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福島・須賀川市立中の柔道部事故訴訟、市などに賠償命令

2009年3月27日16時20分

 福島県須賀川市立第一中学校で03年、当時中学1年だった女子生徒(18)が柔道部の練習中に頭を打ち意識不明となった事故をめぐり、けがをした女子生徒の両親らが、市と県、女子生徒を投げた男子生徒らを相手取り、介護費用など総額約2億3千円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、福島地裁郡山支部であり、見米正裁判長は被告側に対して総額約1億5千万円を支払うよう命じた。

 この事故で県警は05年、現場にいなかった柔道部の元顧問と元副顧問を、指導監督する義務を怠ったとして業務上過失傷害の疑いで書類送検した。しかし、福島地検は昨年8月、嫌疑不十分で2人を不起訴処分としていた。

 同地検は不起訴処分の理由について、急性硬膜下血腫になった元女子生徒がこの1カ月前の練習でも頭を打って入院していたことから、投げられたことと、意識不明になったこととの因果関係について「断定できない」と判断。元顧問らが立ち会っていなかったことも「立ち会っていたとしても事故を防げたとは言い切れない」としていた。

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