CD Recover : 読み取りエラーCD/DVDディスクから強制的にデータをコピーするソフト
「CD Recover」は、過去に作成したCD-RやDVD-Rに保存したデータが読み取れなくなってしまった場合でも、強制的にデータをコピーすることができるデータコピー用フリーソフトです。
何年も前に書き込みをしたCD-RやDVD-R、その他CD-RW, DVD-RWなど、久しぶりにディスクをセットして動画ファイルや画像、音楽などを開いたりコピーしようとしたときに、CRC(巡回冗長検査)エラーが発生して途中で再生できなくなったり、コピーができなくなってしまった経験はよくあることだと思われます。
※無名メーカーの安いCD-RやDVD-Rは特に、書き込みエラーもさることながら読み取りエラーもよく起こります。
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メディアファイルでなくとも、あるアプリケーションの専用データなど何でもいいのですが、このようなデータの読み取りエラーが発生すると、通常はそこで処理を停止されてしまうため、データコピーが行えません。
そんなとき、この「CD Recover」を使うと読み取りエラーが発生したCDやDVDディスクの指定データを個別にローカル上の任意の場所に無理矢理コピーさせることができるようになります。
ただし、物理的に読み取りエラーが発生しているので元データのままコピーできるものではなく、そのデータ欠損部分をスキップしてコピーを行うというもの。
使い方は、「Skip on read error」にチェックを入れ、データ読み取りエラーが発生した際のデータスキップ単位を「Skip 4KB」、「Skip 64KB」、「Skip Adaptive」、「Skip Sector」から選択します。
下に行くほどデータスキップ幅が大きくなるため、その分復元率が悪くなります。
「Continuos retry on read error」は読み込みエラーが発生した際にはループしてしまうので通常は使わないでください。
- CRC(巡回冗長検査)エラーなどによって読み取りエラーが発生したCD, DVDディスクから強制的にデータをコピー
- データコピーオプション:
(読み取りエラー発生時 : コピーを停止/データを指定幅スキップ/リードリトライ) - ディスク読み取りエラー発生時のデータスキップ幅の選択
(4KB単位、64KB単位、Adaptive、セクター)
- Windows All
関連サイト:「CRCエラーでも無理矢理コピーするフリーソフト「CD Recover」」GIGAZINE