厚生労働省は3月25日、中央社会保険医療協議会の診療報酬改定結果検証部会に「後発医薬品の使用状況調査」の結果概要を報告した。それによると、後発品に変更可能な処方せんは全体の65.6%に上ったが、うち1品目でも後発品へと変更された処方せんの割合は6.1%にすぎないことが明らかになった。
調査は、保険薬局2000施設、診療所2000施設、病院1000施設のほか、上記の病院で外来診療を担当する医師と、上記の薬局を調査日に訪れた患者を対象に行った。有効回収数は、保険薬局944、診療所733、病院326、医師431、患者1717。