日本家屋に深刻な被害をもたらしているヤマトシロアリが、交尾と単為生殖による2通りの産卵方法を使い分けていることを岡山大大学院環境学研究科の松浦健二准教授(34)の研究グループが世界で初めて突き止めた。今回の発見で近親交配とされていた生殖実態の認識が覆され、シロアリ駆除技術開発の進展も期待できるという。