www.harayoko.com/katudou/iinnkai/200201281058.html
 
120: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/06(Wed) 23:06
ばかにもどったようでうれしいです。
 
121: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/12(Tue) 17:28
活動日記 第4号 2002.2.10
「土壌汚染対策法案」に備える

今度の通常国会で、政府からは5つの環境関連法案が提出される予定です。その一つは土壌汚染に関するもの。日本には、国会と行政の怠慢から、土壌汚染を防止する法律も、浄化する法律もありませんでした。昨年から、中央環境審議会でどのような制度にするかが審議され、まとまった案に対し、年末年始にパブリックコメント(国民からの意見募集)が行われました。
1月30日、審議会が出した案では不十分だという意見を環境省に出したという人々から、お話を聞く機会を持ちました。法律がまだ無かった頃、土中に捨てられた六価クロムによる汚染と向き合って来られた方々から出された意見は貴重でした。
写真は、昨年4月、東芝川崎事業所跡地で、土壌から環境基準値を越える水銀などの有害物質が検出された際、福島瑞穂議員や阿部知子議員とともに視察に訪れ、対策についてお伺いした時の1枚です。このような、環境基準を超える土壌汚染は、これまでに431件判明しています。
この法律が私たちの生活、環境、健康をきっちりと守る内容となるよう、国会審議で頑張ります。(審議が始まるのはまだ先ですが、状況を適時お伝えしていきます)
 
122: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/18(Mon) 07:16
活動日記 第5号 2002.2.10
1年がかりの成果 行政法

1年がかりの成果 行政法
先日は質問主意書による成果を報告しました。今日は、去年の3月に行った予算委員会の分科会での質問による小さな成果を報告します。新司法試験に、行政法が必須科目になるという原案が、司法制度改革推進本部の会議で法務省から示されたのです。
司法試験は、みなさんご存知のように、弁護士、裁判官、検事の卵が受ける試験です。1998年に司法試験法が改正された時、選択科目から「行政法」が外れてしまいました。行政法が試験科目から外れてしまえば、三権の一角である「司法」をつかさどる人々が、「行政」をコントロールすべき法律に疎くなってしまうのです。この懸念は、98年の法改正の閣議決定前に示され、当時、与党だった社民党は、自社さの政策調整会議で、「行政法は大切なので司法研修所できっちりと教える」という約束を自民党にさせたそうです。ところが、この約束が守られていないという指摘があり、実際に調べて見ると、確かに、司法研修所のカリキュラムで行政法は重視されていませんでした。そこで、去年3月当時の高村法務大臣に迫ったわけです。
 
123: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/18(Mon) 07:17
原「司法研修所でのカリキュラムを充実すること、そして、今回の改正の影響を正確に把握した上で見直しが必要なら柔軟に対応することの二点の発言がありまた。
そして自民党からも、運用面 できちんとやるようにという発言がありました。最高裁と法務省はこれを承知した、了承したと当時の関係者から聞いておりますが、の見解でよろしいのでしょうか。」これに対し、高村大臣(当時)は、「最裁の方はともかくとして、法務省の方はそういった御趣旨は十分に認識しているところでございます。了解という言葉がぴったりかどうかわかりませんけれども、そういう御趣旨は十分に了解しているところでございます。」といって、約束を忘れていないことをご答弁されました。(ちなみに、弁護士資格を持つ法務大臣ご自身の験も引き合いに出され、「私の経験からいいますと、司法研修所で行政法も労働法も学んだよな記憶がないわけですが、実務界に入っては、やはり基本六法を学んでおくとそれなりに対応できるということは事実だと思います。」と行政法を学ぶことの重要性を調してくださいました。)
そして、今回、新司法試験では、行政法が必須科目になるという原案が示されました。地道な委員会での質問活動でも、コツコツやれば、成果は出る、という感を持つことができました。写真は、原の質問に答える高村大臣、後ろ姿が質問者の原です。
お時間のある方は、去年の予算委員会分科会3月2日の議事録をご覧下さい。

Link:http://www.harayoko.com/katudou/iinnkai/20010621226.html
 
124: 革命的よっきゅん主義者  2002/02/22(Fri) 21:09
2002年2月17日
温暖化「問題」は誰のもの?

 国の統計で、まだ約半分の人しか知らないと言われる「京都議定書」。あなたはご存知?
 地球温暖化問題の解決のため、1997年、世界各国が「京都」に集まり、二酸化炭素などの温室効果ガス削減のために作った国際的なルールです。日本は、2008年から2012年までの間に、1990年の排出量と比べて6%減らすことを約束しました。過去に基準を置き、未来の数値目標を設定した形です。
 未来への約束!
 この「京都議定書」を発効させるには、55カ国以上の締結が必要です。日本政府は、アメリカの参加を促して足踏みをしてきましたが、国会では、去年の通常国会で、「京都議定書発効のための国際合意の実現に関する決議」を行い、政府の態度決定を促してきました。約1年が経過。2月13日にようやく「締結に向けた今後の方針」を発表しました。
 さっそく、環境省地球環境局のご担当者に、議員会館の部屋に説明に来てもらいました。
 政府の方針として、地球温暖化対策推進法の改正、省エネ法の改正などを打ち出しました。
 方針の中には、国民一人ひとりの生活を見直していくことも織り込まれています。
 私たち全員の課題なんですね。これらの法案の続報もまた!
 (写真は、去年の10月26日、風間・環境副大臣に質問をしているところ)
 
125: 第7号前半  2002/03/02(Sat) 17:35
2002年2月24日

「ほっと一言」でご報告したように、19日は本会議代表質問に立ちました。質問をした「特例公債法案」も「租税特別措置法案」も毎年出てくる法案です。「特例公債法案」の方は23兆円強の国債を発行し、同時に「外国為替資金特別会計」「日本中央競馬会」そして「国債整理基金特別会計」からいつもより余分にお金を徴収する法案。塩ジイの表現を借りれば、「あるところからちょっと借りてくる」法案(笑)。

「租税特別措置法案」は政策税制と呼ばれ、時の政権が、何に課税・減税するかを見れば、その政権が実現しようとする政策が浮かび上がるというわけです。
 このような重要法案は、まず本会議で審議され、委員会に降りて本格審議・採決の後、再び本会議で採決といった筋道をたどっていきます。
 
126: 第7号後半  2002/03/02(Sat) 17:36
 代表質問で主張したのは、今、国民が注視しているのは、外務省ODA、大使館の渡切費、BSE対策としての牛肉買い上げ制度の悪用、口利き・談合など税金の使われ方だ。重要なのは30兆円という国債発行額ではなく、その30兆円で小泉内閣が何を実現しようとしているのか、ということです。塩ジイ大臣の答弁は「公共投資だとかODAとか、あるいは特殊法人などの削減をいたした一方で、ソフト面において十分な予算配分をいたしておりますので、ご趣旨に沿うものと私は思っております」ということでしたが、諫早干拓、静岡空港、神戸空港、川辺川ダムなどなぜ必要のないものが止まらないのかということについては一言も答弁されませんでした。
 残念ながら、小泉政権の、税金のムダ使いを放置したまま税金を取り立てる、これまでの自民党政権と変わらない姿が明らかになりました。
 緑を緑として守るための相続税・贈与税については「最大限の努力」「検討する」という答弁がありました。これは大きな成果です。次へつなげていこうと思います。
 いずれ、衆議院公式ホームページに議事録全体が出てきます。ここは、議員名やキーワードで検索ができるようになっています。時間のあるとき、興味のあるテーマで是非、国会ネットサーフィンしてみてくださいね。http://kokkai.ndl.go.jp/

 写真(写メール)は本会議に挑む直前の原よう子。ちょっと緊張・・・^^;
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/02-02-19_12-34.jpg

*本会議の模様を伝える動画ファイルですhttp://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=15722。経過時間1時間40分分ごろから質問して
います。
表示には、リアルプレーヤー必要です。
インストールが必要な場合はこちらからダウンロードhttp://www.real.com/player/index.html?lang=jp&hts=yesしてご覧ください。
 
127: 第8号前半  2002/03/04(Mon) 23:25
2002年3月3日
3月3日 予防原則を環境・健康政策の基本に

 2月27日、「環境ホルモン・ダイオキシン問題にとりくむ議員連盟」が開いた「予防原則」の勉強会に出席しました。「予防原則」とは、1992年にブラジル・リオで国連環境委員会が開いたサミットで「われらの住まいである地球」について宣言した27原則(「リオ宣言」と呼ばれています)のうちの一つです。
 『第15原則:環境を防御するため各国はその能力に応じて予防的方策を広く講じなければならない。重大あるいは取り返しのつかない損害の恐れがあるところでは、十分な科学的確実性がないことを、環境悪化を防ぐ費用対効果の高い対策を引き延ばす理由にしてはならない。』
 簡単に言えば、「環境問題は、原因と被害の因果関係の証明が難しいが、それを理由に対策を後回しにしてはならない。100%因果関係が証明される前に、早めに対策をとれば、リスクもコストも低い」という合理的な考え方です。(BSEは本当に残念な例です。)
 
128: 第8号後半  2002/03/04(Mon) 23:25
 講師は、スウェーデンでご活躍のパール・ロザンダー氏(Kemi & Miljo AB)。お話は「朝、子どもを学校に送り出すとき、『クルマに気をつけなさい』と親は注意しますが、これは予防原則の一例です。」と身近な例から始まりました。EUでも「欧州連合マーストリヒト条約」で「環境政策は、・・・予防原則に則り、防御的措置を講じ、環境への被害に対しては発生源で対処することを優先し、費用は汚染者負担とすべきである」と結ばれています。「欧州でもまだすべての政策に取り入れられたわけではない。世界にその動きを広めたい」が結びの言葉でした。
 「予防原則」の考え方は当たり前だと思っていましたが、考えて見れば、肝心の環境・健康政策に取り入られてきていないわけです。「Not likely(起きそうにない)「Possible(可能性がある)」 「Very likely(起こりそうだ) 」「Proof(証拠がある)」など、危険を知らせるいろいろな段階の情報を政策に生かしていくのは、政策決定の場にいる政治家の役割(仕事)です。環境・健康政策では「被害」つまり証拠があがる前に、意思決定をすることを基本にしなければならないと思います。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/DSCF0268.JPG
(写真は議員連盟で司会をした中川智子議員)
 
129: 第9号その1  2002/03/11(Mon) 17:47
2002年3月10日

   小学校6年生の子から、とても嬉しい手紙が届きました。憲法の「平和主義」についての学習の中でお手紙を書いてくれたそうです。その返事として書いた私の手紙を、今回は載せたいと思います。

『 こんにちは。初めまして。突然のお手紙どうもありがとう!!衆議院議員の原よう子です。「平和主義」についての学習をしていて、お手紙を書いてくれたと言うことで、とっても嬉しく思っています。私は国会議員になってまだ1年と半年しかたっていないけど、みんなが知りたいと書いてあった「自衛隊の派遣」について、私が国会で感じたことを少しお話ししたいと思います。
 「平和主義で戦争をしないとあるのだけど、今の世の中は平和主義を完全に守れているとは言いきれない部分があります。」とお手紙に書いてありました。そのことについて私もみんなとまったく同じ気持ちです。「平和」の大切さはどこでも語られていることですが、「平和のために」と言う言い方で、武力を使うことも多くあります。その一つが今回のアメリカがテロに対して、「正義」の名のもとに、アフガニスタンに空爆を行っている事だと思います。そして日本はそのアメリカの「正義」に協力をすると言って、自衛隊を戦後初めて、海外の洋上へと派遣したのです。
 
130: 第9号その2  2002/03/11(Mon) 17:47
 では、「平和」とは何を意味するのでしょうか。「平和」を単に戦争がない状態と考えることを「消極的な平和」と言い、人間に対するあらゆる暴力が取り除かれることを「積極的な平和」と呼ぶそうです。つまり「平和」には戦争がないと言うことだけではなくて、言葉による暴力、環境破壊などによる地球や人々への暴力、性的な暴力、また経済的な不平等がなくなること、などいろいろなことが含まれている、と言えると思います。
 ユネスコ憲章は「戦争は人の心のなかで生まれるものであるから、人の心のなかに平和のとりでを築かなければならない」と書いてあります。そしてみんなが勉強をした日本国憲法はその前文に「日本国民は、自ら進んで戦争を放棄し、全世界に…永遠の平和が実現することを念願し…」と書いてあります。そして第9条は「戦争の放棄」と明確に書いてあります。
 もちろんテロは許すことはできませんが、「報復」と言ってアメリカがアフガニスタンに空爆をしていることを、私は正しいとは思えません。テロであれ、どんな方法であれ、やはり人の命を奪うと言うことは許されないと思うからです。
 暴力(テロ)が起こったその原因を取り除かないで、空爆を続けているだけでは何も解決はしません。テロが起きた背景である、経済や宗教や文化などの違いを分かり合うことが大切だと思います。つまり、私は暴力では何も解決をしないと思うので、アメリカの軍隊に協力するために自衛隊を海外へ派遣することには反対だと考えています。
 
131: 第9号結び  2002/03/11(Mon) 17:48
アフガニスタンでは長年の大干ばつで、たくさんの人々が飢えに苦しんでいます。荒れ果てた大地に水だ、緑の大地だと、地を耕している時に、空爆が起こったのです。アフガニスタンで長い間、医療活動をしている中村哲さん(ペシャワールの会)と言うお医者さんのお話を聞いたことがあります。先生のお話のなかで、印象に残っている言葉が「とにかく生きろ!病気は後で治してやる。」と言った言葉です。「とにかく生きろ!」

しかし、今、アフガニスタンの人々は生きることさえも阻まれているのではないでしょうか。今は雪が降り、寒さと飢えで命を落としていく子供たちもいます。

 大地が豊かなれば人々も豊かになる、大地が豊かになれば争いも、憎しみもきっとなくなると私は信じています。本当の意味の「平和」を実現するのであれば、国境を超えて行くべきは自衛隊ではなく、私たちの「憲法」(=「平和憲法」)だと思います。

 世界の人々の心の中にある、みんなの心の中にある「平和の種」を、一つ一つ育てていくことが、大切だと思います。

 最後にユネスコの「わたしの平和宣言」のコピーを一緒に送ります。みんなで読んでくれると嬉しいです。』


お手紙をくれた小学校の先生が開設しているHPは、
http://nob-taka.press.ne.jp/
です。
写真は、「アジアのこころ」(自由国民社)の「私の平和宣言」。原陽子室にて。窓の向こうは首相官邸。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/Dscf0278.jpg
 
132: 第10号前半  2002/03/18(Mon) 16:19
2002年3月17日

  3月17日 新大臣ご対面

 環境委員会で大臣所信に対する質問に立ちました。
 一つめは、大臣が述べた自然の保全、再生に関してです。先日の代表質問の中で塩川大臣が、緑を緑として守るために相続税や贈与性も見直したらどうかという私の質問に、検討していきたいと答弁されたので、今度は環境大臣としての見解を尋ねましたところ「大いに結構」と答弁を頂きました。この見直しは山林と都市近郊の緑には検討されますが、その中間にある里地里山が抜けてしまうので同様の措置をお願いしたいと要望しました。
 ダム、道路、廃棄物処分場などの建設の際、生態系の豊かな場所をはずして計画する手法を提案しましたが、これには、「生態系の問題があるから何もできないことになると、余りにも窮屈になりすぎる」と環境大臣にあるまじき答弁をされたのは残念です。

 二つ目に、大臣所信には含まれていなかったけれども重要な、米軍基地の環境問題について。日米双方が出席する環境分科会の開催日時について尋ねたところ、「日米の信頼関係に基づいて個々の具体的なことについては、会合の詳細については公表していない。」「議事録も公開していない。」機密情報なら理解できますが、生活・健康に関する環境問題が秘密っておかしくないですか?公開しても何の不利益もないはず。「本当は分科会なんて開かれていないのではないか」とすら疑ってしまいます。答弁では、年4回開催されていることになっています。
 
133: 第10号後半  2002/03/18(Mon) 16:19
 全国で起きている基地周辺の環境問題を調べた結果、関係する環境省、防衛庁、厚労省、国交省、外務省のどこも、それらを整理していないことが分かりました。
「データをしっかり集約して蓄積して、話し合いをできる体制にしていくべき」「日本側がしっかりと情報を持っていないと、要するに基地というのは外交政策の一つじゃないですか。その外交政策の中で交渉さえもできない」と追求し、環境管理局長からは「米軍にもきちんと求めていくべき対策は分科会のごとに求めていく」と、大臣からも「これからも米側とは話し合いを続けていきたい」とお約束をいただきました。

 議員になってもうすぐ2年。ようやく“官僚言葉”が理解できるようになった気がします。実は最初は何を答弁されたのかさえ、理解できないこともあったのです。少しづつだけど頑張って行きたいです。

ビデオライブラリーはこちら。
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=16022

写真は、立って質問する原を見上げる大木大臣
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/02330008.JPG
 
134: 第11号前半  2002/03/22(Fri) 23:41
2002年3月22日
3月22日 土壌汚染対策法案の審議迫る!

 3月19日の本会議で、2月10日の活動日記でお伝えした「土壌汚染対策法案」についての趣旨説明が行われました。政府案は、健康被害の防止だけに焦点をあて、工場等の廃止時に義務的に、その他は都道府県知事の判断で調査を土地所有者などに調査を命ずることができる仕組みです。調査の結果、基準を超えた汚染地域を都道府県知事が指定し、台帳を作り、措置命令をかけることになります。

 主な問題は、@目的が健康被害の防止だけに絞られていること、A調査の機会が限定されている上(例えば、工場があったところに家を建てる場合は調査されますが、工場から工場へ建て替える時は調査されません。)、健康被害がないと知事が判断するとその調査義務すら逃れることが可能であること(その判断基準は政令まかせ)、B対策の対象となる汚染物質を、土壌環境基準27項目のうち、銅をのぞく26項目(地下水汚染リスクのある26項目と直接暴露リスクのある重金属9項目)しか想定していないこと(これも政令まかせで法案に記述なし)など制度の根幹に関わるところに残されています。
 
135: 第11号後半  2002/03/22(Fri) 23:42
 環境NGOやシンクタンクなどからは様々な批判が寄せられています。C健康被害だけではなく、土壌汚染そのものを未然に防止すべき・生態系への影響まで考えるべき、D対象物質を広げるべき、E操業中すでに建物が建っている場合はどうなるのかなど、様々な点が指摘されています。(ご意見深く感謝致します。一部はHPへリンクを張らせていただきました。)

 細かく頂いたご意見を元に、法案修正を求めて審議に挑むつもりです。最低でも、不安に思う住民が調査を知事に申請し、受理される仕組みが必要でしょうし、閲覧しかできないとされる台帳も、検証可能な形で公開される仕組みが必要な時代ではないでしょうか。

 写真は、平成14年1月中央環境審議会の「今後の土壌環境保全対策の在り方について(答申)」に分かりやすく掲載された政府案での調査の機会。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/chosa1.jpg

ご注目! 「土壌汚染対策法案」の在りか
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3140

環境省「水・土壌・地盤環境」のホームページ
http://www.env.go.jp/water/index.html
日弁連の意見
http://www.nichibenren.or.jp/sengen/iken/0112-01.htm
シンクタンク構想日本HP
http://www.kosonippon.org/doc/?no=128
経団連
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2001/054.html
 
136: 第12号前半  2002/04/04(Thu) 02:24
2002年4月22日
4月2日 今日は土壌法案審議2日目

 問題が残されている土壌汚染法案の審議が始まりました。まずはそれらの指摘と、政省令で定めることになっている曖昧な点の確認を集中的に行いました。明らかになったことは次のような点です。
@アメリカの対策法の対象は1008種だが、日本で対象とするのは26項目。
A規制対象についてはパブリックコメントを行う。
B土壌汚染の未然防止は、水質汚濁防止法、化審法、廃棄物処理法、大気汚染防止法で行う。
C生態系の保全は科学的知見がでてくれば政令・省令で補足できる。
D操業中の工場・事業所については4条の規定で行える。
E米軍基地については日米の関連法令のうちより厳しい基準を選択する。
F埋立跡地で環境対策が機能を損なうような場合、土壌環境基準を適用する。
G地下水の汚染を通じて公共用水域の汚染が起こる場合も保全の対象。
H調査機関は実績のあるすぐれた検査機関を広く指定する。
I汚染物質の種類や濃度は台帳に記載する。
J対策にあたって飛散防止措置や労働者の安全衛生教育などを環境省と厚生労働省が連携して徹底する。
K油については具体ケースと知見が出てくれば検討する。
 
137: 第12号後半  2002/04/04(Thu) 02:24
 審議の過程で、環境大臣ですら、この法案は「未完成である」と認められました。見直し期間が10年になっていますが、未完成であると認めながらそのまま10年をやり過ごそうという姿勢はあまりに後ろ向きです。
 それにしても、有害物質を規制する法律は、入口(製造・輸入)から出口(事故・廃棄・損失・漏洩)まで化審法、水質汚濁防止法、大気汚染防止法、廃棄物処理法から土壌汚染対策法案まで、使う側では一つの流れでありながら、法律はバラバラで細切れ縦割りです。包括的な対策の必要性を感じました。

 写真は、質問で取り上げた沖縄県北谷町の航空写真。基地返還20年後に米軍が汚染者と疑われる土壌汚染が発覚。日本政府の費用負担で油(!)を含む土壌汚染対策が進むことになっています。この整合性の無さ(日本は油は今のところ除外の予定)をあなたはどう思いますか?
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/Dscf0348.jpg

*質問ビデオです
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=16169&media_type=rn
 
138: 第13号前半  2002/04/08(Mon) 09:42
2002年4月7日
「原事務所、台所事情」

 国会議員になってから、一番言われるようになった言葉…「いいね〜儲かって〜」
「国会議員=お金持ち」ってイメージ、いつからなんだろう。でもまわりからは当たり前のように言われる…ちょっとショック…国会議員であることを出来るだけ、隠したいって思ってる…なんか後ろめたい気持ちがあるのは事実…何故だろう…

 国会議員の給料は歳費と言われていて、月に137万5千円が支給されます。もちろんこれはみなさんの税金によって支払われるお金です。金額だけ見ると確かに「儲かってるね〜」と思われると思います。私の場合、ここから所得税・年金・国保税・市民税(合わせると年間700万円以上になるかな〜)を、その他、社民党全国連合へ月々約30万円、南関東ブロックへ5万・神奈川県連合へ13万7千円・相模原支部へ25万(事務所家賃を含む)を上納(;;)。議員連盟や研究会の会費・宿舎家賃などなど…手元に残るのは毎月30万〜40万円くらいです。残ったものを私の生活費として個人の口座に振り込んでもらっています。確かに同世代の社会人と比べると多い金額ですが、いつ解散になるのかわからないし、その後の納税準備金(市・県民税・年金・国保税で年間約280万〜290万円。)を含め、貯金をしています。
 
139: 第13号後半  2002/04/08(Mon) 09:43
この他にボーナスがあります。冬は200万を超えます。30万〜50万は地元に上納、(;;)残りは積み立てています。また文書通信費として月に100万円が支給されます。これは事務所の運営費・印刷費・発送費・通信料・HPの管理費・資料代・出張費・などでほどんど使ってしまいます。
 他にはJR・私鉄(特急料金は別)・バスのパスがあって、それらにタダで乗ることが出来ます。新幹線はグリーンもタダです。毎日の出勤に加えて移動が多い仕事なので、このフリーパスはフルに使っています。車を持つ余裕もないし…
 原事務所の場合。政策秘書は政策面で全面サポートを。第一秘書は党務全般を。第二秘書は歳費の管理と日程管理・事務全般をしてもらっています。3名の公設秘書の給料は衆議院から各自の口座に全額振り込まれ、各自で管理をしています。

 特に何を強調したいって思ったわけでもないのですが、ただ、なんとなく皆さんに知ってもらうことが重要だと思ったので、ただありのままを書きました。

 政治なんてイヤと思っている人も沢山いると思います。残念なことに耐えがたいことも沢山あります。でも、今の私の職場はここです。♪歩き続けていたなら、きっと見えてくるはずさ〜♪なんて口ずさみながら、今日も出勤です。
 *写真は給料明細です。参考まで…*
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/meisai.jpg
 
140: 第14号前半  2002/04/15(Mon) 21:41
2002年4月14日
土壌法案、衆議院通過!!

これまで何度か活動報告でお伝えしてきた土壌法案が4月9日本会議を通過しました。

政府法案にはまだ問題が残されています。それを補うための修正案を四野党共同で提出しました。概要は次のようなものです。

@ 目的に健康被害の未然防止を目的に入れること。

A 土地調査が事業者の敷地内でも出来るようにする。

B 住民からも調査の申入れが出来るようにする(現行では知事だけ)

C 調査結果の公表を義務付ける。

D 現行案では、知事が台帳閲覧を拒否できるが、その文言を削除する。

E 汚染除去等の措置の実施状況を公表する。

F この法律の施行状況の検討を現行では10年後としているが、3年後と修正する。

残念ながら、この修正案は否決されてしまいましたが、たくさんの附帯決議(政府への宿題みたいなもの)が付きました。こんなにつけるのであれば修正案を通して欲しかったです・・・でも私たちの注文や大臣への答弁を基に(おそらく)、決議に生態系や油という言葉が入ったことはちょっと成果かな(^^)V
 
141: 第14号中盤  2002/04/15(Mon) 21:43
以下が附帯決議の全文です。

土壌汚染対策法案に対する附帯決議

政府は本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

1. 土壌汚染が人や健康や生態系へ及ぼす影響を考慮し、土壌汚染の未然防止措置についても早急に検討を進めること。

2.  土壌汚染に対する住民の不安を解消するため、住民から土壌汚染の調査について申し出があった場合には、適切に対応することにつき都道府県等と連携を図ること。

3.  土壌汚染対策の実効性を確保するため、土壌汚染に関する情報の整備に積極的に取り込むことにつき都道府県等と連携を図ること。

4.  操業中の工場等から汚染又は汚染のおそれのある土壌が搬出されることにより土壌汚染が拡散しないよう、各事業者の取組みを促すことにつき都道府県等と連携を図ること。また、汚染された土壌の処分については、廃棄物処理法の取扱いについて早急に検討を進めること。

5.  指定区域台帳に関し必要な事項を環境省令で定めるに当たっては、土壌汚染の状況、汚染の除去等の装置の実施状況等について記載する等、情報の透明性に十分配慮すること。

6.  土壌汚染対策において、情報の公開とリスクコミュニケーションの重要性に鑑み、指定区域、土壌汚染調査及び汚染の除去等の措置の結果等を公開することにつき都道府県等と連携を図ること。

7.  指定調査機関が行う土壌汚染状況調査の方法を環境省令で定めるに当たっては、土壌汚染状況調査の信頼性が担保される基準となるよう配慮するとともに、適正に調査が行われるよう指定調査機関を指導・監督すること。
 
142: 第14号後半  2002/04/15(Mon) 21:43
8.  中小企業が行う汚染の除去等の措置に対し、適切な配慮をすること。

9.  本法における政省令については、国民に十分に理解される内容となるよう努めるとともに、周辺地域を含めた安全の確保を図るよう、技術的基準に係わる省令に省令については、技術の進歩に即した最新の科学的知見を踏まえた土壌汚染対策が実施されるよう柔軟に見直していくこと。

10. 壌浄化に際して有害科学物質や重金属類の大気中への放散を防ぎ、作業員や周辺住民の健康不安が生ずることがないよう、充分な措置を講ずること。

11. 条例等による土壌汚染対策に係わる取組みを防げることのないよう、国と都道府県等は、密接な連携の下に、本制度の円滑な実施に勤めること。

12. 土壌汚染状況調査及び汚染の除去等の措置を適切かつ円滑に実施するためには、調査及び汚染の除去等の措置が簡易で低コストであることが求められることから、そのための新技術開発の促進を図ること。

13. 土壌汚染による生活環境や生態系への影響、油類等の汚染実態の把握などについて早急に科学的知見の集積に努めること。

14. 本法の規定に関しては、本制度の運用による社会的影響を見極めた上で、施行後十年以内であっても適宜、見直しを行い、制度の改善を図ること。


http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/%8E%CA%90%5E%8B%96%89%C2%8F%91%82P.JPG
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/%8EB%89e%8B%96%89%C2%8F%91%82Q.JPG
委員会室で写真をとるにはこんな許可書が必要なのだ。
 
143: 第15号前半  2002/04/22(Mon) 15:10
2002年4月21日
老朽化マンション住人のご注目法案

 マンション建替え組合の設立や、権利移行の手続について定めた「マンションの建替え円滑化法案」が提案されました。

 4月12日(審議2日目)。マンション所有者の立場に立った質問がほぼ出尽くしたので、環境の視点からの住宅行政担当者に質問しました。「建替え」は、旧マンションが巨大ゴミとなり、新マンションに温暖化対策などを取る機会です。新マンションには、@有害物質を使わないA次の建替え時に分別解体が簡単でゴミも少なくてすむ設計を考えるなど、取るべき対策は一杯あります。大臣、局長とも、建築リサイクル法や建築基準法、省エネルギー法での取り組みを強調されました。しかし、今回の法案を作るために政府が設けた検討委員会には環境の専門家が一人も含まれず、こうした視点が法案にはありません。そのことは強く指摘しました。
 4月16日(審議3日目)は参考人質疑。「参考人」とは、重要法案を審議するときにご意見を伺う専門家です。与野党から3〜4人が推薦されます。法案では、マンション建替え組合に、住民だけでなく民間事業者が入れる仕組みにしてあります。住民のメリット・デメリットは何なのか、弁護士の戎正晴氏に尋ねました。戎氏によれば、専門知識を持つ事業者が組合員になれば、たくさんの情報が入ってくることがメリット。しかし、住民がしっかりしていなければ、事業者の情報だけが合意形成の材料となり、誘導されてしまうことがデメリット。
 
144: 第15号後半  2002/04/22(Mon) 15:11
 次に、切っても切れない関連法との関係を質問。マンションの所有権に関する区分所有法改正に向けて「パブリックコメント」が行われています。(パブリックコメントとは、行政が新しい施策「案」を公開し、国民から意見募集をすることです。)その中で、「建替え決議」の要件が定められることになります。「老朽化の場合」がその一つですが、「甲案」と「乙案」があり、「甲案」は30年、40年という年限を要件とするもの。「乙案」は、同様の年限を設け、ただし書きで、修繕計画がすでに定められ、新費用負担がなければ修繕ですませるとする案です。専門家としての意見を伺いました。全マンション管理組合連合会会長・穐山精吾氏は、実際の耐久年数は5,60年のはず、とどちらも反対。戎弁護士は、要件の明確化は大切だから要件としてよいが、耐久年数とは異なるので注意が必要という意見。早稲田大学法学部教授・山野目章夫氏は、数字の妥当性に議論の余地があるとの考え。三者三様のご意見でした。
 マンション住民の方は、ご自分の意見を寄せてみませんか?法改正に自分の意見が反映される機会です。「聞き置く」だけで反映されないという批判もありますがやってみなければ分からないと思いませんか。

 法務省のホームページhttp://www.moj.go.jp/ の「パブリックコメント」欄で3月15日「建物区分所有法」のところをクリックしてみてください。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/%a5%d1%a5%d6%a1%a6%a5%b3%a5%e1.JPG
 
145: 144画像URL訂正  2002/04/28(Sun) 17:04
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/%83p%83u%81E%83R%83%81.JPG
 
146: 革命的よっきゅん主義者  2002/05/01(Wed) 02:40
144画像URLさらに変更
http://www.harayoko.com/katudou/diary/photo/pub.JPG

 
147: 第16号前編  2002/05/01(Wed) 02:44
2002年4月28日
「高度成長」と「バブル」にさようなら

4月24日の国土交通委員会。合計5本の法案を、たった一日で一括して審議・採決となりました。通常国会も中盤に差し掛かり、乱暴な速度で法案審議が進んでいます。有事法制や個人情報保護法など、重要法案が目白押しですが、所属委員会での審議をおろそかにするわけにはいきません。目の前の一本一本の法案審議に、全力投球することが大事です。
まず、高度成長期時代、都市の人口集中を分散させる目的で作られた4本(「首都圏整備法」「近畿圏整備法」の一部改正、「首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律」「近畿圏の既成都市区域における工場等の制限に関する法律の廃止」の廃止)について。どれも昭和30年代に出来た法律で、国土開発型の法律です。古い法律が整理されることは良いにしても、先日成立した都市再生法などと合わさると、都市の住環境が侵害される可能性があります。国交省は、新しい都市計画を決定するとき、住民は意見を言えると制度を説明しました。自治体がしっかりしなければ、一人ひとりの暮らしが守れない制度です。
『「高度成長期」や「バブル期」にできた法律はすべて、整理または廃止をすべき』と主張すると、大臣は、「戦後、国土開発を行う法律が今日まで多くあった。社会経済情勢の変化を踏まえて見直しを行うことが必要だった。今後もその他の法律の在り方も検討していきたいと思っている」と答弁されました。『国土交通省の一大改革として「時代」を軸に、すべての法律を住民参加、環境保全の観点から見直しをして欲しい』と強く要望しました。
 
148: 第16号中編  2002/05/01(Wed) 02:45
 もう一つは、「民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案」です。こちらの法改正には反対しました。採決前に社民党を代表して、反対討論をしました。内容は下記の通り(抜粋)。

『本法案は、民間事業者や第三セクターが特定施設を整備するにあたり、事業所税の減免や財政投融資やNTT売却益による無利子貸付を行う、国家による産業支援策です。今回の改正は、その対象に、港湾利用高度化施設として溶融施設を追加する改正です。

その改正に反対する第一の理由は、焼却溶融施設を財政的な支援によって促進することが、「循環型社会形成推進基本法」に矛盾するからです。循環型社会では、廃棄物の「発生抑制」が最重要課題であり、焼却埋立は最終手段であるとした政策に矛盾します。“最終手段”であるとする焼却埋立で、しかも民間部門に財政的支援を行うことには賛成できません。
 
149: 第16号後編  2002/05/01(Wed) 02:45
第二の理由は、「処分場の延命化」という理由付けにごまかしがあるからです。法案の提案段階や審議過程で繰り返されたこの言葉は、実際の改正法案の中には見当りません。法案には、「溶融、破砕、圧縮その他の方法により高度に減量する機能を有するもの」を加えるとしか書かれていません。そして、溶融、破砕、圧縮するものは、「廃棄物埋立護岸において埋立てに用いられる廃棄物」又は「土木建築に関する工事に伴い副次的に発生した土砂」の二つであるとされています。つまり、この改正によって最大のメリットを受けるのは、産業廃棄物や建設残土の処理に手を焼いている事業者と処理業者に他なりません。拡大製造者責任が叫ばれる今、処理コストは、処分場の延命化も含め、産業界が負担しなければなりません。国が支援を行うべき事業ではありません。

第三の理由は、この改正が、静脈産業の健全育成につながる確証がないからです。静脈産業の重要性は増しており、この時期の財政的支援が、足腰の強い産業を育てることにはなるかどうかは疑問です。

最後に、バブル期にできたこの民活法自体の抜本的見直しが必要であることを申し上げ、反対討論を終わります。』
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/%93%9A%95%D9%8F%91.JPG
 
150: 革命的よっきゅん主義者  2002/05/02(Thu) 17:14
(__)。。ooOZZZZ

(−_−)zzz

おきて O0。。(_ _))ヽ(^^ ) 起きて♪
 
151: 第17号前編  2002/05/11(Sat) 12:32
2002年5月8日
5月9日 調査報告書の完成

ダイオキシン調査の費用対効果について調査を行いました。
以下は調査報告書(全24頁)の概要です。
調査のきっかけは、昨年5月の環境委員会での質問にあります。ご参考ください。
http://www.harayoko.com/katudou/iinnkai/200106281211.html
報告書をご希望の方は、200円分の切手を同封し、送り先の郵便番号、住所、お名前、電話番号を「〒100−8981 千代田区永田町2−2−1 衆議院第一議員会館304号室 衆議院議員 原陽子事務所」までお送りください。

*     *     *

「大気中ダイオキシン類分析調査の費用対効果の検討調査」意義と結果(概要)

【ダイオキシン調査に関する調査の意義】「ダイオキシン類対策特別措置法」が平成12年1月に施行され2年が過ぎました。現在、地方公共団体は、限られた財源の中で、環境省が進める調査方法によって大気中ダイオキシン類調査を行っています。地方自治法第14条で「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」とあるように、費用対効果の高い調査方法を選択することは、重要な課題です。一方で、様々な化学物質対策が急務とされる中、ダイオキシン対策にお金をかけすぎているという批判すら聞こえてきます。
そこで、今回、大気中のダイオキシン類濃度について、現在行政が行っている大気を直接採取して測定を行う調査と、生物指標である松葉を使う調査の、双方の費用と効果について比較を試みました。検討調査は、1999〜2000年に「なくせ!ダイオキシン汚染監視運動」として住民参加で松葉調査を全国的に行った実績のある株式会社環境総合研究所に依頼しました。
この度、その報告書が完成しましたので、ご関心ある皆様にご案内する次第です。
 
152: 第17号中編  2002/05/11(Sat) 12:32
【結果の概要】
1.費用比較
報告書9ページ目に示されるように、神奈川県内で行われている大気中ダイオキシン類分析調査を前提とし、松葉による調査費用を積算すると、ほぼ4分の1の費用で、年平均濃度が把握できることが分かりました。

2.効果比較@
「濃度マップによる比較」で示されたように、大気中ダイオキシン測定結果(1立方メートルあたりの濃度)と、松葉中ダイオキシン類濃度(1グラムあたりの濃度)を、スプライン補間法を用いた計算処理で濃度マップを作成し、比較すると、きわめて類似した濃度パターンが現れることが分かりました。

3.効果比較A
例えば、神奈川県相模原市で毒性等量濃度を比較すると、風向き・風速などにより濃度変化の大きい大気を直接採取したダイオキシン類濃度は、松葉が長期平均的に吸収したダイオキシン類濃度よりも、過小評価される結果が出ました。一方、松葉調査によって長期平均・地域平均濃度を把握できることが分かりました。

4.効果比較B
 報告書22ページでは、松葉調査が住民参加のもとで行われることにより、追加的効果が得られることが示されました。
 
153: 第17号後編  2002/05/11(Sat) 12:32
【結論】
 以上の結果から、生物指標である「松葉」は、大気中のダイオキシン類汚染を把握する上で合理的な手法であり、かつ、大気の直接採取による調査より安価な選択肢であることが示されました。
 皆様におかれましては、この調査報告書を詳細にご参考いただき、環境行政において、次のような短・中・長期的な効果を求める機会になりますことを期待致します。

@ 国および地方公共団体が、今後、より費用対効果の高い大気中ダイオキシン調査方法を選択すること。
A 環境改善を目的とするあらゆる調査が、調査のための調査ではなく、国民にとって意味を持ち、効果をもたらす調査となること。
B 環境行政担当者が、国民にとって分かりやすい調査結果の公表手法を考えるきっかけとなること。
C 廃棄物の焼却により日本において生じている高濃度大気中ダイオキシン汚染を軽減する手だてを考えるきっかけとなり、究極的には廃棄物の削減につながること。
D 松葉による大気中ダイオキシン濃度の測定が合理的かつ科学的な測定法として広く認知され、利用されること。

 なお、この調査委託には、衆議院議員に支払われる立法調査費をあてています。今後、廃棄物および化学物質政策を検討する上でも、この調査結果を参考にさせていただきます。皆様より、さらなるご指導、ご意見をお待ち申し上げます。

2002年5月8日
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154: 第18号前編  2002/05/21(Tue) 23:35
2002年5月20日
奪われし私たちの未来?

 16日、「奪われし未来」の著書テオ・コルボーン博士を招いて「ホルモン撹乱物質と子どもの健康」と題する講演会を環境ホルモン・ダイオキシン問題に取り組む議員連盟が主催しました。大木環境大臣を含む大勢の議員が参加し、耳を傾けました。
 印象に残ったのは、「ホルモン撹乱物質などの化学物質は、即座に人間を殺すわけではないが、じわじわと人々の健康を損ない、能力を十分に発揮することを妨げる」という点です。博士によれば、ホルモン撹乱物質は、出生前にさらされると、代謝、形態、免疫、神経、生殖の発達と機能に影響を与える物質で、それが目に見える形であらわれるのは、大人になってから。しかも、化学物質87,000物質のうち、大量生産されているのが15,000物質あり、全国的調査を行っても、20年たっても統計的な結果が出ないかもしれないということです。
 
155: 第18号後編  2002/05/21(Tue) 23:36
 1時間ほどの講演が終わり、質疑の時間に「予防原則」のアプローチについて聞いてみました。博士と共に来日したWWF野生生物・汚染対策の政策担当オフィサーで米国環境保護省の環境ホルモン審査会メンバーも務めるリチャードAリロフ氏によれば、アメリカ国内では、化粧品、殺虫剤、農薬などについて規制はあるが、予防原則については十分とは言えず、より厳しい対策を求めたいとのことでした。
 母親の胎内に蓄積した化学物質にさらされて生まれた子どもたちが、その子どもを産むようになった年代は1970年代だそうです。ちなみに原は1975年生まれ・・・(苦笑)。因果関係が証明されなくても、「予防原則」に基づく化学物質規制の必要性を、日本でも広め、立法に反映させていかなくてはならないと改めて思いました。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/col.jpg
 
156: 第19号前編  2002/05/27(Mon) 12:11
2002年5月25日
「心の所得」

 5月19・20日、和歌山県龍神村というところに、社民党議員団として森林林業の視察に行ってきました。龍神村の私有林の間伐の様子、製材所を見学し、和歌山県庁との意見交換を行いました。ホッと一言でもお伝えしましたが、大きな問題点は2つだと感じました。

1つ目は間伐材を切り出したとしても、その利用が少なく、採算が取れないという事です。戦後の政策で、間伐材として利用できるという需要予測を立てて植えた木が、今、35年生。しかし、売れるはずであった、35年目の間伐材は、伐採されて、そのまま山の中に放置されてしまっているのです。龍神村の森林は比較的手入れが行き届いており、林業に対して先進的な取り組みをなさっていると聞いていたのですが、そんな地域でさえ、間伐材が放置されたままになってしまっているのです。この問題を解決する第一歩は、外材依存からの脱却だと思います。国産材は価格が高いとよく言われていますが、今では国産材の価格も安くなって来ているそうです。それに国産材を使っていく事はエネルギー保全の観点からも、重要だと言えると思います。
 
157: 第19号後編  2002/05/27(Mon) 12:12
2つ目は担い手の確保です。和歌山県の「緑の雇用事業」と言う取り組みについてお話を聞きました。政府の緊急地域雇用創出特別基金事業の、森林作業員等の公的雇用の期間が6ヶ月だそうです。しかし、県の方のお話によると、「6ヶ月雇用では研修期間にしかならない」との事で、国の恒久的な支援策を考えなくてはならないと思いました。実質、林業だけの収入だと、年間150〜200万程度だそうです。しかし、心の所得が300〜400万ある!都会にはない魅力がある!と県からの説明。なかなか、イキなPRだと思いませんか?!県内外で就職相談会を行っているそうですが、毎回、3桁台の希望者がこられるそうです。そのうち、永住希望の方は1桁だそうです。もちろん様々な理由があるそうですが、これから林業にたずさわって行きたいと思う人たちが、喜びを持って働ける、そんな環境づくりを、国としても積極的に支援をしていくべきだと思いました。

 環境保全の観点から、新たな雇用の創出を図っていこうとしている、和歌山県の試みは、すばらしいと思います。自然を守っていくことは大切とは、誰でも思うとろこだと思いますが、そこから先の、林業まではなかなか理解してもらえないとおっしゃっていました。都会に住む皆さんに是非とも理解をしてもらいたい、とおっしゃっていました。繰り返しになりますが、私たちが、水と空気に恵まれて生活できるのは、森林があるから、そしてそれを守ってくれる人たちがいるからと言うことを、忘れてはならないと思いました。


 興味のある方は、是非、和歌山県農林水産部のHPへアクセスしてみて下さい。

空き家情報等も載ってます!

http://www.wakayama.go.jp/prefg/070100/top/sosikikara/buindex.htm

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/ichigo.JPG
 
158: 第20号前編  2002/06/06(Thu) 14:22
2002年6月2日
自動車リサイクル法案審議入り

 今週は急きょ、経済産業委員会で質問に立つことになりました。お題は「使用済自動車の再資源化等に関する法律案」これは新法で内閣から出された閣法です。(政治ミニ講座参考)条文が143条・附則が23条、合わせて166条もの条文がある、ごっつい法案です。なぜなら!リサイクル費用としてユーザーから徴収する費用を外部化して資金管理団体が管理するという仕組みになったしまったからです!しかも1兆円を超えるお金を管理する、巨大団体が誕生することになるのです!法案の中身を見てみても、本来の目的「リデュース・リユース・リサイクル」のために書かれた条項より、資金管理団体の透明性や使用済み自動車の流れを透明にするための仕組みや組織について書かれたものの方が、はるかに多い内容になっています。家電リサイクル法では費用の徴収時期が排出時とした為、不法投棄が増えてしまったと言う反省点からでしょう、自動車リサイクル法案では、費用の徴収時を購入時としています。But!!消費者責任という考えは変わっていません!(ムッ)

 ポイントはただ一つ!当初の宣伝文句であった「拡大生産者責任」の仕組みがちゃんとわかるような法案に作り直す!と言う事だと思います。今の法案ではメーカーがやらなくてはいけないことは引取場所を設けて、解体した部品・シュレッターダスト等をもって来させるだけ、お金はユーザーが出してくれるし、引取も解体もフロン回収も業者任せ、これではゴミを減らそうと言うインセンティブはどこにも働きません!「使用済自動車に関するEU指令」と比べると、一目両全、この法案は自動車メーカーにとって非常に甘い内容になってしまったと言わざるを得ません。
 
159: 第20号中編  2002/06/06(Thu) 14:23
EU指令では「処理施設での引渡しが最終所有者の負担なしに行われ、“生産者”が回収・処理費用の全てまたは多くの部分を負担すること。」となっていて、拡大生産者責任を実現させるための仕組みがはっきりわかるようになっています。ゴミを減らさないと作った人が損をする、こうした仕組みが明確にならないと、ゴミを減らそうと言うインセンティブは働かないと思います。大臣・副大臣ともに答弁を求めました。お二人とも、リサイクル価格をメーカー自身が決めるので、そこで競争が起き、そうしたインセンティブは働く、拡大生産者責任は実現できるとのお答えでした。

たとえ、大臣がそのような意欲を持っていても、この法案のどこからも拡大生産者責任という考えが見出せなければ、実際はそうはならないと言えるのではないでしょうか。

 法案の第5条に「自動車の“所有者”の責務」が書かれています。@長期間使用すること。Aリサイクルしやすい自動車を選ぶこと。B修理に当たってリサイクル部品を使うこと。こんなの所有者の責務ではなく、メーカーの責務だと思いませんか?@に関しては、頻繁にモデルチェンジをせず、長く乗れる車をつくれば、ユーザーは自然と長くのるだろうし、Aに関しては選択肢を与えるのはメーカー側にあるわけだから、リサイクルしやすい設計をメーカーがすべきだし、Bに関しては修理をする側の責任です。
 
160: 第20号後編  2002/06/06(Thu) 14:24
 大臣は「消費者意識が変わってくれば、自然とメーカーもそうせざるを得なくなる。」とおっしゃいましたが、「逆!逆!!」思わず、つっこんでしまいました。もちろん、私たち一人一人も環境に対する意識を高めていかなくてはならないとは思いますが、一人一人のライフスタイルを法律で変えていくことなんて、難しいわけだから、生産する方が環境にやさしい製品を作る、そうすれば自然と環境にやさしい製品ばかりが、世の中で使われるようになる。そのほうがよっぽど、実効性があると思うんだけどな〜…

実は国会議員になっての初質問が平沼大臣だったのよね〜。その時の委員長が古屋副大臣だったのです。経済産業委員のみなさんからの暖かい声援の中で、結構楽しく質問をさせて頂きました!でも本当は、もっと法案をスリム化して出直してこ〜い!!くらいの気持ちなのさっ!

興味のある方は、ビデオライブラリーをご覧になって下さい。(議事録まだなので…)

http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=17122&media_type=rn&time=05:56:51.0


*平沼経済産業大臣*
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/image002.gif
*古屋経済産業副大臣*
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/image004.jpg

実はお二人とも結構ダンディーだったりする…(笑)
 
161: 第21号前編  2002/06/09(Sun) 23:35
2002年6月9日
「どっちのダム・ショー」

治山ダムと砂防ダム

5月19日、和歌山県に森林・林業の視察に行き、間伐材利用と言うことで、「和歌山県・治山ダム」の写真を見せてもらいました。時同じくして、公共事業チェック議員の会という超党派の議員連盟の「長野県・砂防ダム」視察があり、そちらは、政策秘書に代理参加してもらいました。同じ時に二人が見た違う種類のダムを、今回は紹介したいと思います。

下の左側の写真が、山崩れを防ぐ和歌山の治山ダム。ここの特徴は、間伐材を利用した新しい取り組み。いずれは腐ることを前提に作られているそうです。

右側の写真は、渓流筋の土砂流出や災害を防ぐ長野の砂防ダム。特徴的なのは、古代遺跡のようにそびえる魚道(1億5千万円)。水が流れていないので、ここから上流に魚は遡れないし、それ以前に、下流に数々ある砂防ダムに阻まれて遡ってくる魚も実はいない・・・。
 
162: 第21号中編  2002/06/09(Sun) 23:36
ダムはダムでも、貯水ダムは公共事業批判の的になってきましたが、日本にはこのような治山ダム(国では農水省事業)や砂防ダム(国では国土交通省事業)がわんさとあり、数が把握されていない上に、効果や必要性についての検証や評価が追いついていません。

防災の専門家によれば、砂防ダムの問題点の一つは、土砂で満杯になっても浚渫を行えば長く使えるのに、そのような維持管理には予算がつきにくく、次々と新しい砂防ダムを渓流の奥へ奥へ作っていってしまうことになること。現状は、維持管理:新設=3:7の割合だが、7:3にしなければならない、とのことです。

参考になる渓流保護ネットワークHP http://www.shiojiri.ne.jp/~hirayama/

目的の違う2種類のダム。皆さんはどう思われますか?
 
163: 第21号後編  2002/06/09(Sun) 23:37
写真
木製治山ダムhttp://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/dam001.jpg
中房砂防ダムhttp://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/dam002.jpg

┌──────┬────────┬─────┬───────┐
│ 事業内容 │   所在   │ 事業名 │  事業費  │
├──────┼────────┼─────┼───────┤
│木製治山ダム│和歌山県西牟婁郡│県単独事業│235万7250円  │
├──────┼────────┼─────┼───────┤
│中房砂防ダム│長野県南安曇野郡│県所管  │21億5千7百万円│
└──────┴────────┴─────┴───────┘

 
164: 第22号前編  2002/06/17(Mon) 17:38
2002年6月16日
「ふぞろいなビルたち」

国土交通委員会に付託されている法案もようやく、残り2つとなりました。「建築基準法等の一部を改正する法律案」と「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案」(長っ!!)いわゆる「ハートビル法案」です。

*今回は、建築基準法の審議の報告です*

建築基準法は、そもそも建築物の構造について定めるべき法律でありながら、日本では、都市計画に関わる分野にまで踏み込んで、ごちゃごちゃになっているようです。改正内容は、玉石混合。

評価できるところは、「まちづくり」に関してNPOが提案できる制度とシックハウス対策が新しく加わったことです(規制としては不十分だが…)。あとは「ちょっと待った〜!」という内容。

*「ちょっと待った〜!」その1

住宅専用地域や商業地域といった用途地域ごとに定められている容積率や建ぺい率、日影制限の緩和。ニョキニョキと高いビルや住宅が建ちやすくなる。しかしこれは、都市計画で自治体が関与して選択できるので、住民がしっかりしていれば良好な環境を維持することがまだ可能。

*「ちょっと待った〜!」その2

「総合設計制度」の改正。まとまった空地が確保できれば、文字どおり“総合的な設計”が行える、今までにもあった制度で(要するにこれも高い建物が建ちやすい)、これまでは自治体による許可制だったものが、今回の改正で、建築確認制度に変わります。つまり、一定の基準がクリアできていれば、申請手続きで、さっさと高い建物が建てられる。デベロッパーには好都合。周辺住民には降って沸く災難になりかねない。まちづくりNPOやマンション紛争に取り組んだことのある自治体議員からは改悪だ!とたいへん不評。
 
165: 第22号後編  2002/06/17(Mon) 17:39
*「ちょっと待った〜!」その3

3種類ある地区計画制度を一つにまとめて規制の強化や緩和を可能にする改正。詳細に見ると要注意な規制緩和メニューが混じっているが、制度自体が住民を無視できない仕組みなのでまだ許せるけど…

以上、3つの「ちょっと待った〜!」の中で、特に「総合設計制度」の改悪についてはなんとか歯止めを考えなければなりません。私たちも国会で頑張りますが、自治体でも、デベロッパー本位ではなく、住民本位なまちづくりができるよう、間違ってもデベロッパーによる町並み破壊が起きないように、「規制緩和を規制する」、各自治体の自治が必要になってくると思います。

今日は、参考人質疑の日(審議拒否中でも、外部からスピーカーを呼ぶ参考人への質疑だけは続行してしまう…)。高崎健康福祉大学の松本恭治教授からは、日照権や町並みなどへの影響について懸念が示されました。しかし、懸念されるのは、そうした「目に見える影響」だけでなく、都市にマンションが大量に新築されることで、郊外から都市への回帰が起こり、結果として、郊外のマンションや都心の中古マンションの価格が下落するかもしれないなどの「目に見えない経済面への影響」は研究されていない、と示唆にとんだお話がありました。

12日に行われた1日目の審議では、この改正によって何を目指したいのか、国民にどのような住環境を準備したいのか、扇大臣に聞きましたが、大臣からは、「21世紀型」という言葉が出てきただけで、意味不明でした。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/bldd.jpg

 ビデオ・ライブラリー
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=17524&media_type=rn&time=02:42:04.0
 
166: 第23号前編  2002/06/26(Wed) 14:43
2002年6月23日
 「ハートビル法案」

先週ご報告しました、「建築基準法の一部改正案」と一緒に審議されているのが「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案」いわゆるハートビル法案です。

*今回は「ハートビル法案」についての報告です*

今までは「努力義務」であったバリアフリー対応を、「義務付け」とするというのが改正の大きなポイントだと思います。ただし「老人ホーム等の主として高齢者、身体障害者等が利用する建築物で2000u以上の建築物に関しては」と限定されてしまっています。その他の建築物にかんしては、「努力義務」のままになっています。現行法で、努力義務の対象になっている「デパート、劇場、ホテル等不特定多数の者が利用する建築物」に改正案では「学校、工場、事務所、共同住宅等の多数の者が利用する建築物」が加わっています。
 
167: 第23号中編  2002/06/26(Wed) 14:43
 この法改正によってバリアフリー化を進める際、地域間格差は、出来る限り無い状態にしていかなくてはなりません。審議の中で、特に指摘されていた点は「学校」も義務化の対象に入れるべきではないかと言うことでした。そこで、事前のレクチャーで文部科学省に聞いてみたところ、「各市町村の条例で学校も義務化の対象に出来る」との事でした。先日の参考人質疑の際にも、高橋参考人(東洋大学工学部助教授・工学博士)から、「努力義務ではありますけれど、公共的な施設ですので、ほぼ義務的な要素が多分入ってくると思いますので、そういう意味で、地方公共団体が条例等の整備についてもう一度努力していただければというふうに思います。」と発言があり、ハートビル法では自治体の条例が効力を持つことが出来るということが分かりました。
 
168: 第23号後編  2002/06/26(Wed) 14:44
これは建築基準法と大きく違う点です。建築基準法について、参考人の松本さん(高崎健康福祉大学教授・工学修士)に「各自治体にすでにある条例とこの法案との整合性はどうなるのか。」とお聞きしたところ、参考人からは「町並みをどう考えるかは、基本的に国レベルでどう考えるよりかも、その地域でどう考えるかが尊重されるべきですが、建築基準法では各市町村の条例と言うのは基本的に効力が薄い、信頼されない。ですから、次々と実は市町村レベルの条例がディベロッパーによって訴えられて破れたというケースはたくさんあるわけです。」との意見がありました。また、「地方自治の問題と、この規制緩和を規制できる、その選択肢が自治体にあるのかという問題が議論されてもいいかと思う。」ともおっしゃっていました。これは次の審議に生かしていきたい点です。

ハートビル法では条例が効力を持て、建築基準法ではそれが効力を持てないというのは、なぜなのか。バリアフリー化も町づくりの一端のはずです。それならば、町づくりの基本にある、建築基準法でも、同様に条例が効力を持てる仕組みになるべきだと思います。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/elv.jpg
国会内のバリアフリー。議員会館入り口のエレベーターです。
 
169: 第24号前編  2002/06/30(Sun) 10:00
2002年6月29日

先先週からご報告しております「建築基準法の一部改正案」と「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案」いわゆるハートビル法案の審議が本日、終了いたしました。

 私は26日に3度目の質疑に立ち、今回の法改正の中で最大の問題点である「総合設計制度」の改正の部分に特化して、質問をしました。前回の質疑でも同じ箇所を質問したのですが、言葉だけでは上手く説明出来ず、今回は「図」を書いて、質問に立ちました。委員会の審議の中で、配布物や図を使う場合には、委員長の許可を得なくてはなりません。そこで、委員長に「これなんですが…」と許可を得に行ったところ、「これはマンガか?!」と聞かれ「図です!!」(笑)委員長と、理事の許可を得て、原陽子手作りパネルを披露させて頂きました。

 以下、神奈川新聞(6月27日)の記事です。
 
170: 第24号中編  2002/06/30(Sun) 10:00
 『原氏は、一定面積の空地を設けると容積率などが緩和される総合設計制度が現行の許可制から建設確認手続きへと移行することについて、「自治体、住民、業者の三者がよりよい町づくりを目指してかかわりあう許可制に比べると、これらの流れを一切省こうとするもので、改悪だ」と追及、国に見直しを求めた。
今回の改正案で、国は、建設確認事務を行う基礎自治体が許可を与えていた現行制度を廃止。一定の要件を満たしていれば建設確認手続き上で容積率の緩和などが可能となるよう仕組みを改め、手続きの迅速化を目指している。
 原氏は、「自治体との事前相談や近隣住民も参加できる連絡協議会など、計画の諾否を決めるまでの一連の流れをなくしてしまっては、美しい町並みを維持したいという自治体や住民の願いは反映されない」と指摘。
 これに対して、三沢真住宅局長は、「条例の性格による」と答弁。具体的には、@単に行政指導の範囲で業者に高さ制限の順守を求める条例では(要件を満たした)容積率の緩和などを拒むことはできないA建設基準法に定められた地区計画で高さ制限を定めた場合は地区計画が優先される−と考えを示した。』
 
171: 第24号後編  2002/06/30(Sun) 10:01
建築申請確認型総合設計制度の導入は、住民や自治体が関与できなくなる恐れがあり、地方分権の流れと逆行すると思います。そこで社民党は「今回導入される、建築申請確認型総合設計制度の条文を削除する。」と言う、必要最小限の修正案を提出しました。賛成少数で否決されてしまいましたが、今後、国土交通委員会で、住民参加の町づくりについて活発な議論が行われる事を、要望して、合計18本提出されていた国土交通関係の法案すべての審議が終了いたしました。お疲れさまでした〜!!

 26日の審議の様子
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=17705&media_type=rn&time=04:11:33.0


 修正案趣旨説明&反対討論(28日)
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=17705&media_type=rn&time=04:11:33.0

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/tokei.jpg
 
172: 第25号  2002/07/11(Thu) 14:57
2002年7月10日

「相模原市基地白書」

神奈川県相模原市が、13年ぶりに「基地白書」を発表しました。米軍基地を抱える自治会が情報整理のためにこうした白書を作ることはよくあるそうですが、市民向けのPRとして作成するのは、珍しいとのこと。7月1日に市の担当者に起こしいただき勉強させていただきました。
相模原市には、「キャンプ座間」「相模総合補給廠」「相模原(米軍)住宅地区」と、3つの米軍基地が市街地に近接して存在しています。「キャンプ座間」では、これまでの騒音問題に加え、今年になり、日本の基準の4倍を上回るダイオキシンがゴミ焼却炉から検出されたことが問題になっています。
「相模総合補給廠」では、PCB廃棄物保管に関する情報が未だ公開されないまま、交渉が市から国に引き取られてしまったため、直接交渉ができなくなっているそうです。
市にとっての課題は、こうした環境問題だけではありません。米軍基地は固定資産税が非課税であるため、広大な土地から上がるべき税収が上がらないという財政問題もあるのです。
今回の基地白書では、3つの基地がすべて返還された場合、市の税収が28億円増加するという試算が明らかにされました。
国が取り組むべき課題が、いくつかはっきりと示されましたので、今後、基地返還、日米間の環境問題といった観点から、国会からも働き掛けていくつもりです。私自身、3月12日の環境委員会でも取り上げましたが、日米合同委員会の環境分科会の議事録ですら非公開という状態を打開していきたいと考えています。

(「相模原市と基地白書」は、相模原市の行政資料コーナーで2000円で販売されています。)
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/kichi.jpg
 
173: 第26号  2002/07/18(Thu) 17:00
2002年7月16日
国土交通委員会

* 成田空港 〜騒音問題〜*

ワールドカップに合わせて4月から使用されている、成田の暫定滑走路の南側には5軒の反対農家が残っています。毎日、朝6:00〜夜11:00まで、頭上40メートルを飛行機が飛んで行きます。

まず、環境省にこの成田空港周辺の騒音と大気の問題の認識を尋ねました。政府の答弁は「大気の環境基準はおおむね達成されている。騒音については多数の地点で環境基準を超えている、状況にあります。」との事。特に騒音について、成田公団の資料によると、その達成率は31.5%と非常に低い!!

昭和46年に環境庁長官から運輸省に「環境保全上緊急を要する航空機騒音対策について」という勧告が出ていて、その中で、その方法として「航空機の発着に関する規制を強化すること」とあるわけで、国土交通省・環境省とも、この点については検討をしていただきたいと思いました。(例えば、伊丹空港では市と国とで存続協定を結んでいて、夜の9時以降、翌朝7時までは飛行機の離発着を認めていない。)成田に関しては、様々な歴史があるようで、大臣はとっても不機嫌なご様子でしたが(苦笑)、でも、日々飛行機の離発着時の騒音に悩まされて生活をしている人たちがいるのは何故かを含め、歴史から国として目を背けてはいけないのではないかと思いました。
 
174: 第26号続き  2002/07/18(Thu) 17:00
* 静岡空港 〜ずさんな設置許可〜*

静岡生まれの静岡育ち!原としてはなんとしてでも止めたい静岡空港!空港は関西に3つ、名古屋に2つ、東京に2つ、その間を新幹線が結んでいる。その真ん中に位置する、静岡に空港なんていらない!!と思っております。
まずは、静岡県知事が出した確約書の内容と航空法39条について質問。確約書では「現時点で用地取得の同意は得られていないが、設置許可が得られれば、同意取得が可能になるので、許可を出して欲しい」となっています。しかし、航空法の39条(申請の審査)を見ると「申請者(ここでは静岡県知事)が〜これを(用地)を確実に取得できると認められること」となっていて、確実に用地取得が出来ることが、許可を出す前提となっているように読めます。
しかし政府は「設置許可の段階で、全ての用地を取得していることは、必ずしも必要でない」と答弁。でも実際に地権者の方から話を聞くと、「同意するつもりはない」と言います。つまり、静岡県知事の確約書はずさんで、おまけにそんな確約書で、設置許可を出した国の責任は重いと思います。でも、いつも決まって言うのは…「設置管理者である静岡県の問題」これじゃ〜無駄な公共事業が止まるわけないよねっ!!(怒)もちろん静岡県の責任も重いけれど、国に全く責任が無いとは言えないのではないでしょうか?

また、需要予測のずさんさも指摘しました。政府の答弁は「平成3年の予測は178万人、その後、平成12年には新幹線新駅の候補地相互比較のために120〜128万人と言う試算をしたと聞いている」との事。しかし、昨年10月に静岡県庁で説明を受けた際には「需要予測は160万人」と説明を受けています。このやりとりだけでも、その需要予測のずさんさが指摘できると思います。今回は財務省にも来て頂いて、お金を預かる立場から、もっと厳しい目で慎重に見ていって欲しいと要望させて頂きました。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/hikok.jpg
写真は毎日新聞(2002年4月27日夕刊)
頭上40メートルを飛ぶジェット機
 
175: 第27号前半  2002/07/29(Mon) 22:35
2002年7月29日
* 7月12日 環境委員会 尾瀬視察*

「10トンにのぼる大量の産業廃棄物の不法投棄が、日光国立公園の尾瀬で確認された。」(読売新聞7月1日)

今回、この不法投棄を行った山小屋「長蔵小屋」の視察に行ってきました。
長蔵小屋は、自然公園法に基づいて、環境大臣から許可を受けて公園事業(ここでは宿舎)を行っている公園事業者です。公園事業とは、公園の利用または保護のための施設で、民間事業者が国立公園内で、国に代わって行うことが出来ます。
 平成11年4月20日に長蔵小屋の別館の建て替えについて、代表取締役から申請があり、6月23日に環境省が、条件付で承認をしました。その条件とは…
@ 既存建築物の撤去に伴い生じる木材を除く廃材は、国立公園区域外に搬出すること。
A 工事施工跡地は、風致の保護上支障のないよう整理すること。
となっています。でも、@については環境省としてはチェックをしていなかったとのこと。通常、公園内で出たゴミは、ヘリコプターで公園外に運び出して処理をしているそうです。ですから、ゴミの量をしっかりとチェックしていれば、未然に防ぐ事は可能であったと思います。
 
176: 第27号後半  2002/07/29(Mon) 22:37
 不法投棄が実際にされていた場所も見たのですが、そのすぐそば(目と鼻の先)には自然保護官事務所があり、本当に気がつかなかったもんかな〜と不思議に思ってしまいました。
 尾瀬沼集団施設地区の山小屋組合の方のお話によると、「長蔵小屋は周辺の施設より、早く開けて、遅く閉めていたので、その間に埋めていたのかもしれない。また組合は福島県で処理をしているのだが、長蔵小屋は群馬県で処理をしていると言っていたので、チェックが行き届かなかった。」との事でした。
 後日、長蔵小屋の代表の方から、大石委員長の元にお手紙が届きました。今回の事態に対しての責任を重く感じ、今後、信頼回復の為に尽力していくとの事です。
 尾瀬の自然の、美しい姿を守るために、またいちからがんばって欲しいと思いました。

写真:左から 藤木委員:大石委員長:原:近藤委員
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/ozeoze.jpg
 
177: 第28号  2002/08/05(Mon) 09:41
2002年8月4日
6月に、政府の税制調査会が「あるべき税制の構築に向けた基本方針」を発表しました。今回は、その中の“環境”に注目をして考えてみました。

環境に関する税については、まず、3月に発表された「地球温暖化対策推進大綱」の中で、「税・課徴金等の経済的手法については、他の手法との比較を行いながら、様々な場で引き続き総合的に検討する」と書かれています。
そして今回発表の基本方針では、それをそのまま受けて、「国民の理解と協力を得て、今後、積極的に検討を進めていくことが望ましい」とし「この際、国・地方の環境施策全体の中での税制の具体的な位置付けを踏まえ、汚染者負担の原則(PPP)に立って幅広い観点から検討していく必要がある。また、既存のエネルギー関係諸税等との関係についても検討すべきであろう。」となっていて、なんら前進もなく、どちらかと言えば、エネルギー関係に片寄ってしまっていて、土地の利用に関しては方針が示されていません。
しかし、開発によって緑が失われる“あせり”を多くの人が持つ中で、土地にかかる相続税や固定資産税などの枠組みで、緑を守る税制が検討されるべきだと考えます。
「ウチの近所の緑を守りたいが、地主さんが売ってしまったので、緑が消えてしまう」一般の方からは、いろいろな声が国会に届いています。CO2吸収源、防災、災害時の避難場所、子どもの遊び場、景観、国土の保全、保水など、緑の持つ様々な機能を考えれば、緑を残しやすい税制(例えば、緑を失うと余計な税金を払わなければならない税制など)が検討されるべき時代にあると思います。
そこで、環境省、国土交通省、林野庁に協力をいただき、まずは緑を保全するための税制の現状を、政策秘書を中心に、整理してみました。以下の表の通りです。「今後はこうすべき!」という「緑の税制」提言・アイデアを募集します。締め切りは9月30日!メールで受け付けてます。たくさん、いいアイデアが集まったら「緑の税制会議」を開きたいです。

*緑の税制表です。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/midorih.htm
 
178: 第29号  2002/08/13(Tue) 16:36
2002年8月10日
児童虐待防止法改正プロジェクトチーム(第一回)

*厚生労働省*
児童虐待の現状を児童虐待の推移、虐待内容、児童相談所の対応、今後の取組について話を聞きました。
特に、通告については、虐待防止法施行が広く報道されたためか、成立と施行後に通告のピークがあり、とくに、学校からの通告が伸びを見せているそうです。学校からの通告に見られる特徴としては、発見しやすい時期が、新学期の4月と夏休み明けの9月にあると言うことです。
また、虐待者である「本人」からの、育児相談という形で、児童相談所が知るケースが増えています。法律の効果としては、ネグレクト(例えば、ご飯を食べさせてもらえないなど)の認識が広まり、通告でも伸びを見せています。
今後の課題としては、自治体の取り組みの差をなくすこと。(506の協議体があり、その内警察が302件に参加。専従チームを置く自治体も増えるが、ない地域もあり、地域差が大きい。)里親制度の充実。虐待をした親へのケア。など、様々な意見があがりました。

*警察庁*
警察官になると、初任の教養、各階級で、児童虐待に関しての授業を、全員が受けるようになっていて、確認、現場に行くことを指導している。また、対応マニュアルを、全警察署に一冊おけるように配布するなど、警察庁としても虐待防止のための取り組みを、積極的に進めているようです。
警察の立場としては、通報をうけて救助が大切であるとの事。警察官の中で児童虐待を扱うのは生活安全課。しかし、生活安全課の警察官は全警察の1割と非常に少なく思います。

 児童虐待は、深刻は社会問題の一つだと思います。前に児童相談所を訪ねた時、親から暴力を受けた子どもがちょうど保護されてやって来ました。その子に「痛かったね…」と声をかけると、その子は「自分が悪いことしたから…」と答えました。腫れ上がるまで叩かれても、親をかばおうとするその子の言葉が今でも心に残っています。
 今後も、勉強会を続けながら、こんな法律が必要なくなるような社会にしていかなくてはならないと、改めて思いました。
 
179: 第30号前半  2002/09/01(Sun) 12:16
2002年8月30日
 通常国会中に提出した質問主意書への答弁が続々と返ってきています。今日はその簡単な概要報告。全体を入手されたい方は、もう少しお待ちください。(電子データが衆院のホームページに載るよりも先に、紙での答弁書が届くのです。)

【相模原市内の米軍基地に関する質問主意書への答弁について】
 活動日記の7月10日号でお伝えした相模原市の「基地白書」を元にした質問でしたが、答弁で明らかになったのは、一つには、米軍基地の焼却炉問題やPCB廃棄物問題は、両国の政府の合意がなければ、「信頼関係」が損なわれるので、議論の内容は公表しないという見解。(地元住民への信頼が損なわれることはどうでもいいのでしょうか?)もう一つには、基地がなければ固定資産税40億円分が増収になるという相模原市の試算を、国は知っていはいても返還を求める考えはない、と考えていること。最後に、地方公共団体が基地に受ける地域経済への影響を調査すべきだという問いには、その気がないと答弁しました。
 しかし、答弁が明らかになるのとほぼ同時に、米国大使館からは外務省に連絡があり、相模原補給廠のPCB廃棄物3118トンを全量撤去する方向で検討に入ったと連絡があったそうです。日本政府は、基地による地元住民への環境影響や地域経済への影響についてもっと関心を持ち、米国政府と議論を活発化すべきだと考えます。
 
180: 第30号後半  2002/09/01(Sun) 12:17
【残留農薬に関する質問主意書への答弁について】
 現在、無登録の農薬が検出されて大騒ぎになっていますが、農薬には登録されているものの中に、残留基準(つまり安全基準)が定められているものと、定められていないものがあり、厚生省の全国調査で、基準がないのに検出されているものが大変多く出ています。
 答弁では、その中に、DDTなどすでに製造や使用が禁止されている農薬を含む、数々の農薬名が明らかになりました。質問主意書では、そのような農薬を製造・輸入している企業名の公表も求めたのですが、「企業の正当な利益を害するおそれがある等から公表しない」という答弁が返ってきました。信じられません。
 人の健康よりも企業利益の方を優先させるというのです。この意識が逆に、安全な食を求める消費者に見放される企業を作ってきたという反省がまったくありません。
 基準がないものは製造、輸入、販売、使用を禁止すべきではないかと聞いたのに対し、現状では、「人畜に被害が生じるおそれはないものと考える」という、これまた信じられない回答でした。
 ただし、厚生労働省に電話でフォローしたところ、今後は基準作りを進めて、基準が定められていないものは、ただちに販売を止めるという方針がすでに立っているとのことでした。それでは、なぜ、そう文書で回答しなかったのか不思議です。食の安全に対する意識が変わらない限りは、当分、国会や消費者からの厳しい批判と監視が必要のようです。
 
181: 第31号前半  2002/09/10(Tue) 13:41
2002年9月8日
タンザニアODAから見えるもの

 「タンザニアにおけるODAに関する質問主意書」への政府答弁が返って来ました。
 ODAに関して改革しなければならないことが様々見えてきます。

●公文書保管法の必要性
国際協力事業団のODA発注に関する文書保存期間は5年で、それ以前の入札参加企業名や入札額の記録が保管されていないことが分かりました。入札や談合を巡る不正の調査をしなければならない場合、5年という保存期間で十分でしょうか。今は各省庁、各機関がバラバラで内部規定で管理していますが、情報公開法成立以来の課題として「公文書保管法」の必要性を感じます。

●事後検証・評価が可能な入札に
答弁では、各事業の入札予定価格は「タンザニア政府側の内部で行われる入札関係事務」だから日本政府は「知りえる立場にない」とのことでした。しかし、公正かつ有効なODAを実現するには、入札予定価格や、見積りを行った企業名を公表し、透明性を保つことが重要ではないでしょうか。これは国内外の公共事業に共通の課題だと思います。
 
182: 第31号後半  2002/09/10(Tue) 13:42
●タンザニアの道路事業を独占する鴻池組
ODA事業を決める前にJICAは調査団を派遣しますが、現在は、ODA事業の決定過程が見えにくいという問題があります。例えば、タンザニアで鴻池組だけが落札し続けている「ダレサラム道路改善計画」「マクユニ・ンゴロンゴロ間道路整備計画」「首都圏道路網整備計画」といった道路事業は,JICA、日本技術開発、日本工営などほぼ決まった顔ぶれが調査員を送っていることが今回の答弁で分かりました。調査の結果、事業が取りやめになったケースも一つもないとのことで、調査が調査のための調査になっているのではないか。検証する手立てが必要です。

●日本企業が潤うODA
ODAといいつつ日本企業に還流し、日本企業が潤っているだけ、という批判があります。総額全体のうち何%が現地法人や地元雇用に役立っているか、実態調査が必要だと思いますが、今回の答弁で明らかになりませんでした。

●議員と援助国と商社の関係
鈴木宗男議員はタンザニア外交でも強力な影響力を行使。タンザニアは日本にある鴻池組のビル内に公館が入っている。鴻池組から鈴木議員への政治献金は多額。鴻池組がタンザニアで受注した事業費は多大。この4つの事実から3者が密な関係にあったことは明白ですが、今回の質問主意書ではそれ以上の事実を引き出せませんでした。

詳しくは、衆議院のホームページで、質問・答弁全体が掲載されるのをお待ちください。
 
183: 第32号前半  2002/09/19(Thu) 01:32
活動報告町田市共働学舎

議員会館には月2回、町田市共働学舎が古紙を回収しに来てくれます。循環型社会の勉強の一端として、見学をさせて頂きました。集められた古紙は、静岡の製紙業者で、100%古紙を利用したトイレットペーパーに生まれ変わります。取り組みの一例としては、東京都の立川市が市内で出た紙ゴミを全て共働学舎で回収してもらい、リサイクルされたトイレットペーパーを市内のスーパーで販売し、地域のゴミを地域で使用、循環させているそうです。ちなみに、議員会館で集められた古紙はトイレットペーパーになって、参議院のみなのですが議員会館に戻ってきます。衆議院でも同じ仕組みになるように働きかけをしたいと思います。

また、共働学舎では、古紙以外にもペットボトルや廃油など、様々なゴミのリサイクルを行っています。面白かったのは、ニワトリたちの生ゴミリサイクル。生ゴミをニワトリのエサにしているのですが、ゴミに混ざっている不純物(ビニールなど)はニワトリたちは食べないので、自然と分別されるそうです。そして、そのニワトリたちが産んだ卵を、地域で販売しているそうです。賢いね〜と関心してしまいました。

さて、後日段。日頃、原事務所では議員会館から出る紙ゴミの多さを危惧していました。なかでも号外以外の官報は、ほとんど利用していなかったので、他の事務所ではどうかと気になり、アンケート調査を行わせて頂きました。結果は、官報配布は不要という意見が、必要を上回るものとなりました。また、すでに配布停止をしている事務所もあり、小さなエコ運動の一つとして、原事務所でも配布停止を申し入れました。地域循環型社会形成の為にも、共働学舎のような取り組みが地域でもっと推進されるべきだと思いました。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/DSCF0013.JPG
 
184: 第32号後半  2002/09/19(Thu) 01:35
官報アンケート集計結果

初秋の候、皆様方におかれましては、益々のご清祥のことと存じます。先日は、アンケートにご協力頂きましたことを厚く御礼申し上げます。

このたび、アンケートの集計結果が出ましたので、お知らせ致します。

(回答事務所数 63/724)

1.官報を利用していますか?

YES 20(内一部利用3)
NO 41
その他 1(インターネット)
回答なし 1

2.官報を保存していますか?

YES 8
NO 51
その他 4(一部保存)
回答なし 0

3.官報の配布は必要だと思いますか?

YES 13
NO 45
その他 2
回答なし 3

4.官報は現在全てインターネットで閲覧・検索できるのをご存知ですか?

YES 43
NO 19
その他 1
回答なし 0

5.皆様から頂いたコメントを幾つか紹介させていただきます。

・希望する事務所のみ配布すればいい
・すでに会館課宛申し入れて配布のお断りをしている
・「法律的な公信力」が官報でしか認められていない以上、不要とも割り切れない
・時代にあわせてCD、FDでの配布も検討すべき
・IT検索に適さない利用者のために印刷形式の物は残すべき
・インターネット上の掲載期間が掲載日から一週間と短いので、この期間が長期化できれば配布は無くなっても困ることはない。
(過去一週間分の無料で検索できます。その他有料で過去のデータも検索できるようです)

貴重なご意見を頂くことが出来ました、皆様のご協力に重ねて感謝申し上げます。

原陽子事務所
 
185: 第33号  2002/09/25(Wed) 19:51
2002年9月22日
三河湾の自然再生事業の視察

9月12日、三河湾の自然再生事業の視察に、大島令子議員と行ってきました。簡単に言えば、「自然再生なんて本当に出来るのだろうか?」という疑問があったからです。12日午前は、愛知県水産試験場による「干潟・浅場造成事業」を、午後は、地元住民団体の案内で話を聞きました。
http://harayoko.com/katudou/konshu/photo/asar.JPG
水産試験場の説明は、いきなり苦潮(青潮)の写真で始まりました。苦潮とは、プランクトンの屍骸が分解されることよって海水が貧酸素状態になり、カレイやハゼが逃げたり死亡したり、泳いで逃げることのできないアサリが死んだりする状態です。このような環境悪化がなぜ起きるのか、水産試験場の調査は驚くべき事実を明らかにしていました。

三河湾は徐々にではなく、1970年代以降1980年代に一気に汚くなった。

その原因は

1. @ 1950〜1960年代、陸から生活雑廃水や農業による汚染が流入する量が増え(チッソ2倍、リン3倍)た。しかし、そのグラフと、湾の汚染度を示すグラフには5年〜10年の開きが見られました。

2. A 1970年代、港湾の埋立が始まり、干潟・浅場の喪失が始まりました。埋立面積の増加グラフと汚染度グラフは、ぴったり一致しました。

水産試験場の漁場環境研究部長の鈴木輝明氏は、こう結論づけました。

「都市化や農業が汚れの原因ではあるが、1970年代の埋立による干潟・浅場の損失が問題。つまり1950〜60年代は汚染されても干潟・浅場がブレーキの役目を果たしていた。ところが埋立でアクセルが踏まれて、ブレーキが解除されて一気に進んだ。」

なんて分かりやすい説明!
 
186: 第33号後半  2002/09/25(Wed) 19:53
科学的な裏付け調査がさらになされました。1970年代から今までに埋立られた1,2平方キロメートルは、沿岸域600平方キロメートルのうちたったの2%。「その2%の埋立=干潟の喪失が本当にそんなに影響するのか」という調査です。生物の浄化力の調査の結果、答えはYESでした。そして、鈴木部長は重要なことを言われました。

「単に自然を修復すると言っても、箱庭のような再生ではなく三河湾全域の規模で考えなければならない。本音を言えば、これ以上の埋立を止めなければならない。それからさしさわりのない範囲ですでにある埋立を戻す必要がある。失われた1200平方キロメートルの干潟を取り戻せば三河湾は生き返ります。三河湾がどうなっても構わんというなら、埋立でもなんでもやればいい。再生するのか、しないのか。それぐらい差し迫った情況です。」

鈴木部長の熱意が伝わってきました。

午後、都市化の影響を最も受けている豊川河口にある六条干潟を、住民団体の案内で見に行きました。苦潮で打ち上げられた貝の屍骸が延々2キロ程を埋め尽くしていました。

「埋立計画がそのままで、自然再生なんてありえない。」

集まってくれた市民団体の全員がそう訴えました。

現場の行政マンも住民も、一致してこれ以上の埋立事業をやるべきではないという考えでした。開発事業をやりながらの自然再生事業は成り立たない。この当たり前のことが、自然再生推進法には書き込まれていません。そしてこれこそがおそらく、この法案のネックであり、法案審議の争点になると思います。
http://harayoko.com/katudou/konshu/photo/choa.JPG
 
187: ( ● ´ ー ` ● )  2002/09/26(Thu) 10:28
よっきゅん、がんがれ〜
 
188: 第34号前半  2002/09/30(Mon) 22:24
2002年9月29日
茨城県の「妙な」公共関与

茨城県が関与して建設を計画している産業廃棄物・一般廃棄物の処分場の予定地を見に行って来ました。15年前までは採石場だったところで、現在は、深く掘られたその跡地に水が1日120トンから130トン湧いてきます。

http://homepage3.nifty.com/hujimiko/

 産業廃棄物は従来、事業者の責任で処理してきました。しかし、どこでも地元住民の反対が強く、作るのが難しいため、廃棄物処理法の改正で公共(都道府県)が関与して作れることになりました。公共関与でどんな作り方をするのかは、必然的に民間の「お手本」となります。県がいい加減なことをすれば、民間に厳しいことは何も言えなくなってしまいます。

 しかし、今回見に行った茨城県の公共関与の第一号ケースは、「お手本」からは程遠いものになっています。
 
189: 第34号後半  2002/09/30(Mon) 22:25
「談合」疑惑の内容がすさまじい。

9月26日に落札したJVの関連会社の顧問を茨城県の副知事が務めている。この副知事は、今回のこの処分場を作る事業者「茨城県環境保全事業団」の理事!しかも、談合情報が事前に寄せられ、談合情報どおりに落札したのに、県は入札も落札も平然と行い、10月着工へと超特急で急いでいます。他にも様々な問題が噴出していたけれど、それらを吹き飛ばすほどの大問題!住民合意も生物調査もいい加減になるはずです。

入札・落札へのこんな「公共関与」が、許されるはずがありません。疑惑が解明されるまで、工事は中止すべきだと思います。

 私たちは、湖の端の方で、県からの説明を受けました。そこからでは、湖の様子はよくわからないのですが、水際まで行くと、その美しさ、透明度に驚かされます。「こんなきれいな所を失くしてしまうなんて、もったいないですよ〜。」と現地事務所の方に言ったら、「そんな軽はずみな事、言ってはいけませんよ!」と言われてしまいました。でも、「きれい」なものを見て素直に「きれい」と言うことのどこが軽はずみなんですか?と問いただしたくなりました。本当に「泳ぎたい!」と思うほど、きれいな湖なんです。だからこそ逆に、「みなさんがゴミを減らさなければ、こんな美しい湖が壊されてしまうんですよ。それで本当にいいんですか?本気になってみんなでゴミを減らしましょう!」と、県として県民に訴えかけるべきなのではないでしょうか?

是非一度、ふじみ湖を訪れて、その美しさをみなさんにも知ってもらいたいです。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/fujimiko.JPG
「飛び込む寸前の原よう子?」
 
190: 第34号訂正  2002/10/08(Tue) 15:47
訂正とお詫び
 以下の「談合」疑惑の中で、落札したJVの関連会社の顧問を務めているのは、「茨城県環境保全事業団」の理事長である副知事ではなく、同事業団の理事でした。訂正し、慎んでお詫び致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ここに>>188-189の文面が続いていると思いねぇ)
 
191: 第35号前半  2002/10/08(Tue) 15:50
2002年10月6日
*緑の税制 パート2*

開発で緑が失われる事態から緑を守る税制を募集したところ(活動日記27号8月4日 http://www.harayoko.com/katudou/diary/diary.cgi)、募集の宣伝が足りなかったためもあり、2名のみからのご提案となりました。9月30日で締め切らせていただきました。ご協力に感謝します。
「税の優遇」は、簡単に言うと、普通は税金がかかる財産(土地)に、なんらかの規制(開発制限など)を与える代償に税をマケル考え方です。頂いたご提案をまとめると以下の通りです。

@「雑木林保全地区」の指定
「都市緑地保全法」の手法の応用で、土地所有者の同意に基づき、長期間(永久的)、雑木林として保全する土地を指定。

A地主からの申請
地主からの申請で、面積の大小に関わらず保全を可能に。保全を義務化するとともに税制面で優遇。地域への開放(体験学習の場として間伐等の作業を行い、地主の負担を軽減)を行う。(一部の自治体などで採用されている制度と似ていますが)

Bミティゲーションの義務化 (税制とは組み合わされていないご提案ですが)
開発によって失われたものと同程度の森林を事業区域内または近隣地域で復元。地域の本来の植生を考慮する。達成できない事業者に対してペナルティ(国・自治体が森林を復元、その費用を事業者から徴収…事業主が国の場合どうするかという問題は残る)
 
192: 第35号後半  2002/10/08(Tue) 15:50
 また、関東地方の自治体(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市)で作る七都県市首脳会議の「環境問題対策委員会・緑化政策専門部会」からは、今年7月に「緑地保全の推進に係る税制上の軽減措置及び国の補助施策の拡充に関する要望(http://www.fsinet.or.jp/~k-center/release/200207/15-01.htm 参照)
をいただいていました。

 そのうち以下の3つは、毎年繰り返されてきた要望です。

@保全緑地の相続税の軽減措置

A保全緑公有地化の譲渡所得の特別控除額引き上げ

B地方公共団体等交付の緑地奨励金などの非課税化

 要望先は、7都県市の関係国会議員の他、関係6省庁(財務省、総務償、農水省、国土交通省、環境省)、自民党税制調査会・政務調査会環境部会です。せっかく出された緑保全のための要望が無視され続けることがないよう、お二方からいただいた提案とともに、政府に対応を求めていきたいと思います。
 
193: 第36号前半  2002/10/21(Mon) 01:42
東京電力データ改ざん問題 2002年10月20日

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/toden.JPG
東京電力のデータ改ざん問題が発覚し、脱原発を求める社民党として、これまで、脱原発PTを中心に福島第二原発・福島県庁・東電本社・経済産業省への申し入れや、調査究明委員会を設置、東電南前社長(当時社長)との意見交換、元原発技術者の方からのレクチャーを行うなど、その原因究明を行って来ました。

今、問題とされている「シュラウド」のヒビについて、南前社長は「例えば車のタイヤのすりへりにある程度の余裕があるように、シュラウドのヒビにもここまでは大丈夫といったような範囲があり、いつでも新品でないとならないと言う必要はなく、今回発見されたヒビは安全上は問題はない。」と、原発を車のタイヤに例えて説明され、原発に対する前社長自身の認識の甘さが伺えます。しかし、その説明にも一理あることが元原発技術者との勉強会でわかりました。
 
194: 第36号後半  2002/10/21(Mon) 01:43
今の日本の規定では、運転時も建設時も原発の部品はいつでも新品でなくてはならないと決められています。しかし、アメリカでは建設時と運転時の原発を分けて規定を定めていて、運転時に関しては「ひび割れがあることを前提に運転が行われていて、ひび割れが見つかって『危険』と言うことになれば、即その原発は中止となる」といった厳しい基準があるそうです。先生のお話によれば、その方が現実的なありかたで、アメリカと同じように、日本も建設時と運転時と分けた規定を定めていく必要があるとの事でした。だたし!それを監督するのが、資源エネルギー庁の一部門である原子力保安院ではだめで、アメリカのNRCのように、完全に独立した機関で、原発を止めることが出来る強い権限を持たせなければ意味はないとのお話しで、その通りだと思いました。

これまでの流れの中で、分かってきたことは「メーカーも電力会社も国も保安院も、みんなつながっている。」と言うことです。原発のような理論的構造物は管理しにくく、そのデータを電力会社や国は完全に読むことは出来ないそうです。そして、メーカーは電力会社を、電力会社は国をいつもでごまかせると思っていて、国も正直にデータを報告されても、完全には読めないし…“困る”と言うのが本音だそうです。だから、本来であれば国が結論を出すところを、メーカーから話を聞いた電力会社が結論を出してしまっているのが現実だそうです。お互いがお互いの事情を、実はよ〜く分かっていて、そのなーなーな関係の中で、今回の事件は起こったのだと思います。再発を防止するためには、原子力保安院を、経済産業省から完全に独立させることが、最大の課題だと思いました。
 
195: 第37号  2002/10/27(Sun) 23:32
米軍基地の環境 2002年10月27日
米軍基地の環境

 今、日本各地の有志の方々にご協力を頂いて、「日本環境管理基準」(JapanEnvironmental Governing Standards:JEGS)の翻訳作業を進めています。日米両国は、2000年9月、在日米軍は環境や安全に関しては日米の関連法のより厳しい基準を選択するという取り決めを行いました。JEGSは、この考えの元、日米地位協定に基づく日米合同委員会の環境分科会で合意したものです。

 ところが、JEGSは米軍基地が英語で作成したもので、和訳がありません。日本国内で米軍基地を抱えている自治体は、詳細を英文でしか把握できないという状況が続いています。自治体は、地方自治法で、「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担う」ことになっていますが、JEFSの詳細さえ日本語で知らされずには、基地に関してそれができません。例えば、神奈川県基地関係県市連絡協議会は、2001年7月に、JEGSの訳文及び解説書の作成・公表を日本政府に要望しているにも関わらず、この要望はかなえられていません。「米軍が作ったから米軍が判断するもの」とし、日本政府の責任ではないと、はねつけているのです。

 米軍基地を巡る問題は、環境問題を含めて、一部関係者以外は、情報に触れる機会から遠ざけられています。一方で、ジュゴンの生息地が普天間代替基地で脅かされようとしているなど、基地における環境問題は深刻です。そこで、日米政府による公式訳を待たず、翻訳版を作成できないかと考えたわけです。

 実務者や専門家に利用していただくだけでなく、より多くの人が環境問題を通して基地問題を考えるきっかけとなれば嬉しいです。

 さらなる詳細として、「米軍基地に関する「日本環境管理基準」に関する質問主意書」もご参考ください。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a154135.htm
 
196: 第38号  2002/11/05(Tue) 22:24
 東京大気汚染裁判 2002年11月3日

 10月29日、東京大気汚染公害訴訟(第一次)の判決があり、30日に環境省に対して原告が行った判決後交渉に参加してきました。道路による公害裁判ということでは、西淀川、名古屋、尼崎、川崎、に続いて5件目となります。

*原告の成果は*
  @自動車の排ガスと健康被害の因果関係を認めた。
  A道路管理(国道、都道、首都高速)に関する責任を認めた。
 その結果、原告99人中7名に総額7920万円の損害賠償が認められました。1名は公害健康被害補償制度で認定されていないぜん息患者でした。この制度は、「公害は終わった」という認識ですでに廃止されましたが、その復活を検討して欲しいという声が、原告団からは強く出ました。国会でも議論が必要です。

*原告が勝ち取れなかった部分は*
  @SMP(浮遊粒子状物質)などの差し止めで、棄却された理由は、責任を追及すべき大気汚染レベルが分からないというもの。疫学調査が十分ではなかったという判断だそうです。
  A自動車メーカー7社の責任。ただし、無罪放免となったわけではなく、判決文では、メーカーの作った車でぜんそくが発生し、被害は予測しえたことなどが書 かれていたそうです。単体で規制をしても、全体の総量はコントロールできないという理由だけで、管理責任は行政にある、となりました。

被告(国、都、公団)のうち、石原都知事は早々と控訴しないことを発表しました。公害裁判で最も重要なのは、一日も早く解決すること、だと言います。
国や公団も控訴しないで、総量規制によって東京の空がもっと青くなるようにすべきだと思いました。
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/yuhi.JPG
 
197: 第39号前半  2002/11/15(Fri) 22:45
東京大気汚染裁判 続報 2002年11月10日

控訴をすべきではない。ぜんそくで苦しんでいる患者を早急に救済すべき、という立場から、11月6日、国土交通委員会で質問に立ちました。

 集中的に狙ったのは、首都高速道路公団が判決の午後に原告と交わした文書についての確認です。(参考資料として委員会に配布したかったのですが、残念ながら許可されなかったので、読み上げました。それは次のような内容です。

1.首都高速道路公団(以下、公団という)は、公団が設置・管理する高速道路の周辺に健康を害した人々が存在する事を認める。

2.公団は、関係機関と協議し、公害防止・環境対策に一層の努力をする。

3.公団は、関係機関と被害救済制度の可能性について真しに協議する。

特に、原告側がもっとも望んでいる3番目の救済制度について、「関係機関と真摯に協議する」ということで間違いはないかを公団理事長に対して確認しました。ところが、「公団の一部の出席者が署名したもの」という無責任な答弁でしたので、監督責任も問われるとまで断言し、2度3度と繰り返し聞きました。ようやく「文書の性格については公式ではないと申し上げているが、内容については、救済制度の検討が必要となった段階では、公団としても道路管理者の一員という立場だが、できるかぎりにおいて真摯に対応する。公団の職員も良心と常識の範囲で署名をしたものと考えている。私もその趣旨は大変意義のあるものであると考えている。」という誠意ある答弁をもらい、安心していました。
 
198: 第39号後半  2002/11/15(Fri) 22:45
ところが!最後の確認で扇大臣に都市再生という車が都心に集中せざるをえない政策と道路を作って渋滞を無くすことが大気汚染対策だとする政策は矛盾するではないかと聞きたのに、それに対する答弁の冒頭、大臣が「今までのやりとりを聞いていて、メモとおっしゃっているのだから、メモはメモで、公式文書とはいえないのですよ。」と…それを聞いたとたん、後ろの参考人の席に座っていた、公団理事長が手を叩いて、ニコニコと喜んだのです!「ひどい!」と思いました。国が国民のことを、苦しみをどう思っているのか知った気がして、すごくショックでした。

そして本日、国が控訴をすることを決定しました。

審議の様子をご覧になりたい方は、ビデオライブラリーでご覧になれます。
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=18570&media_type=rn&time=05:37:27.0

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/kodan.jpg
 
199: 第40号  2002/11/21(Thu) 23:55
国土交通委員会 2002年11月17日

前国会で通ったマンション建替円滑化法の一部改正と区分所有法改正(マンションの所有者の権利は一つの建物の中で「区分」されて「所有」されている)の審議が3日に渡ってありました。

前回は、建替の決議後の措置についての法整備でしたが、今回は建替決議や大規模改修の要件緩和に関わるものです。

今回の審議の前提として、マンションや戸建住宅に暮らす個人の私有財産と、町づくりや公共の場との関係について、委員会全体で考え方を共有できなかったことが残念です。それはこの法案が、平成13年に出された「規制改革の推進に関する第1次答申」に端を発していた、言わば景気対策として出てきたせいもあると思います。審議を通し、問題点は浮き彫りになりましたが、なお解決されない点が残りました。

○適正管理や改修による長寿化が優先される中で建替えもある、という位置付けが法案で明確でないこと。

○マンション紛争の種である総合設計制度の積極活用を促進するメニューが増えたこと。

○不適格マンションへの対応策になっていないこと。

○電磁的方法による決議に問題があること。

○参考人意見が反映されなかったこと。

以上の点から、社民党としては、法案には反対の立場を示しました。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/2nya.JPG
 
200: 第41号前半  2002/11/27(Wed) 17:23
特殊法人改革 2002年11月24日

先週一週間、特殊法人改革のための特別委員会が開かれました。そこで審議された46特殊法人のうち、社民党は8法案に対して「反対」しました。以下がその理由です。

1 国民生活センター

・規制緩和が進みチェック体制を強化すべきときであり、公的関与の強化が求められている。生活・消費者行政後退の流れに歯止めをかけるべきであり、独法化は問題が残る。

2 北方領土問題対策協議会

・国が国家として条約交渉を行っているのであれば、民間に任せるのではなく、政府として責任を持って対応すべきである。

3 平和記念事業等特別基金

・被侵略国側の展示や資料事業に拡大すべきであり、事業内容が不十分である。

4 労働者健康保健福祉機構

・国立病院の独法化に大きな問題があることとの関連で、労災病院の独法化は認められない。

5 医薬品医療機器総合機構

・薬害問題の反省で統合した安全対策と業界振興を再び統合するものとなっている。製薬会社からの職員採用を禁じておらず公平性が懸念される。

6 社会保険診療報酬支払基金

・公的関与が必要であり、民間法人化は認められない。

7 水資源機構

・もともと緊急かつ広域的に水供給が必要な7地域に限ってできた特殊法人であり、すでに役割が終わっている。(原:質疑)

8 日本下水道事業団

・地方に任せるといいながら地方への負担転嫁につながる。下水道整備重視から高度合併浄化槽の活用に転換すべき。
 
201: 第41号後半  2002/11/27(Wed) 17:24
一週間で46法人を審議するなど、乱暴な審議日程で、国土交通省所管法案も9法案あったのに、社民党の時間はたったの25分!!(怒)また、衆議院全体でみても、10もの個別法(以下)が審議にすら取り上げられませんでした。

1 独立行政法人日本スポーツ振興センター法案
2 独立行政法人理化学研究所法案
3 独立行政法人福祉医療機構法案
4 独立行政法人農林漁業信用基金法案
5 独立行政法人水産総合研究センター法の一部を改正する法律案
6 独立行政法人中小企業基盤整備機構法案
7 日本下水道事業団法の一部を改正する法律案
8 日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案
9 独立行政法人自動車事故対策機構法案
10 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案

 詳細が見落とされ、看板がかけ変わるだけの、独立行政法人化では意味がなく、自由・共産は全ての法案に反対をしました。10もの法案が審議がされないまま、成立させてしまうような議事運営はおかしいと思い、党議拘束がかかっていなかったことから、私は全てに反対をしました。

http://www.harayoko.com/katudou/konshu/photo/bsaku.jpg
 
202: 第42号本文  2002/12/04(Wed) 16:55
首相の出席簿 2002年12月1日

こんな資料が手に入りました。ちょっと面白かったので、紹介します。私の記憶する限りで、予算委員会のほかで、総理が国会に出席しているのは「本会議」(全てではないが)と「クエッション・タイム」。総理の出席時間が、だんだん減っている気がします。みなさんはこの数値どう思われるでしょうか?
 
203: 第42号資料  2002/12/04(Wed) 16:55
平成14年11月26日現在

予算委員会における内閣総理大臣の出席時間・日数(過去10年分)

* 時間については、提案理由・採決時の時間を除いた質疑の割当時間

* 第126回(通常) 86時間34分   (13日)H.5.1/22~6/20
* 第128回(臨時) 50時間10分   (8日) H.5.9/17~H6.1/29
* 第129回(通常) 110時間20分  (16日)H.6.1/31~6/29
* 第131回(臨時) 19時間3分    (3日) H.6.9/30~12/9
* 第132回(通常) 109時間3分   (19日)H.7.1/20~6/18
* 第134回(臨時) 33時間10分   (6日) H.7.9/29~12/15
* 第136回(通常) 101時間35分  (18日)H.8.1/22~6/19
* 第139回(臨時) 15時間      (2日) H.8.11/29~12/18
* 第140回(通常) 107時間55分  (16日)H.9.1/20~6/18
* 第141回(臨時) 30時間55分   (5日) H.9.9/29~12/12
* 第142回(通常) 120時間7分   (21日)H.10.1/12~6/18
* 第143回(臨時) 29時間55分   (5日) H.10.7/30~10/16
* 第144回(臨時) 14時間30分   (2日) H.10.11/27~12/14
* 第145回(通常) 89時間20分   (13日)H.11.1/19~8/13
* 第146回(臨時) 7時間20分    (3日) H.11.10/29~12/15
* 第147回(通常) 26時間25分   (4日) H.12.1/20~6/17
* 第149回(臨時) 8時間       (1日) H.12.7/28~8/9
* 第150回(臨時) 14時間10分   (2日) H.12.9/21~12/1
* 第151回(通常) 49時間45分   (9日) H.13.1/31~6/29
* 第152回(臨時) 4時間       (1日) H.13.8/7~8/10
* 第153回(臨時) 24時間      (4日) H13.9/27~12/7
* 第154回(通常) 51時間      (11日)H.14.1/21~7/31
* 第155回(臨時) 7時間       (1日) H.14.10/18~12/13

 
204: 第43号(1/3)  2002/12/18(Wed) 01:12
2002年12月16日
テロ特措法に基づいて
11月19日に基本計画を延長した際には見送られたイージス艦派遣が、突然の方針転換により動きだしました。

テロ対策の名で始まった米国のアフガン攻撃やその支援がどのような成果を上げているかですら、小泉首相は一切説明を行ってきていません。本当にテロ対策になっているのか、アフガニスタンの実質的な国民生活のための復興や人道支援はどうなっているのかなど納税者に対する説明は皆無であると言ってもいい。明らかになっているのは、日本が1年に渡り米英国に合計86億円分の給油を行い続けていること、そのために1隻の給油船につき2隻の「護衛艦」という名の「戦艦」を派遣していること。さらに攻撃能力の高いイージス艦を交代船として送るということです。(これらはすべて違憲だと思います。)
 
205: 第43号(2/3)  2002/12/18(Wed) 01:13
「イージス艦」は、マスコミなどでは「艦隊防空用ミサイル護衛艦」と「自衛」のイメージを演出していますが、米海軍のファクトファイル(http://www.chinfo.navy.mil/navpalib/factfile/ffiletop.html)では、「イージス戦闘システム」とあり、また、先日、横須賀自衛隊基地に停泊していた「きりしま」に乗り込んで確認をしましたが、固定レーダーによるビームで360度の情報収集能力、垂直に打ち上げて360度の方向にブースター付きのミサイルを飛ばすことのできる装置を艦船の前後に2基(90セル)、1分間に4500発発射できる機関砲、両サイドに魚雷発射管など、立派な攻撃能力を持った戦艦です。インド洋上で攻撃を受ければ、

第95条 自衛官は、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備又は液体燃料を職務上警護するに当たり、人又は武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第
36条又は第37条に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。

 に基づいて、反撃できると「きりしま」に乗組んでいる自衛隊幹部は即答されました。インド洋上で起きていることは日本国民がTVで見てのほほんとしている事態をはるかに超えています。「自衛」という言葉のオブラートに甘んじて入隊した人が、誰のための何のための支援なのかを国民自身が説明を受けていないことのために、何かが一歩間違えば、殺されるかもしれない、殺すかもしれないというところに置かれていることに、もっと国民全体で危機感をもたなければならないと思います。
 
206: 第43号(3/3)  2002/12/18(Wed) 01:14
 以下は、財政面から見た「イージス艦」の一面です。

       【建造費】  【管理費(燃料費)】
こんごう   1199億円 1隻あたり年3億円(燃費は機密)
きりしま   1244億円  〃
みょうこう  1169億円  〃
ちょうかい  1066億円  〃

【人件費】
基本給(陸上勤務)
+乗組手当て:基本給33%
+航海手当て:海域・階級で違う
例:インド洋第4区(一番遠い海域)で二曹(中堅)の場合、

一日 1850円 一ヶ月(30日)5万5千円
+周辺国の港で補給業務など陸上業務があれば1400円支給
(正式名称は、特別協力支援活動等手当て 特措法に基づく)

・インド洋上で海に浮かんでいる状態には、乗組手当てと航海手当て
・一日のうち、陸海両方の業務がある場合、乗組手当+1400円+1850円

【積んでいくミサイル代】 調達費などから調べるより方法なし。

テロ対策の評価見直し、イラク攻撃支援には正当性がないことを政府に求めていきたいと思います。

「イージス艦視察報告フォトレポート」
http://www.harayoko.com/katudou/konshu/ofune.html

 
207: 第44号その1  2002/12/25(Wed) 01:43
2002年12月22日
国立マンション訴訟
東京地方裁判所で画期的な判決が出ました。国立市が景観保護の観点から条例で定めた20メートルを越える部分をすでに建っているマンションから撤去するよう求める判決です。
まちづくりでは、「違法か違法でないか」よりも尊重されるべき「くらし」の視点がある、ということを示した判決です。営利企業が、法の上にあぐらをかいて、法的な拘束力が弱かった「まちづくり条例」を無視したのに対し、司法が「くらし」の視点で判決を出したことは今後のまちづくりに大きな影響があると思います。
今年6月26日、通常国会における「建築基準法」の改正に際し、たまたま、この国立のマンション訴訟をテーマに質問をしました。自治体のまちづくりと国の法律との関係で、そのときのやり取りをここに再掲載します。このやり取りから判断しても、今回の判決がいかに勇気あるものだったかが分かります。裁判官に、心から拍手を送りたいと思います。
 
208: 第44号その2  2002/12/25(Wed) 01:44
*154国会 国土交通委員会 22号 2002年6月26日より

○原陽子 (略) 今回の建築基準法の改正は、都市再生の一環として行われていますが、最初にどこから議論が始まったのかなと思って調べてみると、二〇〇一年の四月六日に閣議決定された緊急経済対策の一つとして、この中に一番最初に箇条書きをされていました。つまり、緊急経済対策の一つとしてまず出てきたというところは、住環境の向上ということではなく、景気対策からこの改正の発想というものが生まれてきたのではないかと思うのです。今、現段階で、質が求められる時代になったのに、やはりこのように量を詰め込んでいく規制緩和は、明らかに時代に逆行するものになっていってしまうと思うのですが、そのあたり、この総論についての、まず大臣のお考えをお聞きしたいと思うのですが。

○原陽子 これは国立市の例なんですが、国立市では都市景観形成条例というものをつくっていて、建物は、二十メートル以上のものは建てちゃいけないというような条例を国立は持っているんですが、それでもまだディベロッパーはそれ以上に高い建物を建てたいというようなので、やはりこういうところで実際に裁判が起きたりしているんですよね。局長は、大丈夫だ、こうしたまちづくり条例がしっかりしていれば大丈夫だということを何遍もおっしゃっているんですが、実際にはいろいろなところでこうしたマンションの紛争が起きているということについての認識はどうですか。

(発言する者あり)
 
209: 第44号その3  2002/12/25(Wed) 01:45
○三沢政府参考人 私が申し上げていますのは、地区計画とか高度地区とか、そういう都市計画としてきちっと決めていただければ、それに従わなければいけない。
国立の場合で争いになっていますのは、要するに、建築物が着工になった後にそういうルールをつくっても、それは後から事後的に言われても、やはり申請者にとっては非常に困る。それが裁判で争われているというのは、着工があったかないかという事実関係をめぐって争いになっているわけでございます。
 もし着工前に、だれが見ても着工前であるというところで地区計画がきちっとできていれば、これは当然そのルールに従わなければいけないということになったわけでございます。

○原委員 済みません。私の頭はとてもシンプルなので、もう一回だけ確認させてください。
 では、この国立の例で、国立市は条例でちゃんと持っていますよね。都市景観形成条例というもので、条例でちゃんと持っている。では、この条例はどうなってしまうんですか。
 
210: 第44号その4  2002/12/25(Wed) 01:45
○三沢政府参考人 今言われた条例と別に、国立市は地区計画のための高さ制限をした条例をお決めになったというのが事実でございます。その条例が、要するに、当該マンションの着工前に決まったのか、あるいは後に決まったのか、そういう点が争われているということでございます。ですから、国立市はやはり地区計画というのをつくって、その地区計画のための条例はおつくりになったということでございます。

○原委員 つまり、こうしたまちづくりというものは、基本的に、地域の持っている、バリアフリー法案と同じように、自治体の条例がちゃんと効力を持つということでよろしいんですよね。

○三沢政府参考人 何回も申し上げておりますように、条例というのが、まさに建築基準法に基づく地区計画のための条例として、まず地区計画というのを都市計画決定をした上で、その条例としてお決めになるということが必要だということでございます。
一般的に、そういうのと関係なくまちづくり条例という名前だけつくって、それが拘束力があるということにはならないということでございます。

 政府は「まちづくりよりも法律が優位にたつ」と考えていますが、今回の判決は、それをくつがえしました。これは、住民参加によるまちづくりを進める大きな一歩となったと思います。そして、明和地所は控訴をすべきではないと思います。
 
211: 好意の第三者  2002/12/29(Sun) 02:24
204: 第43号(1/3)  2002/12/18(Wed) 01:12へ
タカ派マンセーだ
戦争は公共事業なんだよ
もっと有識者に
ブッシュは国民の信託を裏切るわけにはいかないとか
世界のための戦争だとか、ノーベル平和賞取れるぞとかいってやれよ
世界のための、いやアメリカのための世界だとか勇気ずけてやれよ
一月末なんてたるいこといっていたら、テロルにやられるぞ
アメリカマンセー、アメリカマンセー、アメリカマンセー、アメリカマンセー
アメリカマンセー、アメリカマンセー、アメリカマンセー
北朝鮮軍が上陸してきたら社会党・ハト派は
以下にはと的考えが危険思想であるか
歩兵銃か竹やりを持って、身をもって知っていただきましょう
 
212: 好意の第三者  2003/01/05(Sun) 21:22
205: 第43号(2/3)へ
社民党でもいいから防衛庁に対潜と対空装備のついた巡洋艦を建造するように
言ってくれ
ボーイングの空中給油機は喧嘩売ってんのか 利権か コスト意識を持て
 
213: 第45号その1  2003/03/06(Thu) 18:53
活動日記 第45号 2002.12.29
霞ヶ浦「アサザプロジェクト」

12月11日に霞ヶ浦でNPO「アサザ基金」によって行われている「アサザプロジェクト」を環境部会長の金子哲夫議員と見に行ってきました。「アサザ」とはかつて霞ヶ浦に浮かんで群生していた黄色い花をつける植物です。開発によって減少・消滅したこの植物をよみがえらせれば、霞ヶ浦の養分(=汚染)を使って植物が育ち、水の浄化にも役立たせようという意図をもったプロジェクトです。霞ヶ浦周辺の170の小学校でアサザの苗などを小学生に育ててもらったり、アサザが波の影響を受けずにうまく育つように木製の波消しを漁協や森林組合の協力を得て沿岸に設置したり、地域を巻き込んで活動されています。臨時国会で成立した「自然再生推進法」の一つの好例として紹介もされていたケースでした。
 
214: 第45号その2  2003/03/06(Thu) 18:53
ところがクリアしなければならない課題がありました。国土交通省や水資源開発公団が意図している霞ヶ浦の水位調節を巡り、「対話」と「協議」が必要になっているのです。自然変動に逆らった人工的な水位移動があれば、アサザの生育に影響があります。NPOと公共事業をやる行政が一緒にどう自然再生に取り組めるのかの試金石です。「自然再生推進法にのっとり円卓会議を!」という提案がアサザ基金が行い、国会でもそれは取り上げられ、一端は扇国土交通大臣がYES!と返事をしたのですが、その後、国土交通省側は、「特定の団体とだけやるわけにはいかない」と、広く浅い「意見交換会」http://www.kasumigaura.go.jpの開催を始めました。
 
215: 第45号その3  2003/03/06(Thu) 18:54
利水(=水位調整)を存在目的にする行政組織と、自然再生を実践する環境NPO。前者、国土交通省は自分達を「中心」にして皆が「意見」を言える場を作るための主導権を握ろうとし、後者、アサザ基金は国土交通省にあくまで対等な立場で専門的な提案を行おうとしています。違う存在目的をもった同じ専門家同士が対等に向き合って協議をできてこそ、自然再生は可能なのであり、行政がすべてをコントロールしよう・できると思い上がっている限りは、法律ができても何も変わらない。
時代の変わり目で、公共事業を我が物顔で進めてきた行政が、市民という権力を持たない立場の人々とどう「対等」な関係を築くか、大きな課題です。
今年最後の活動報告です。毎号の活動報告を読んで下さったみなさん、ありがとうございました。では・・・良いお年をお迎えください。(^○^)/
http://www.harayoko.com/katudou/diary/photo/apro.jpg

Link:http://www.kasumigaura.net/asaza/
 
216: 第46号  2003/03/06(Thu) 18:54
活動日記 第1号 2003.1.26
国土交通委員会

156回通常国会、国土交通委員会には16本の法案が提出予定です。以下が詳細です。審議の模様は活動報告で報告していきます。要チェック法案が目白押しです。ぜひ注目してください!

Link:http://harayoko.com/katudou/konshu/kokudo.html
 
217: 第47号  2003/03/06(Thu) 18:55
活動日記 第2号 2003.2.2
環境省関係予定提出法案一覧

環境省関係予定提出法案一覧です。新しい社民党の環境委員は中川ともこさんになりました。私は、引き続き、党の環境副部会長を務めさせていただく事になったので、環境省関連の事もお伝えしていければと思います。こちらも要チェック法案目白押しです!

Link:http://harayoko.com/katudou/konshu/kank.html
 
218: 第48号その1  2003/03/06(Thu) 18:56
活動日記 第3号 2003.2.16
川辺川ダム視察

川辺川ダム
2月11日12日、社民党公共事業調査会で、熊本県の川辺川ダム問題の現状などの視察調査に行って来ました。川辺川のダム計画は、治水、発電、農業用水の目的で35年が経過し、現在、漁業権の強制収用を前提に収用委員会が開催中で、本体着工ができないまま事実上休止しています。また、新規利水は不要とした土地改良区農家による控訴審が1月24日に福岡で結審したばかりでもあります。11日夜に現地入り、保坂展人議員、今川正美議員、北川れん子議員と一緒に、県と国が計5回開催中の「住民討論集会」を含め現状を関係者からヒアリングしました。人吉市や八代市からは立山勝徳市議らも参加し、住民討論集会は「基本高水など専門的な議論よりも、住民一人ひとりの洪水や環境保護に対する意識変化を起こす議論が必要ではないか」と投げかける一方で、県が始めた「流域議員意見交換会」が質問制限などで理解が深まらない実態を報告。「美しい球磨川を守る市民の会」の二見孝一事務局長は「国は80年に一度の洪水対策に2560億円の川辺川ダムをというが、情報公開法で入手した資料によると、八代市(下流)で29億円の堤防強化を行えば200年に一度の洪水対策が可能だと分かった。」とダム不要論をお話下さいました。
 
219: 第48号その2  2003/03/06(Thu) 18:57
翌日の現地視察では、福島和敏県議も「29億の予算は一端ついたのに事業は行われていない」と、より安価な治水対策が行われていないことを裏付けました。「川辺川利水訴訟原告団」や「川辺川・球磨川を守る漁民有志の会」らの案内で、遊水地として国が買い上げたまま放置している相良村内の荒地や、利水対象農地、五木村の水没予定地などを視察した後、川辺川工事事務所を訪れ、河川法改正7年たってもまだ、未策定の河川整備基本方針の早急な策定や、住民討論集会における農業用水に関する議論を求めました。住民の調査で明らかになった水害死亡者数(54名)が実際は1名だった点の今後の扱いを追求されると「市町村の統計に従うしかない」との答えが返ってくるのみでした。
次に、知事の英断で平成22年の撤去が決まった荒瀬ダムを訪れ、県の企業局と47億円の撤去費用や国の支援策について意見を交換しました。保坂調査会会長は、「川辺川ダム計画は荒瀬ダム撤去も踏まえて、流域一帯で見直すべきだ。」と視察を締めくりました。荒瀬ダムの撤去に関しては、国から財政支援を求める一つの方法として、是非、自然再生促進法を使って欲しいと要望させて頂きました。「自然再生を目的にダムの撤去が出来る!」その試金石となって欲しいと、個人的には強く思いました。
http://www.harayoko.com/katudou/diary/photo/muda.jpg
 
220: 第49号その1  2003/03/06(Thu) 19:03
2003年3月2日

もんじゅ

 2月26日、経済産業委員会で、国が敗訴した「もんじゅ」判決に関連して質問に立ちました。高速増殖炉「もんじゅ」は、政府が国民の税金を使って研究・開発を進めている核燃料サイクル政策の一コマです。住民が設置許可の取り消しを求め、一審で敗訴したものの、高裁では以下のような理由で逆転しました。

 「原子炉は、正常に維持、管理されていても、常に潜在的危険性を有する施設であることからすると、その設置許可の段階における安全審査に重大な瑕疵があるとすれば、当該原子炉は、付近住民にとって重大な脅威とならざるを得ない。」(判決文から一部抜粋)

 敗訴に関して、平沼大臣は、「炉心崩壊事故の防止対策法は幾重にも施してあるにも関わらず、それがすべて機能しなかった場合の仮定に仮定を重ねた」判決だと答弁。しかし、国が敗訴したのは、設置者の動燃(核燃)が許可申請のときに「安全性」に関わる資料を国に提出しなかった(国が出させなかった?)ことに根があり、それに、一度は裁判所に許可が取り消された原発のそばに住む住民感情を考えれば、上訴を取り止めたほうが国のためではないかと聞いても「上訴する」の一点ばり。
 
221: 第49号その2  2003/03/06(Thu) 19:03
 ところで世界で核燃料サイクル技術を推進してきた国はこの10年でみな止めています。ドイツ1991年、イギリス1993年、アメリカ1993年、世界トップだったフランスも、会計検査院がスーパーフェニックスについて「少なくとも財政面から総括すると良好とは言えない」とし、撤退。

 日本だけはなぜ続けるのか、日本の会計検査院も政策的判断をすべきではないか、と聞いたところ、会計検査院が、予想に反して、「経済性、効率性、有効性、の観点から検査しており、問題があれば、会計報告している」これからもそうすると答弁。経済産業大臣は、「費用と効果を検証する姿勢は大切だと思っている」と述べはしたが、高速増殖炉が成功した場合、技術を確立すれば果てしない効果が生まれてくると思っているとも。つまり、まだ成功していない、技術も確立していないということを白状したのと同じです。

 原型炉である「もんじゅ」の次の実証炉がどういう型で誰が責任者かも明らかでなく、それ以前に、誰が答弁するかを巡り、経済産業省→文部科学省→経済産業省→内閣府という押し付け合いがありました。省庁が責任を「押し付け」あうくらいの「厄介なもの」であれば、それを国民に押し付けるのは止めるべきではないでしょうか。

 平成8年から止まりっぱなしのもんじゅは、建設から維持管理費まで総計すると、1兆円を越えます。稼働率ゼロ。フランスのスーパーフェニックスは、稼働率6.3%でNOと国が判断しました。日本政府も、諸外国が当たり前にやったのと同様で、核燃料サイクルという政策が、費用に見合うのか、国民のためになるのか、直ちに検証を直ちに始めるべきだと思います。
 
222: 第50号その1  2003/03/13(Thu) 09:57
2003年3月9日

公共事業の費用対効果

相変わらずの与党の強引な日程の設定により、予算委員会の分科会が突然、27日、28日の2日間に渡って行われました。そこで、2月中旬に視察に行った熊本の川辺川ダム問題に集中して、予算委員会第8分科会で質問をしました。

国土交通省(旧建設省)が建設技術研究所に委託して行った「球磨川萩原堤防補強効果検討業務」についてです。川辺川ダムは80年に1度の大洪水に備えるためにある計画ですが、下流で人口が最も集中している八代市の堤防を補強すれば、「200年に1度の洪水なら被害は出ない」という結論を持った内部資料が、住民によって情報公開法を使ってあぶり出されましたので、その資料をもとに、確認の質問を行ったのです。

○ 80年に1度の洪水の場合、川辺川ダム計画ならば1兆85億円の
被害が想定されるのに対し、堤防補強ならゼロ円。

○ その事業費は29億円で、川辺川ダムなら2650億円。

治水が大事だというなら、35年も立ち往生する、80年に一度の洪水に対処するダム計画で2650億円を使うより、29億円を出して200年に一度の洪水に対応できる小技の聞いた堤防補強で流域最大最下流の町の治水を優先するのと、どちらが費用対効果が高いかは、誰の目にも明らかなはずですが、大臣は、八代市は流域の一部でしかない、という言い方で、考えてもみないという姿勢です。
 
223: 第50号その2  2003/03/13(Thu) 09:57
ところで…「球磨川萩原堤防補強効果検討業務」の質問で確認した、「200年に1度の洪水なら被害は出ない」堤防とは「フロンティア堤防」のことで、例えば、国は原発などは壊れないと言い張るのに、今回、河川局長は「フロンティア堤防は壊れないということを前提に、それをはじいているというものではなくて…」「壊れないことが前提なのは当たり前なのでは?」と言うと、「前提と言うよりも仮定して…」なんだかよくわからないけど、タジタジの答弁。

ダム推進に不利となる情報を、なんとしても認めたくないって感じで、ダムありきの強硬な国土交通省の姿勢を見直すべきだと主張しました。

こんな非効率な治水対策はここだけの話ではないようです。鳥取でも、「ダム建設140億円、河川改修147億円、だからダムの方がお得です」と説明していた県職員のウソを見抜き、片山知事が、「今、正直に言えば過去は問わない」と迫り、実際には「ダム230億円、河川改修78億円」となって、ダムを中止して河川改修を行うことに決定しました。

川辺川でも、そんな賢い選択をしてもらいたいもんです。

納税者として、あなたならどちらを選びますか?

200年29億円と80年2650億円?

鳥取のお話は、ご参考までに「今、正直に言えば過去は問わない − ダムの話」

http://www.pref.tottori.jp/kouhou/chiji/document/doc00021.htm
 
224: 第51号その1  2003/03/16(Sun) 02:36
2003年3月16日
「社会資本整備重点計画法案」

「社会資本整備重点計画法案」および「社会資本整備重点計画法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案」の審議が終了、金曜日に採決が行われました。

社民党は、両案に反対、民主党提出「公共事業基本法案」について賛成をしました。

 以下が、反対の理由を述べた反対討論の抜粋です。

『審議の中で感じたことは、この国の公共事業は、「やめられない、止まらない、無駄だらけである」と言うことです。ダム一つとっても、農業用水の必要性はなくなっているのに造り続けていたり、住民の声に耳を傾けず、治水の面でよりやすく効果的な選択肢があるのにダムにこだわっていたり、縦割り行政の弊害により工業用水が余っているのに有効利用しないで飲み水が足りないといってダムを造り続けていたりしています。

 こうした無駄をなくそうというのが今回の法案であるはずです。しかし、政府案は、「縦割り事業・硬直化予算をやめよう」といいながら、国土交通省内だけの一本化であり、「緊急」という言葉を「重点」という言葉に変えるだけで、特定財源・特別会計には手をつけない、「事業量ではなくアウトカム指標で表す」といいながら、道路については5年間で38兆円を確保するという法案です。この期に及んで、国会が行政に計画づくりを丸投げすることしかできず、公共事業費の4割にもおよぶ道路事業への予算配分を変えることもできないで、何が改革でしょうか。運輸省と建設省が国土交通省として一体となったことの「記念碑」であり、経済財政諮問会議で扇大臣がいみじくもいうところの「象徴」でしかありません。「いいっぱなしで結果を出せない」小泉改革の一例がまた増えたにすぎません。
 
225: 第51号その2  2003/03/16(Sun) 02:37
 道路、ダム、下水道、空港、港湾など、本来、国民生活や経済基盤の向上につながるためのスキームが、いつの間にか事業をすること自体が目的となり、「公共事業受注と政治献金と選挙応援と役人天下り」の連鎖を生み出してきました。「構造改革」というのであれば、「政・業」の相互扶助をエンジンとして、官がハンドルを握って推進という構造自体を断ち切らねばならないと思います。

 「看板の書き換え」ではなく、不要になった公共事業を即刻止められるようにすること、自治体に権限と財源をきちんと保障し、必要な仕事をどこまでやるか決められるようにすること、公共事業のための合意形成のルールや徹底した情報公開と住民参加、司法を通じた国民によるコントロールの仕組みづくりが大切です。公共事業・社会資本が政・官・業のためのものでなく、本当に「公共」性のある「社会」のためのものになることを期待し、討論を終わります。』

☆ 一連の審議をビデオライブラリーでご覧になれます。☆

2月28日(本会議)原 質疑
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19746&media_type=rn&time=01:53:58.0

3月7日(法案審議)原 質疑
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19828&media_type=rn&time=02:50:42.5

3月11日(参考人)原 質疑
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19867&media_type=rn&time=02:34:37.5

3月11日(法案審議)原 質疑
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19867&media_type=rn&time=07:43:00.0

3月12日(法案審議)日森議員 質疑
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19867&media_type=rn&time=02:34:37.5
3月14日(反対討論)原 討論
Link:http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=19928&media_type=rn&time=01:06:44.0
 
226: 第52号その1  2003/03/25(Tue) 20:53
2003年3月23日
小泉改革の大きな失敗―道路特定財源の見直し

3月11日の国土交通委員会。「道路整備費の財源等の特例に関する法律案」(「道路整備緊急措置法」に引き続き、ガソリン税を道路作りに特定するための法律案)の審議の中で、道路特定財源見直しの議論の過程を明らかにすることを試みました。

「道路特定財源の見直し」は小泉改革の目玉の一つ。塩川大臣は「一般財源化」を主張していましたが、その舞台裏、政府内、国土交通省道路局では、この間、「道路財源のあり方に関する検討委員会」という道路局長の私的研究会が行われていました。

この研究会は、2002年2月から6月の間に4回、8人の学者が延べ24人(ということは出席率75%)謝金合計36万円也で、道路局長の答弁によれば「ガソリンと軽油の課税格差、燃料課税のあり方、営業用車と自家用車の課税の格差、車体課税のあり方というような形で、議論の焦点をいろいろ教えていただいた」とのこと。

しかし、その議事録を要求してみると、その研究会設置の目的は、単なる論点整理ではありませんでした。「このタイミングでこういうことを企画しましたのは、ご承知のとおり政府税調の議論も早まるという話も聞いておりますし、また、経済財政諮問会議の方も色々な動きがあるようでございます。今年の予算の決着につきまして自動車重量税の一部の取扱を巡って一般財源的に使われることになったわけです。いずれにいたしましても道路整備のために創設され、拡充されてきました税をどのように使うのか、また、どんな考え方で今回の暫定税率切れを乗り越えていくのかということにつきまして、色々ご指導いただきたいと考えているところでございます。」(大石道路局長)

 と、道路特定財源の見直し議論を「どんな考えで」「乗り越えていくのか」つまり、道路局が特定財源を守るために設置した研究会であることが分かりました。おそるべし官僚!

官僚の裏舞台を暴くことができない小泉改革は、道路族にも道路局にも敗北したわけです。
 
227: 第52号その2  2003/03/25(Tue) 20:53
 以下は、「道路財源のあり方に関する検討委員会」と同じ「私的研究会」と
いう種類の一種の審議会で、現在開催中のもの。28の研究会中26は、会議また
は議事録が公開されているとのこと。残念ながら、国会議員だけではとても監
視しきれません。政府の政策決定への国民参加を進めるためにも、関心のある
研究会があれば是非、覗いてみてください。

国土交通省における局長の私的研究会などについて
  平成15年3月11日現在

総合政策局
    宅地・公共用地に関する土壌汚染対策研究会
    プレジャーボート利用改善に向けた総合施策に関する懇談会
国土計画局
    国土のモニタリング研究会
土地・水資源局 水資地域対策におけるNPOとの連携に関する検討委員会
河川局 21世紀の土砂災害対策を考える懇談会
    沿岸域総合管理研究会
    地球温暖化に伴う海面上昇に対する国土保全研究会
    中期的な展望に立った新しい海岸保全の進め方検討会
    道路事業評価手法検討委員会
    将来交通量予測のあり方に関する検討委員会
    トラフィック・インフォメーション・コンソーシアム
住宅局 地方住宅供給公社検討委員会
    賃貸住宅市場整備研究会
    建築住宅性能基準検討委員会
自動車交通局
    次世代低公害車開発促進会議
    車両安全対策懇談会
    先進安全自動車(ASV)推進検討会
    ナンバープレートの地域名表示細分化等に関する懇談会
    地理試験の見直し等に関する懇談会
海事局 内航海運制度検討会
    造船産業競争戦略会議
    シップリサイクル検討委員会
    放射性物質等海上輸送技術顧問会(輸送物技術顧問会)
    放射性物質等海上輸送技術顧問会(運輸船技術顧問会)
    危険物海上運送基準検討会
    危険物運送要件査定検討会
航空局 首都圏第3空港調査検討委員会
北海道局
    北海道田園委員会

 
228: 第53号その1  2003/04/07(Mon) 14:44
コンセンサス、説明不足の公共事業二法
2003年4月6日
*国土交通委員会*

「本州四国連絡橋公団緊急特別措置法案」及び「高速自動車国道法及び沖縄振興特別振興法一部改正案」についての委員会の報告です。今後の道路行政を見直すチャンスであるはずなのに、説明不十分な点が多い!と思いました。両法案とも反対をしました

 ▼「高速自動車国道法改正案」についての反対理由。

 その1:道路公団などの民営化会社は2005年度に発足する予定であるとしながら、なぜ2003年度から新方式をスタートさせるのかについての説明が不十分である点。

 その2:公平で客観的な選定基準がなければ、優先順位は極めて不透明なものになってしまう点。どの路線をどの方式でつくるのか、決定に当たって公平を期すため客観的基準が、まず示されるべきです。

 その3:新直轄方式の導入等に対応した、国から地方へ税源移譲の不十分さ。税源の移譲とはいっても、実際は譲与税の配分割合の拡充にとどまっているにすぎず、個別の自治体にとってみると、新直轄方式で整備する区間の地方負担分はきちんと手当てされるのか心配が残っています。

 その4:高速道路整備計画の内容や道路整備のあり方、道路特定財源の見直しについても、総合交通政策・総合交通体系確立の観点からの将来性のある具体的なビジョンというものがまるっきり示されていないという点。

 結局、政府案は、「民営化されたら造れなくなる心配があるので税金を投入して早く造ってしまおう」というだけの法案だといえます。
 
229: 第53号その2  2003/04/07(Mon) 14:45
▼本四公団法案について反対理由:3つのコンセンサスの欠如。

 その1:国民のコンセンサスの欠如。公団の赤字は政府の施策の失敗であり、政治的介入の放置と、交通量推計の甘さが、根本にあり、本四公団が「危機的な財務状況」に至った政府の責任について、総括及び説明が不十分であり、未だ国民の納得が得られているとはいえません。

 その2:地元自治体のコンセンサスの欠如。公団に対する地元十府県市の追加負担問題が、先送りされており、財源問題は決着しないままの「見切り発車」のスキームであると言うことです。

 その3:将来世代に対する、コンセンサスの欠如。この法案は、二〇〇三年度に限った法律案であり、二〇〇四年度からのことについては不明です。公団本体の赤字を減らすためには、将来的に利子が利子を生む構造を防止すべきです。ETCなど必要性と渋滞削減効果に乏しい機器の導入に道路特定財源の使途を拡大するくらいなら、もっと借金返済に回すことだってできるはずです。

説明を受けた側のコンセンサスが得られない限り、説明責任を果たしたことにはなりません。

 以上が両法案に対する反対理由です。一連の審議の様子をビデオライブラリーでご覧いただけます。

3月19日(法案審議)日森議員 質疑
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=20013&media_type=rn&time=02:15:28.0

3月25日(参考人質疑)原 質疑
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=20071&media_type=rn&time=02:37:05.5

4月1日(法案審議) 原 質疑
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=20130&media_type=rn&time=04:14:06.2

4月2日(法案審議)日森議員質疑
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=20151&media_type=rn&time=02:54:35.0

4月2日(反対討論)原 質疑
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=20151&media_type=rn&time=03:25:07.8
 
230: 革命的よっきゅん主義者  2003/04/07(Mon) 14:47
ログ容量が200KBを越えたので次スレに移ります。

よっきゅん活動日記 2冊目
http://www.ichigobbs.net/cgi/readres.cgi?bo=yokkyun&vi=0043&rm=50

 
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