2007年10月01日

ブルーベリー論争(1)

ブルーベリー論争(1)

 取り敢えず、これまでの経緯をここでまとめておくことにします。これまでの文章とかなり重なる部分はありますが、興味のある方には読んで頂きたいと思います。

 先ず断っておきますが、ここは私がネットで発表したベルーベリーや花粉を超微粒子化する機械にかけて、それらをゼリー状のものに含有して販売しようとした、当初の商売計画とは全く関係ないということです。

 そのことについては、既にネット上での販売計画を断念すると申し上げています。よってネット上における事柄について、クドクドと書いている人がいますが、そのようなことについては、今後はお答えすることはしません。

 このブログを開設した理由は、あくまでもベルーベリーを含む健康食品や加工食品が体に対して、どのような効能があるのか。それとも全くないのか。

 そのことをネット上での検索資料や取材を行いながら、それを検証して、本当にどのような効能があるのか。そのことについて語りあうために始めたものです。

 それではこれまでにネット上で明らかとなったことから表示したいと思います。これまでの投稿コメントでもネット上にあるもの以外の情報を提示された方はおりません。

 出来れば、ネット上だけではなく、「このような市販されている雑誌に書いてある」とか、「このような資料がある。」という情報があれば助かるのですが、残念ながらそのような情報は紹介されていません。

 1,ベルーベリーに何の体に対する効能がないという意見について。

 当初、私の「せと弘幸」ブログへの書き込みの時にはそのようなコメントもありましたが、このブログで互いに資料を検索して出し合う中では、さすがに全く効能効果がないという意見は見当たりませんでした。

 このことに関してはもう争う必要はないと思いますが、異論がある方は再投稿して下さい。

 2,ベルーベリーに含まれているアントシアニンという物質が目に効能があるという意見について。

 先ずアントシアニンというものが、目に効能が全くないという指摘はこれまでのところ二つ挙げられます。一つは国立健康栄養研究所の見解です。

 この見解は効能がないということを自らの研究機関で試験して出した結果ではありませんでした。「それを証明する実験結果がない。」ということで、動物実験では認められないので、あくまでも「ヒトによる臨床試験でなければならない。」というものです。

 ところで、このことに対しての日本国内におけるヒトによる臨床試験で目に対する効能が認められたという研究結果があることも判明しました。

 http://blog.livedoor.jp/bbkenko/archives/2005-09.html

 ネット上に掲載され、定価が1万円と高額ですが売られていました。この臨床試験というものが、どのようなものなのか?それはこれを購入し、それを国立健康栄養研究所に持ち込んで見ないと何ともいえないでしょう。

 効果が認められなかったという情報がコメントで寄せられましたが、こちらは全文が英語で書かれてあるもので、現在のところ私にはその信憑性は判断しかねます。

 やはり、一番良い方法は、国立健康栄養研究所に日本人医師が行ったとされる臨床検査集を持ち込んで意見を聞く以外には、この問題をここで論じていても前には進まないと思います。

 よって、この臨検検査集を購入して、それを検証して見ることにしたいと思います。

 他にもアントシアニンが目に効くと書かれた医学博士や学者の説が検索して見ることができました。しかし、実際に患者を診ている眼科医などで、逆にこれを否定する論文などは今の所ありません。

 また、アントシアニンが全く効かないのに、それをあたかも効くような思いこみを抱かせる詐欺的商法であると告発するブログや消費者団体の主張するHPも現在のところ表示されていません。

 今回、私がこのアントシアニンが目に効くと思いこんで、それを自ら発表したので批判を受けていますが、実際にはこれまでそのような批判が活発に行われていた形跡はありません。

 例えば、私はかつて「味の素」を告発する本を出版したことがあります。この時は日本消費者連盟や多くの味の素を告発する団体などの協力を得ることが出来ました。

 それはそのような反対運動、告発運動が行われていたからです。しかし、現在ネットで検索する限りにおいては、これだけベルーベリーやその成分であるアントシアニンに関する情報が洪水のように溢れているのに、そのことに対する批判のサイトが余りにも目につかない。

 というか、ほとんどなかったことは注目に値します。このブログで色々書かれてはいますが、それは私「せと弘幸」がやろうとしたから批判されているのであって、アサヒビールや味の素のような大企業や製薬メーカーが売っていても何とも一般大衆は思わなかったのかも知れません。

 この2点だけではありません。また3点、4点目については明日に続きを書きます。この問題は私が販売しようとしたから問題なのではなく、もう大量に販売されているこのブルーベリーに関するものが、果たしてどうなのか?

 そのことを主眼として議論を進めて行かなければならないと思います。ここにコメントしている方はほんの数人ですが、勿論その方の意見には今後も答えて行きたいと思います。ただ、時間がかかることだけは了承して下さい。

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yu_kenbi at 17:34 │Comments(14)TrackBack(0)この記事をクリップ! ブルーベリー 

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この記事へのコメント

1. Posted by shinok30    2007年10月01日 21:21
>先ず断っておきますが、ここは私がネットで発表したベルーベリーや花粉を
>超微粒子化する機械にかけて、それらをゼリー状のものに含有して販売しよう
>とした、当初の商売計画とは全く関係ないということです。

私が理解しているこれまでの経緯は
 瀬戸さんのナノゼリー販売計画発表
→計画や商品説明に対する疑問続出
→それに答えるためにブログ新設
だったと思いますが……
2. Posted by shinok30    2007年10月01日 21:23
>そのことについては、既にネット上での販売計画を断念すると申し上げています。

『ネット上での』販売計画を断念するということは
『ネット外では』販売計画は継続するということでしょうか?

>よってネット上における事柄について、クドクドと書いている人がいますが、
>そのようなことについては、今後はお答えすることはしません。

このブログでお答えいただけないということは,販売計画については
こちらのコメント欄で解答いただけるということですね
>ナノテク食品と販売開始のお伝え
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51617256.html
3. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:34
>それではこれまでにネット上で明らかとなったことから表示したいと思います。
>これまでの投稿コメントでもネット上にあるもの以外の情報を提示された方はおりません。
>「このような市販されている雑誌に書いてある」とか、
>「このような資料がある。」という情報があれば助かるのですが、

瀬戸さんがここまで素人だとは…。
通常、学術的な雑誌は内容をpdf化してネット上に載せております。
福田さんが載せたものも元は雑誌に載っていたものだと思います。
あと学術誌はほとんどが英語です。
瀬戸さんは英語が読めないという根本的な問題を抱えていますから…。
英語が出来ない時点で、瀬戸さんは雑誌を教えられても読めないでしょう?
こちらは提示しているのに、そちらに理解する能力が無いのでは
どうにもなりません。
(続く)
4. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:34
(続き)
まとめの1に関しては
どんなものにも何らかの効果があるのは当然のことです。
何度も言っているように、今回の問題は
ブルーベリーが視力に何らかの影響を与えるか、です。
(元はアントシアニンが…ですが、どうも瀬戸さんは
アントシアニン単独での議論をやめたようですから)
瀬戸さんは論点をどんどんずらしているように思います。
いい加減、視力に絞って議論してください。
それが最初からの課題でしょう。
(続く)
5. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:35
(続き)
まとめの2に関してですが、
http://blog.livedoor.jp/bbkenko/archives/2005-09.html
の論文はすべてブルーベリーのことであって
アントシアニンのことで無いということに気がついておいででしょうか?
あと、その中の
「ブルーベリー(ビルベリー)の眼精疲労に対する効果」
は読みましたが
視力回復の効果は認められなかったとはっきり書いています。
眼精疲労に関しても信頼性は低いと判断しています。
(続く)
6. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:35
(続き)
>他にもアントシアニンが目に効くと書かれた医学博士や
>学者の説が検索して見ることができました。
>しかし、実際に患者を診ている眼科医などで、
>逆にこれを否定する論文などは今の所ありません

肯定する論文を見たことがありません。所詮言っているだけのものしかありません。
瀬戸さんがネットで検索して読んでいる医学博士や学者の説は論文ではないですよ?
それはわかっているんでしょうね?
否定する論文は福田さんから英語の論文が紹介されていました。
読めないからといってカウントしないのはアンフェアです。

>時間がかかることだけは了承して下さい。
時間がかかるような質問はしていません。
瀬戸さんが時間をかけているだけです。
(続く)
7. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:35
(続き)
そもそも瀬戸さんは議論しているんですか?
一方的に自分の意見を言って
こちらのの質問には答えていません。
政治家らしいといえばらしいのかもしれませんが。
8. Posted by パイソン    2007年10月01日 21:47
あとこれは蛇足ですし、みんなスルーしているので
指摘していいのかどうか迷ったんですが、
なんで瀬戸さんは「ブルーベリー」と書くとき
「ベルーベリー」だったり「ブルーベリー」だったりするんですか?
毎回間違っているので何か意味があるのかと気になります。
9. Posted by 福田    2007年10月01日 23:29
瀬戸さん

大きな勘違いをされているようですが、論争などこのサイトでは起こっていません。
瀬戸さんがどこからか引っ張ってきた瀬戸さん以外の誰かの主張に対して、確かに私やその他の方が質問を出しておりますが、瀬戸さんはこれに一つも回答していません。即時回答できる程度のレベルの低い質問にも回答しないのに、議論などどこに存在しましょう。そもそも瀬戸さんは医学的議論をしたいと"ご自身で"書いたはずです。にもかかわらずこの体たらくでは、お話になりません。

それはともかく、瀬戸さんが何を主張したいのか、未だに良くわからず困惑しております。そこで、議論のたたき台を作るために最低限以下の照会に回答してください。余計な修飾を除いた文体を用いますが、不快に思われた場合は予めお詫び申しあげます。
10. Posted by 福田    2007年10月01日 23:31
1. ブルーベリー等果実の話とアントシアニン等化合物のどちらにつき議論をしたいのか明確にし、かつ議論対象を特定されたし。
2. 1で選んだ対象のどのような生物学的特性を議論したいのか、明確にされたし。その際にはどの器官または組織に対しいかなる効果をもたらすことにつき議論するのか、示されたし。
3. 医薬品と食品のどちらの議論をしたいのか、両者の違いに留意した上で明確にされたし。
4. なぜブルーベリーあるいはアントシアニンが日本で医薬品として認可されないのか、考察されたし。
5. 特定あるいは不特定の業者の論をそのまま引っ張ってこず、中立なメディアからデータを取得されたし。その際には、引用元の記述を鵜呑みにせず、一度自身で検証すること。
6. 今まで照会された事項についてはすべて回答されたし。回答しない場合は、なぜ回答しないのか、明確にすること。
11. Posted by 大日本人    2007年10月02日 01:13
パイソンさんの意見に、同意します。瀬戸さん、明確な返答を見せないと不信感って募りますよ…。今は、一方通行な感じがします。言葉のキャッチボールもせず、日々更新されていくブログ。時間をかけて投稿されてる方の事も考えて、一問一答してくださぃ。お願いします
12. Posted by 回天    2007年10月02日 04:57
内容違いで失礼いたします
これまで拝見していましたところ、おおよそ三人の方が熱心に投稿されてらっしゃいますが、みなさんが最終的に意図される事は、どういう事なんでしょうか?
頭が悪い私には良く分かりませんので、よろしかったら教えていただけませんか?
13. Posted by パイソン    2007年10月02日 08:08
僕の目的の大部分は瀬戸さんと議論したいと言うことです。
このブログはそのために作られたものだと認識しています。
健康食品のなかには常々疑問に思っていたものもありますから
ちょうどいい機会ですので、健康食品を信じている人と徹底的に話してみたいんです。
最終的にどういう形になるのかは瀬戸さんしだいですが
僕としては自分が納得できるようにしたいですね。
そのためにいくつも質問させてもらっています。

回天さんの質問の意図もうかがってよろしいですか?
これを聞くことに何か意味が?
14. Posted by 回天    2007年10月02日 10:27
>パイソン様

さっそくのご返答、ありがとうございました。健食についての疑問を明確にしたい旨、理解できました

私の意図は、質問させていただいた通り、何を目的にされているのかであり、他意はありません。個人的な感想なので失礼するかも知れませんが、健食に対する疑問と批判なのか、瀬戸さん個人に対する中傷なのか、議論のあり方に違和感を覚えたからです
以上、ここの目的とは関係ない話で、失礼いたしました。以後ROMに徹します

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