2009年3月27日 20時7分更新
岡山大学は今月、酒に酔って車を運転したうえ、道路脇の看板などに衝突して逃げたとして逮捕された45歳の男性職員について「大学の職員としてあってはならない行為だ」として懲戒解雇の処分にしました。
処分を受けたのは、岡山大学施設企画課の藤原英文係長(45)です。
岡山大学などによりますと、藤原係長は今月9日、岡山市で酒を飲んで乗用車を運転し、道路脇の看板や電柱に衝突したあと、そのまま走り去ったとして酒酔い運転など道路交通法違反の疑いで逮捕されました。
また、藤原係長は、これまで酒に酔って大学に出勤する日が続いたことから先月、大学から停職10日間の懲戒処分を受けていました。
このため、岡山大学は「再三再四の指導にも関わらず、酒を飲んで車を運転し事故を起こしたことは大学職員としてあってはならないことだ」として、藤原係長を27日付けで懲戒解雇の処分にしました。
岡山大学の千葉喬三学長は「職員が逮捕されたことは極めて遺憾で厳正な処分を行った。職員に対して飲酒運転をしないよう改めて徹底したい」というコメントを出しました。