今、日本を襲っている最悪最強の病気は・・・エイズでもなく、BSEでもなく、ガンでもなく、多大な財政赤字でもなく・・・花粉症であるようだ。
なにしろ、毎日の天気予報とともに、本日の花粉情報がセットとなって放送されているし、キヨスクでもコンビにでももちろん薬局でも、マスクをはじめとするさまざまな花粉症対応の商品が取り揃えてある。
もし花粉症が消え去れば、倒産するドラッグストアがでるのではないか?
なことはないか
花粉症が国民的病気であり関心の的であるに対して、エイズとか、BSEなんてまだマイナーな病気である。その証拠に、ときどきニュースにはなるが、「明日のエイズ予報」とか、「本日のBSE対策」なんて番組はない。
花粉症とは突然あらわれた不思議な病気である。
私が子供の頃、花粉症という病気はなかった。いったいいつごろ現れたのであろうか?
20年位前のこと、現場の監督者だった私は、フォークリフトの運転をしていた人から「おれは花粉症で鼻水、涙が出て運転ができない。仕事を変えてくれ」と言われたことがある。
当時は花粉症などという言葉が市民権を得ていなかったこともあり、私はこの人は仕事がいやで変わりたいといっているのだろうかと疑ってしまった。 ゴメンナサイ
花粉症そのものが今からわずか25年位前に命名されたそうだ!?
それ以前にはそういった症状はあっても、花粉症という呼び名はなかったわけだ。
今では日本人の10%が花粉症であるという。
果たしてその原因はなにか?
終戦後、植林されたスギから大発生する花粉が原因だとか、排気ガスとの混合によるものだとかいろいろ研究されているようだ。
日本人に寄生虫病がなくなり、自己免疫になったという説もある。
それを聞いた花粉症に苦しむ人の中には、花粉症対策のためになるべく害のない寄生虫をお腹の中に飼おうなどという発言をする方もいる。
以前も書いたことがありますが、私は寄生虫にひどいめにあっています。
子供の頃は終戦直後、当時はもちろん人糞こやしの時代だから、野菜に寄生虫の卵がついていて、口から入るというのはあたりまえ。寄生虫がお腹の中にいるのはまだしも、お尻からときどき回虫が顔を出すなんてのは珍しくなかった。
年に2回くらい学校で検便があり、寄生虫が見つかると薬を飲む羽目になった。当時は寄生虫が見つかっても恥ずかしいとか珍しいということは全然なかった。
チクショー今回はアウトだったぜ、というくらいなものだ。
友達に検便を忘れて代わりに道で見つけた犬のウンチを持っていき、検査結果とんでもない病気だといわれたやつがいた。
笑い話のようだが本当の話である。
大人になって、東南アジアで仕事をしていて寄生虫病になった。
私の場合は、無鉤条虫(むこうじょうちゅう)というお方でして一般にはサナダムシと呼ばれていらっしゃいます。
ちなみに症状は、私の場合はじめはお腹の調子が悪くなる。ガスがたまったり、膨らんだり、便秘という状態が繰り返した。
やがて口にするのも恐ろしいことに、虫さんがお尻からにょろにょろと出てくるようになります。そのときの冷たいニョロニョロ感は、なんとも言いがたい気持ち悪いのです。
いまどき寄生虫なんて 分かる医者は少ない
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医者に行っても今の日本では寄生虫なんて見たことのある医者がまずいない。経験のある医者を探し、退治するのに1年もかかってしまった。
しかし、そのせいかどうか不明だが、私は花粉症になっていない。一時的にでも寄生虫がいたせいで好酸球が花粉あるいはそれに類するアレルゲンに反応しなくなったのだろうか?
もっとも私に限らず私の家族、妻も娘も息子も誰一人花粉症ではない。寄生虫のせいではないかもしれない。要するに寄生虫になれば花粉症が解決するかどうかワカラン。
今日は、一体、何を言いたいんだって?
お待ちしておりました、
人は苦しみにあうと、この苦しみから逃れられるなら、何かを代わりにさし上げてもいいと思いがちです。
でも、一時の苦しみでそんなことを考えちゃいけませんということ。
花粉症の苦しみから逃れるために、寄生虫を使おうなんて・・・いけません
花粉症だけではありません、
たとえば
中国が反日暴動をするから、首相の靖国参拝を止めようなんてことは間違い。
止めるのはもちろん中国へのODAです。
私のホームページに書いている日々のコンテンツはとりとめがない。これは深い読みなどがあるわけではなく、単に私の頭の構造によるものであり、頭に浮かんだことを思いつくままに書いているからである。