中国の自動車販売台数は世界一
中国がひた隠す毛沢東の真実 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2005-09-25 |
中国の自動車販売台数が世界一というNEWSがあるんだが、
23日付の中国紙「経済観察報」は、中国の自動車業界団体やメーカーが定期的に発表する新車販売台数が、同紙が入手した警察当局への登録台数より平均で10%以上多くなっている、と報じた。中国の新車販売台数は1、2月と2カ月連続で米国を上回ったが、「世界一」に疑問の声も出そうだ。今年の1月と2月なんだが、中国の自動車販売台数が世界一になったわけです。ただ、出荷ベースなので「ホントに売れてるの?」という疑問の声もあがっているようで、メーカーがディーラーに在庫を押しつけただけじゃないか、とも言われる。で、切込隊長さんちなんだが、
同紙によると、中国で発表される新車販売台数は、メーカーから販売ディーラーへの「卸売り」の販売台数。「多くの企業が販売目標を達成するために、ディーラーに在庫を押しつけている」との業界関係者の声を紹介している。
「共産主義の中国が『内需拡大だー』とか言って家に壁もまともにないような貧乏人にローンつけて無理矢理車買わせて都市部は好景気」というんだが、まぁ、ありそうな話だ。つうか、タイでも昔、ありました。10年以上前だったか、ホンダがタイ工場を作ってシティなんぞドカドカ作り始めた頃で、物凄い勢いで売ったはいいんだが、ローンを払えないヤツが大量に出て、回収したシティがディーラーの裏に山積みになっていた、なんて話もあったな。みんなが通る道ですw それでも、貧乏な国は元が貧乏人なのでバブルが弾けてもへっちゃらです。自動車の部品作っている会社の社長も、会社が潰れれば田舎に帰って豚に餌やったり、道端でラーメン作って売ったりして、何とか凌ぐわけだ。日本で、会社が潰れたから社長が田舎で豚に餌やってます、なんて話は聞いた事がない。金持ちは大変です。で、切込隊長さんは「大躍進政策は銑鉄だったけど、今回は自動車」と皮肉ってるんだが、大躍進の製鉄というのはこんなモノです。一月ぐらいは中国経済がアメリカより先に駄目になるかもしれないって観測だったんだぜ。それも、「中国の新車販売台数は1、2月と2カ月連続で米国を上回ったが、「世界一」に疑問の声も出そうだ」って言うけど、その1、2月こそ中国が大号令かけて耐久消費財を国民全員が持とうキャンペーン期間中だったわけでさ。
経済現象とは多かれ少なかれすべてバブルであって、通貨とは根拠なき幻想だとは分かっていたとしても、まだ政府と家計の間で利己的なゲームをやってる先進国の横で、「お前ら車買えよw」とか煽られて三食まともに喰えてないような奴らに車持たせて「実売世界一ww さすが俺たち中国www」とかやってるのは凄いよ。
鉄鋼の生産力を飛躍的に向上させようとして、毛沢東がやった政策というのが、「農家が庭先で製鉄する」というモノだった。あんたねぇ、幕末の江川英龍公じゃないんだから、そら、無理だろw で、ただでさえ木がない土地に、わずかに残った樹木までみんな伐採して燃料にして、せっせと屑鉄作って、結局大躍進政策は毛沢東が中国の産業構造と生産力を近代化するために採用した非合理的な社会主義政策であり、農業・工業の生産力の飛躍的な増産を目的として、市場原理を無視したノルマを科す農業の集団農場化や農村の製鉄産業化が進められた。
毛沢東は不合理な増産の命令を繰り返して厳しいノルマを科したが、集団農場の収穫量は増えず農村を何の技術基盤もないまま製鉄所化しようとしたことで、食糧不足の問題が深刻化して膨大な餓死者を生み出す悲惨な事態に陥った。大躍進によって建設された農村の鉄鋼施設には、近代的な製鉄業を実施するための専門化も製鉄設備もなかったため、素人の農民が原始的な溶鉱炉で無理に製鉄をしても『使い物にならないくず鉄(銑鉄)』しか生産できなかったのである。
2000万人飢死してるわけです。そんな昔じゃない、たかが50年ほど前です。中国人がせっせと自動車を作って、みんなで買うというのは、ほとんど大躍進とおなじくらいの暴挙ではあるんだが、さて、今度はどれだけ死ぬのか・・・。
日本の新聞社 = 押し紙
中国の自動車会社 = 押し車
投稿 Maa | 2009/03/26 14:17
隊長が言う様に、今現在シナで起きている事はサブプライムそのまんまなんですよね。
しかも未だバブルは弾けておらず(いずれ弾ける)。
前のエントリのヒトラーさんより、
「通貨の基礎は、金でもなければ外貨準備でもない。労働だけが通貨の基礎となる」
それとこれ。
http://eco.nikkei.co.jp/column/photo/column/ge/080421/02t.gif
覇権のキャスティングボートは我々が握っているということがお判りになりますか?
投稿 Q | 2009/03/26 14:23
中国発の環境問題も他人事じゃあないっしょ。
もぉ、車なんざ作ったり売ったりすんのやめて、中国人お得意の人海戦術で木植えろや。ユダ公式金儲け話に乗せられまくってねえで、木植えろや。日本人なんてボランティアでテメエのカネまで出して木植えまくってんだぞお。どいつもこいつも豚に餌やって気植えろや。
投稿 阿Q | 2009/03/26 14:38
>2000万人飢死
毛沢東がやった大躍進の本当の目的は
くいぶちを減らすことだったのではないか?
だからあえて無謀なことを国民にやらせた
投稿 友愛同盟 | 2009/03/26 14:43
>http://eco.nikkei.co.jp/column/photo/column/ge/080421/02t.gif
赤く塗ってあるのは日本が占領したんですね。わかりますw
投稿 海DQN | 2009/03/26 14:49
いや、むしろ毛沢東は人口を増やすのに懸命で、戦前は
♪支那にゃ四億の民が待つ♪
と唄われたように人口が4億だったのを、今の13億にしたのも毛沢東。
投稿 野次馬 | 2009/03/26 14:49
>覇権のキャスティングボートは我々が握っている
握っているも何も
次の覇権国は日本じゃないかと思うのだが・・・・・
次の戦争が終われば
国内では資本主義がリセットされて
邪魔な年寄りが処分されピラミッド型に戻り
海外では分割統治された中国という巨大な市場を手に入れる
中東からは、国が消滅したユダヤ難民が
大量に日本に押しかけてくる
東京はオフィスビルが建設ラッシュで急速に摩天楼化している
ニューヨークも金融センターがロンドンから移って来る前に
ユダヤ人の手によって高層ビルの建設ラッシュが起き摩天楼になった
東京で高層ビルを建てまくっているのは、ユダヤとかかわりの深い
三菱地所と森ビルであり、ニューヨークの次に金融センターになるのは
東京ではないだろうか?
日本は中国との戦争には勝利するが、ユダヤに国を乗っ取られ
覇権国にされてしまうのではないかと妄想する
投稿 pacific | 2009/03/26 15:28
内需拡大が成功したら成功したで
今度は燃料の高騰と大気汚染の悪化が待ってますね。
どっちみち詰みです。
投稿 センターマン | 2009/03/26 15:48
学生時代にサラッと学んだ「毛沢東」は中国の英雄的存在でしたが、約10年前に読んだ『ワイルド・スワン』で毛沢東の黒い部分を知り、大変に衝撃を覚えました。
その後、知人が某大手証券から、中国海南省の円建て債券をセールスされて買ったのですが、あろう事か償還時に元本割れでした。
それ以来、信用したくともムリー!って感じデス。
以前も書いた記憶があります。しつこくてスミマセン。ww
投稿 M | 2009/03/26 16:09
この国の発表する数字、すべてが信用出来ませんからねえ。
大本営発表未満です。。
投稿 素浪人♪ | 2009/03/26 16:30
>2000万人飢死
これは中共の公式発表した統計数字ですから自動車販売数とは逆に故意に減らしています。
実際は、3800万人前後4000万人近くとのことです。つまり中共の統計は「話半分」です。出典は以下です。
『人禍』(丁 抒著、九十年代出版、香港)
『墓碑』(楊繼繩著、天地図書出版、香港)
投稿 丸山光三 | 2009/03/26 17:08
中国のすべての統計(国・地方・政府部署)は捏造でです。役人ははやく出世≒地位を上げ 多くの賄賂をはやく貯めて一族で海外逃亡を計画的に行います。信じる者が馬鹿なだけです。
投稿 yamanote-1 | 2009/03/26 17:08
>いや、むしろ毛沢東は人口を増やすのに懸命で、
人口=国力で、この点においては、少なくとも当時においては、毛沢東の考えは標準的な発想だったわけであって、、、実際、その効果は、ま、それなりに現在現れているわけであって、、、、
国力拡大のために人口増大を目の色変えて目指すのは現代においてはどうかとも思うけど、一方、現在の日本のように、人口が増えるどころか人口が急速に減少していくのを自然現象のようにノホホンと静観していようなさまに至っては、なんとも、、、、
投稿 一般読者 | 2009/03/26 18:16
wikiの「中国のナンバープレート」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
なんですけどね、年間数百万台販売されてる割にはずいぶん大雑把なものです。
投稿 飯田橋 | 2009/03/26 19:19
>「共産主義の中国が『内需拡大だー』とか言って家に壁もまともにないような貧乏人にローンつけて無理矢理車買わせて都市部は好景気」というんだが
これは、GMの子会社のGMACが、サブプライム的手法で貧乏人に車を売ったのと同じだ。
当然のように、必ず焦げ付くから中国もアメリカ同様に超不況に突入して、年間8万5千件の暴動が、50万件くらいに激増して中共は御仕舞ってとこだろう。
その前に、戦争に奔る可能性が高い。
投稿 奇兵隊 | 2009/03/26 20:50
大通りに無数の自転車というのも政策で、当時は自動車等工業を育てるのは後に、まずは歴史的にアキレス腱だった農業を立て直し、人口を増やすことに執心したんでしたね。毛沢東の指示の手紙を見ると、第一の目的である「戦争に備えること」この時代ではソ連に対するものですが「人民軍隊はまず飯を食わさねばならず、着るものが必要だ」に基づいてます。
それが終わったころに工業を立て直し、農業のそれと同じような手法で発展させるというのは戦後すぐに決められた政策(少なくとも50~60年代)だと記憶してますが、やっとその時が来たのでしょうか。田舎でも電化製品購入に、大卒の初任給程度の補助金が出ていると聞きます。
ただ毛沢東は、性急な工業化を進める事で国体が崩壊することを恐れたから「まず飯、余裕ができたら工業」と言ったのであって、今のように外国資本をいれプラントを買い、技術を盗んで・・・というやり方ならあまり意味がないと言外に仄めかしているところも読み取れます。
投稿 なない | 2009/03/26 21:05
2000万人って桁間違えてませんか?
ブッシュがどっかで演説したとき、かなり遠慮して毛沢東は1億人殺したっていってましたよ。
投稿 フリーフォール | 2009/03/26 21:13
笑えるわ、これ。
それだけ自動車持ったらガソリンの確保に当局は真っ青だろうな。
フランス革命みたいに兵糧攻めじゃなくて、油断されたら、、、、、
人民は怒り心頭でしょうなぁ、、、、、
中東からのオイルロード周辺は過去トラブッた国ばかりだし、
だから東シナ海に出張ってくるのねw
テポドン2、、、、、そろそろみたいねェ
東に飛ぶとは限らんわな(笑)
投稿 左様 | 2009/03/26 23:23
「すずめは害獣だ」
マオさんのこの一言で、すずめの殲滅が始まり、害虫が
繁殖しまくって、未曾有の餓死者が出たんですよね。
(元ネタ:蒼天航路)
異民族が入れ替わり立ち代りの歴史の中で中国共産党の
立ち位置もある意味、中華伝統の道なのかな?
中共=夷の王権的なスタンスで、
ここはぜひとも、陳舜臣先生に長生きしてもらって
サラっと読める本を出してもらいたいものです。
投稿 muzina | 2009/03/26 23:47