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最新ニュースインデックス

[2009年3月25日(水)の KCT TVニュースから]

倉敷市長の定例会見(倉敷市)

倉敷市は、きょうの市長定例会見で、「定額給付金・子育て応援特別手当」の申請書を4月17日に郵送し、4月下旬から5月上旬に初回の振り込みを行うことを明らかにしました。
定例会見に臨んだ伊東香織市長は、倉敷市では、経済対策、生活支援のための「定額給付金」と「子育て応援手当」について、4月17日に申請書を住民票上の世帯主へ郵送すると発表しました。口座振り込みによる受け取りを原則とし、送られてきた申請書に必要事項を記入し、振込口座の通帳のコピーなどを添えて返信用封筒で郵送すると申請が完了します。郵便で申請できるため、市役所へ出向く必要はありません。初回の給付は、4月下旬から5月上旬でその後は、月2回以上、順次振り込みをしていく予定です。申請の受付期間は、4月17日から10月19日までの6カ月間です。口座振込ができない場合の現金による給付窓口は、6月中旬以降に設置予定です。なお、申請に関する問い合わせは、4月16日までは、「倉敷なんでもコール086‐426‐3030」となっています。次に、4月1日付の人事異動で高梁川の改修や新架橋建設、道路整備、まちづくりなど倉敷市の技術部門を統括する「技監」に国土交通省から内田勉さん(46)を起用することを明らかにしました。また、児島市民病院の院長に現在、山口宇部医療センター勤務の江田良輔医師(50)を招聘します。また、3月31日付で依願退職する高橋昌巳水道事業管理者の後任として、3月31日で定年退職する中山公司総務局長が就任することになりました。

鷲羽山展望台周辺整備について協議(倉敷市)

倉敷の市民と行政が協働で鷲羽山展望台周辺の整備を進めようと、協議会が発足しました。
協議会は、瀬戸内海国立公園にある鷲羽山一帯を行政と市民などが協働で整備計画を策定しようと開催されました。会議には、行政や児島で活動するボランティアなど27人が委員として出席しました。鷲羽山展望台周辺の整備は、エレベーター設置をめぐり住民の意見が分かれましたが、景観への危惧や倉敷市の財政問題などで中止になった経緯があります。地元住民を委員に加えて発足した協議会では、遊歩道の整備や手すりの設置など、人、動植物の憩いの場となる鷲羽山を目指し、話し合いを進めます。また、3月31日に閉鎖される鷲羽山ビジターセンターについても協議され、存続へ向けた話し合いを進めていくことにしました。協議会では、夏ごろまでに整備計画を策定する予定です。

国道180号歩道整備について勉強会(総社市)

総社市で国道180号の歩道整備方針を決める勉強会が開かれ、地域住民や関係機関との意見交換が行われました。
総社市内の国道180号は、道路の幅が狭く、家屋が道路近くに建ち並んでいるため、歩行者にとって危険な状況にあります。去年11月21日に行われた安全点検では、「路肩が狭い所には、ポストコーンなどを設置してほしい」「側溝をふさぐ格子状のふたを細目のものに換えてほしい」「歩道の段差を解消してほしい」など、国道沿線住民や通学する子どもたちが安心して利用できるようにと、改善に向けた多くの意見が出されました。今回、国土交通省岡山国道事務所と総社市が開いた勉強会では、地元の住民、学校関係者、警察、関係の行政機関からおよそ20人が出席し、特に、国道180号の総社高校からNTT電話交換所付近までのおよそ900メートル区間の整備方針について説明をうけました。岡山国道事務所が示す整備方針は、住民の意見を考慮し、80センチの歩道スペースを確保するためのガードパイプやポストコーンを設置することにしています。また、歩道スペースを確保するための地権者の協力や用地買収の必要性をあげています。なお、6月にもう一度、勉強会を開き、歩道の整備計画案を提案することになっています。

倉敷消防署 人命救助の5人を表彰(倉敷市)

倉敷消防署は今年2月に倉敷市中島で発生した火災で、逃げ遅れた夫婦を助けた5人を表彰しました。
表彰されたのは、倉敷市中島に住む太田 英希さんと兼信 鈴雄さん、佐野 克彦さん、そして澤山 長久さんと諏訪間 良彦さんの5人です。5人は火災が発生した民家の近所に住んでいて、火災発生当時、この家に住む高齢の夫婦が逃げ遅れているのに気づき、ガラス戸を破って中に入りました。そして台所にうずくまっている2人を発見し、連携プレーで2人を無事に救出しました。倉敷消防署の小畑 始署長は「みなさんの迅速な動きによって人命を守ることができ感謝します」と、5人の勇気ある行動を称え表彰状と記念品を贈りました。倉敷消防署管内では今年に入って23日現在で、12件の火災が発生していますが、死亡者は出ていません。

倉工生が「園名板」を寄贈(倉敷市)

県立倉敷工業高校の生徒が23日に、今年秋に開園する「小谷かなりや第二保育園」の園名板を作り、寄贈しました。
寄贈したのは倉工機械科2年生の7人で、去年の11月から放課後などの空き時間を利用し、およそ半年をかけて園名板づくりに取り組んできました。青銅製の園名板は、横70センチ、縦20センチです。贈呈式には小谷かなりや保育園の5歳児64人も参加し、完成した園名板が小谷 浩二副園長へ手渡されました。贈られた園名板は、今年9月に倉敷市堀南に開園する「小谷かなりや第二保育園」の正門に設置される予定です。

「むしむし探検隊」研究発表会(倉敷市)

倉敷市立自然史博物館の「むしむし探検隊」の研究発表会が、22日開かれました。
「むしむし探検隊」は、昆虫の専門家を増やそうと2002年から倉敷市の自然史博物館が小学5年生から高校2年生までを対象に募集しているものです。隊員は、毎年、4月から翌年の3月までの一年間、野外での昆虫調査や標本整理、成果発表などを行い、昆虫に関する専門知識と技術を学んでいます。一年間の活動の成果を報告する研究発表会では、8人の隊員が、沼や池などに住む水生昆虫の「ガムシ」や木の枝に似た姿の昆虫「ナナフシ」など興味をもって調べた昆虫の生態や分布などを発表しました。中でも、昆虫の特徴の一つ「変態」について調べた倉敷南小学校6年の岡本克幸君は、カブトムシやチョウのように卵から幼虫、サナギ、成虫と姿を変える「完全変態」とサナギにならないで成虫になる「不完全変態」、幼虫のときに姿を変える「過変態」、カタチが変わらず脱皮によって大きくなる「無変態」と昆虫の変態には、4つの種類があることを発表していました。なお、21年度のむしむし探検隊の選抜試験とオリエンテーションは、4月18日に行われる予定です。

「クラフォト09」実行委員会(倉敷市)

10月に開催される、ライカ同盟が選ぶ倉敷を題材にした市民写真コンテスト「クラフォト2009」の実行委員会が開かれました。
クラフォト2009は、ドイツ製カメラ「ライカ」愛好家の作家赤瀬川 原平さんなど3人でつくる「ライカ同盟」の協同プロジェクトとして行われる市民参加型の写真コンテストです。観光都市として全国に知名度のある倉敷を観光目線と異なる視点で写真にとらえ、新しい倉敷の魅力発見につなげることを狙いとしています。倉敷商工会議所で行われたこの日の会議では、大久保 憲作委員長など実行委員会のメンバー6人が集まり、コンテストの募集要項などについて話し合われました。写真コンテストのテーマは、「わたしの倉敷」で、倉敷および他の地域で見つけた多様な倉敷らしさを表現した写真を募集します。募集開始は4月からで、実行委員会では、7月末までの期間中に600点の応募を見込んでいます。コンテストは、10月に開かれる予定で、ライカ同盟3人の審査員賞をはじめ、多数の賞が用意されています。詳しくは、倉敷商工会議所086‐424‐2111までお問い合わせください。

(最終更新 03/25-18:20)

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