1999年03月26日

アネモネ 第1話「もう一つの出会い」

テーマ:その他

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さくら雪 ~Last Love Letter~
3/23(月)更新 第4話 「告白の夜」

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【その他の外伝シリーズ】

浅井武勇伝
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。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜



2001年4月。

まだ俺が若かった頃のお話…(涙)





「先生、今、時間ありますか?」

職員室でバイトの女の子に出してもらったコーヒーとお菓子をつまみながら、すっかりくつろいでいたオッサンを呼ぶ声がしまして…


なんだよ…

今せっかく休んでいるっつうのに…

ったくうるさ……










あ…



ち、千晶ちゃんじゃないか~(大汗)


「ど、どうした? 質問か?」

口にいれようとしていたお菓子を慌ててティッシュにつつんで机の中の引き出しにしまい、半ばスキップしながら千晶のもとへ駆け寄るオッサンの顔の筋肉は…

そりゃ緩みぱなしでございまして…(ヲイ)



だって…



だってさ…








千晶って超可愛い~んだも~ん♪
ヾ(´▽`)



ムヒヒヒ♪



新井千晶。14歳。中学2年生。俺の受け持ちのクラスの生徒です。彼女は…

中2の最上位クラスの生徒です。今年の春から俺が受け持つことになった大切な生徒であります♪

可愛い子ってのは毎年必ず何人かはいるもんだけど、千晶のレベルは…





正直びびりましたぜ…

なにせ千晶って俺が担当する前から、すんごい可愛いって評判でしたからねぇ。ほら、生徒たちが今度の先生はカッコいい人がいいなあって期待するように、俺たち先生だって可愛い子がいるクラスを受け持ちたいなぁって期待するわけですよ(笑)

その一番手に必ず上がっていたのが千晶でした。男だけじゃなく女の先生まで、「あの子、ホント可愛いですよね~♪」ってうっとりしてたぐらいですから(爆)

なので、千晶の担任になる前から、
彼女のことはよ~く知っておりました(うひひ)



この当時、俺の教え子の中で可愛い子ランキングをつければ、

1位 千晶 で、2位 静香 ってことになると思うんだけど、この1位と2位の間のゲーム差が、なんかさ…

すげー開いてたような気がします…
って嘘ですってば。ほんの0.5差ぐらいですってば(汗)
だから静香ちゃん、怒っちゃいや~ん(アホ)



ってまぁ、冗談はともかく…(冗談なのか?)

正直、静香の可愛さでさえ太刀打ちできない可愛さを備えていたのが、千晶ちゃんだったのです。

芸能プロダクションからスカウトされたらしいよ?といったすんごい噂まで広がる中、千晶のクラスを受け持つことが分かったときには、

正直俺は…









やったーーっ!!
ヾ(´▽`)



って大喜びしたことは、絶対に静香には内緒デス…






「どこが分からないの?」

「ここなんですけど…」

そう言って途中まで書いた式を俺に見せようと
顔を近づけてくる千晶ちゃん。

ふわっと…


彼女の真っ直ぐな黒髪が俺の前を横切ってさ…








あ~ん♪
(*´д`)アハァ

なんていい匂い♪






って違うわーっ!!
(;゚
皿゚)



ウットリしてる場合じゃないってば。

オッサン、なに涎垂らしとるんじゃ(大汗)

千晶ちゃんに怪しまれちゃうでしょうが。


モッコリしかけて我が息子をこっそり両足の中にはさんだあ,「そ、それはね…」とドキドキしながら質問に答えるオッサンでありました…





2001年という年は本当に俺にとっていろんな意味があってさ、もちろん何よりも一番大きいのは、静香に告白されたことなんだけど…

この千晶ちゃんに出会えた幸運にもメチャメチャ感謝していました(こらっ)


と言っても、このときの俺はというと、あくまでも桁違いに可愛い千晶ちゃんとスキンシップをはかれるぜぇ♪と無邪気に喜んでいただけであって…

静香のときみたいに、特別な意味なんて全く持ってなかったんです…





え? 嘘つくな?

少しぐらいは下心あっただろって?




な、ないですってば(汗)

こ、これでも『先生』なんですから、いちいちイヤラシイこと生徒相手に考えませんよ…





ええ…



多分ね…(汗)







ってことはともかく…



そんな彼女と…

塾での生徒と先生という関係以外にも関わってくることになるなんて…

このときは夢にも思っていませんでした…





ま、その話はとりあえず置いときまして…

オッサンは、中2と中3の通塾日が違うことをうま~く利用して、静香ちゃんのいないときを見計らっては千晶と2人きりで教室にこもって補習をみていてあげてました。

ぶひひひひ。




こんなエッチなオッサンの露骨な態度に周りの同僚たちも気付かないわけがなく…

千晶をとられてよっぽど悔しかったのか、その腹いせとばかりに俺様にあだ名を付けやがったんです。


そのあだ名を耳にしたときは、本当にビックリしました…





ヲイ…

























俺をバカにしてんのか?
凸(゜皿゜メ) ウラァ!!




ちっくしょー!!


女の子とイチャイチャするのもほどほどにせんとなー、とこのとき強く思いましたとさ…(アホ)








【問題】

ヒカルさんに付けられたあだ名…
これ、絶対ロ○○ンって言いたいだけだろ…(汗)


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