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2009年3月26日(木) 19:20 |
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県の業務を岡山市に引き継ぎ
岡山市の政令市移行を前に、岡山県から市に渡される事務項目の引継ぎ書が取り交わされました。これまで以上の権限が岡山市に与えられることで、私達の暮らしは今後どのようなことが変わっていくのでしょうか。
岡山県庁で行われた引継ぎ書の取り交わしには、石井岡山県知事と高谷岡山市長が出席し、それぞれが引き継ぎ書に署名しました。 政令市移行へ向け岡山県と市は、2007年の7月に連絡会議を設け、事務の引継ぎ作業を進めてきましたが、これで作業は一通り終了したことになります。 政令市移行で県から市に渡される事務項目は、1572にものぼります。 こうした多くの権限が市に渡ることで、どのようなことが変わるのでしょうか。
政令市移行で岡山市内の県道と一部の国道、約600キロが岡山市の管理に移ります。 これまで交差点の改良工事をする場合、管理が2つの行政にまたがれば、協議の必要がありました。 しかし、これからは岡山市が独自に計画し、工事することができます。 また市の保健福祉会館に児童相談所が設置され、児童虐待のなどの通報や相談の業務を引き受けることになります。 専門的な知識を必要とするため、岡山市では担当職員を県の児童相談所に1年間派遣するなど準備を進めてきました。 新たに誕生する中区役所では、すでに一部の業務が始まるなど、政令市移行もいよいよ間近です。 政令市昇格で、より高いレベルの市民サービスも求められています。
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